現在、常勤社員が400人以上、非常勤社員が1000人以上働いており、現場では常勤と非常勤の社員が1:1の割合で業務についています。この比率は保育業界における常勤社員の比率としては高いものです。
ただ、常勤か非常勤かということは、現場で求められる仕事の姿勢やリスク管理などには全く関係ありません。だからこそ、先ほどのクレドカードについても非常勤社員用のものがありますし、入社時には動画などで研修も行っています。日頃のチームミーティングも、連絡ノートを用意して業務内容や子どもの様子などを把握できるようにしています。
当社の非常勤社員のモチベーションは高く、10年以上勤務しているような人も多くなっており、社内報でそうした非常勤社員にスポットを当てて紹介したりもしています。
当社の社内報は社員からも「話したことのない社員の紹介でも、会ったことがあるような気になれる温かい内容」と評判が高く、社内の貴重な文化としてこれからも大事にしていきたいと思っています。
また当社には「39(サンキュー)カード」という社員同士で感謝を伝える制度があります。本部や現場の隔たりなく感謝をあえて言葉にしており、“39月間”を設けていつも以上に積極的に感謝の発信に取り組むこともあります。
さらに社内には、自分たちの働きがいを“与えられる”ものではなく“主体的に見出す”ものにすることを目指した「働きがい向上委員会」があります。こちらでは、社員同士の交流する場をつくるファシリテータの役割を果たしたり、社内報のコーナーをいくつか担当し、拠点が増え希薄になっている社員の横のつながりを活性化させたりしています。委員会は15人前後で構成されており、今はキッズコーチ出身の方が委員長になって現場に様々な声掛けを行っています。
こうした取り組みは日ごろの事業運営で、子どもたちの主体性を大事にしてアフタースクールを運営していることにも通じるものがあります。会社としての支援や制度整備はもちろんしますが、やはり社員が自ら作り上げることが、社員の働きがいにつながると考えています。
その他、コーチや保育者など、部門ごとの活躍メンバーを表彰する「KBCアワード」も開催しています。こちらも“39カード”と同じように社員が社員を承認し合う仕組みです。最後の選考はアワード当日に社内の決選投票を行って決まるので、現場の声が生かされた意味のある表彰になっていると思います。
KBCアワードの中には、選考に漏れた人にあえてスポットを当てて表彰する社長賞もあり、これも私の楽しみの一つになっています(笑)