共通言語の作り方 4ステップ【ザ・現場ギャップvol.211】

更新:2023/07/10

作成:2022/09/26

東宮 美樹

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

共通言語の作り方 4ステップ

お世話になっております。
株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。

 

最近、、、に限った話ではないのですが、
社内で『共通言語』を作りたいとおっしゃる、
経営者/経営幹部の方が、割と多くいらっしゃいます。
御社の社長はいかがですか?

 

『○○』と、ひとこと言えば、

 

何を伝えようとしているのか?
何を望まれているのか?
何が問題だったのか?

 

長々と説明しなくても伝わる…。
共通言語の素晴らしさですよね。

 

ジェイックでも、

 

インサイドアウト
主体性
第2領域
パラダイム
P/PCバランス
刃を研ぐ
目的・目標
心のコップ
強みの種
泣いている銀はいないか

 

など、このひとことを言えば伝わるので、
マネジメントが容易になる共通言語がいくつもあります。

 

『○○』を共通言語にするためには、

 

ステップ1 『○○』を全員が知っている状態にする
ステップ2 社員全員が『○○』の意味をズレなく理解する
ステップ3 社員の前で話をする人がことあるごとに『○○』を使い続ける
ステップ4 上司先輩の指導/マネジメントで『○○』が日常的に使われる

 

のような要素と言いますか、ステップと言いますか、
を行うことが必要になります。

 

ステップ1とステップ2は、皆が集まったときに話したり、
ちょっとした社員研修をすることで、
そこまで苦労なくクリアすることができます。

 

なかなか難しいのが、ステップ3です

 

『○○』という言葉をズレなく理解したとしても、
それが使われなければ、すぐに忘れます。

 

しかしながら、何度も何度も繰り返し言っていると、

 

「社長また言ってるよ…」
「うわぁ、役員また○○だよ。洗脳したいのかね…」
「そんなことウチの会社だけでしょ。やめてくれないかな」

 

と、うんうんうなずく素振りをしながら、
心の中では冷めた目で見ている社員が、数多く発生します。

 

共通言語にするには、

 

ウチの会社独自の価値観である

 

と社員の皆さんに思われないように、

 

ウチの会社や私の独自の価値観の押し付けではなく、
世間一般的に良いものであるという証明

 

をする必要があります。

 

証明するためには、社外の人が出している資料、
社外の人の発言等、『社外』のソースが有効です。

 

また、「会社が良くなる」証明ではなく、
「会社で働く自分たちが良くなる」証明が必要です。

 

何か共通言語にしたい概念がおありなら、
このステップを何かの参考にしていただければ
嬉しく思います。

 

参考までに、ジェイックの提供しているサービスで言うと、

 

主体的
自責
部門間協力体制
目標達成
ドラッカーの5つの質問

 

に関する用語が共通言語になるように、
繰り返し繰り返し、伝え続けてくれる、
動画サービスがあります。

 

毎週1本、10分弱の動画が配信され、
上記の概念について、手を変え品を変え、
『社外の人間』が言い続けてくれます。

 

社長や経営陣が、何度も何度も言い続けるよりも容易に、
共通言語化ができてしまいます。

 

しかも、安価です(笑)

 

ご興味がありましたら、こちらに資料がありますので、
ダウンロードしてご覧になってみてください。

 

⇒ https://www.hr-doctor.com/service/management/management-skill/management_habisk?content=management_habisk

 

最後までお読みいただき、ありがとうごいます。
引き続き、よろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

筑波大学第一学群社会学類を卒業後、ハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。

著書、登壇セミナー

・新入社員の特徴と育成ポイント
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