「84%」からの気づき
お世話になっております。
株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。
昨日11月3日は文化の日ということで、
国民の祝日でしたが、教育事業部様は
ゆっくりお休みになれたでしょうか?
ところで、ご存じかもしれませんが、
Web上のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には
日付毎のページがあり、「11月3日」の最初の一文には、
「グレゴリオ暦で年始から
307日目(閏年では308日目)にあたり、
年末まであと58日ある。」
と記載されています。
「%」に直して計算すると、
もう既に今年も「84%」が経過しています。
「え、今年も既に84%が経過してしまったのか」
と驚きとともに焦りを覚えました。
1年間は、12か月に分割されているからこそ、
毎月、フレッシュに気持ちを入れ直せるのかもしれませんが、
逆に、うっかりすると全体感を見落としてしまうリスクもありますね。
日付一つとっても、いつもと捉え方を少し変えるだけで
気づきや刺激を得られるんだなあという、
個人的な実体験の共有でした。
ウィキペディアの日付ページ、
記載内容も面白いので、よければぜひご覧ください。
さて、本題です。
見方を変える、全体感を見る
といった話は、社員教育でも同様です。
このメルマガでもよくテーマにあげている、
新人・若手育成にも同じことが言えます。
本日は2つの論点をお伝えします。
1つ目は、新人・若手育成を管理職視点で見る
2つ目は、新人・若手育成を線で捉える
という内容です。
「東宮さん、またその話ですか〜
耳にタコができそうですよ!」
という声が聞こえてくる気がしますが、
私は大事なことは何度も繰り返すタイプです(笑)
最近、このメルマガでお話してきたことのまとめ兼
アップデート版のつもりでぜひお付き合いください。
1つ目は、「新人・若手育成を管理職視点で見る」です。
新人・若手はこうあるべし、
そのためにこれをすべし、
というものももちろんありますが、
管理職はどうあるべきか?という視点から見てみましょう。
結論、管理職は
「コミュニケーション上手であれ」
というのが、一つの答えです。
コミュニケーション上手と言っても、
たくさん話しかけましょう、とか
面白い話をしましょう、とか
傾聴力が大切です!
といったことではなく、
・自分の考えを押しつけない
・相手のことをよく観察する
・一度に、一つのことを伝える
・自分の考えは明確に示す
ごくシンプルなこの4つですが、
新人・若手自身を変えるのではなく、
新人・若手への接し方を変えてみる、
というアプローチのきっかけとしてオススメです。
ただ、管理職からすると
「シンプルすぎて、腹落ちがしにくい」
「自分ではできていると思っている」
「セルフチェックが難しい」
という難点があるため、周囲や人事の方が
客観的視点で見てあげる機会も必要です。
それでは、少し長くなりましたが、
本日はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。