人材育成での活用が最も大きなポイントですね。学生インターンを含めて新たに入社した人には必ず「Mission」「Vision」「Credo」「Core Value」 を自分の行動に置き換えて考えていただく機会をつくっています。
また、当社には半期を1サイクルとしたCareer Development Cycle(CDC) という人材開発の枠組みがあります。CDCでは、社員本人の強み・課題・WILL(やりたいこと)と会社の要望 を紐づけながら、目標をセットし、目標に対する半期の成果や課題をみて、来半期にどんな成長テーマをセットすべきかを検討して次につなげています。
毎月、「目標に対して何ができて結果はどうだったか」、また「どんな強みが活き、課題がみえたか」などを振り返り、上司と面談します。すべての行動・施策は「CUEBiC WAY」に紐づけており、振り返りの会話の中 でもMissionやCredoの言葉の登場頻度は高くなっています。
上司の評価後には全役職者が集まり、最終的な評価を確定させますが、そこでの評価項目も定量の成果だけでなくCredo の内容を基準にした項目もあります。評価会議には経営陣や役職者など全員が参加して、対象者1人あたり30分の時間をかけています。
例えば、ある社員が成果を出せたのはどういう行動が理由で、その行動はCredoのどこにあたるのか、といった形で紐づけを明確にしてきちんとフィードバック できるよう丁寧に話し合われています。
評価基準には「成果」「Credo」「スキル」などがありますが、ジュニアなメンバーになればなるほど、Credoの評価比重は高く、全体の30~40%になります。ちなみにCredoによる評価は5段階です。
評価は上司だけのブラックボックスで行われることはなく、ある社員が5であるなら、「なぜそうなるのか」を上司は論理的にプレゼンテーション できなければいけません。評価は個人のMissionに対する成果やCredoが基準になっているため、人による偏りなどがなくバランスは保たれています。
さらに社員にこれから何を任せていくべきかなど、次の目標設定も評価会議で議論されたうえで本人にフィードバックしています。
役職者は評価会議だけでも20~30時間 をかけており、CDCに含まれる会議や面談の時間を計算すると、100人強のメンバーを評価するために合計で毎回1000時間以上をかけています。
そのほか月に1回、コアデーという振り返りの時間 もあります。通常業務を停止して自身のパフォーマンスを内省する機会を設けることで、自己成長やチームの学習を促進するのですが、ここでもCredoが活用されています。
また社内表彰制度を設けていますが、対象者にはMissionやCredoに則った表彰の理由付けをしているなど、ほかにも日常的にMissionやCredoの言葉がでてくる環境を作り上げています。