ピカソとお金【ザ・現場ギャップvol.106】

2020/07/01

ピカソとお金

お世話になっております。
HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。

 

世界的に有名な画家「ピカソ」について

非常に興味深いお話を聞いたので

ご共有いたします。

 

 

生前は評価されなかったものの

死後、改めてその作品の価値を

再評価された芸術家は、世界中に沢山います。

 

ゴッホやゴーギャンは、まさにその代表のように

生前は評価を得られず、貧しく暮らしていましたが

彼らの死後、改めてその価値を

認められた画家です。

 

 

それらとは対照的に

生前から高く評価されていた

画家の一人がピカソという人物です。

 

ピカソは生前から評価されており

お金持ちだったと言いますが

では、なぜそんなにも

お金持ちだったのでしょうか。

 

その理由は、絵を売る時の

エピソードを探ると出てきます。

 

 

 

通常、画家は絵が完成すると

その絵を画商に渡し

画商が値段をつけて販売します。

 

ですが、ピカソは自身の絵画が完成すると

画商たちを集め、オークション形式で

自身の絵を売りさばいたと言います。

 

それも、ただのオークションではありません。

 

集まった画商たちに絵を見せる前に

その作品を描いた背景や意図、物語などを

丁寧に説明したといいます。

 

そして最後に、絵に被せてあったシートを

パッとまくり、公開します。

 

すると、画商たちは

その物語や背景をふまえた上で絵を見るため

ただ単純に絵を見たときよりも

一層大きな価値を感じるのです。

 

つまり、ピカソはただ

モノを売っていたわけではなく

“価値”や“物語”を売っていたのです。

 

 

それだけではありません。

 

他にも、ピカソが“価値”というものを

深く理解していたことが

よく分かるエピソードがあります。

 

 

ピカソは普段、小さな買い物などでも

現金ではなく小切手を使っていたといいます。

 

というのも、その小切手は

ただの小切手ではなく

「超有名画であるピカソ直筆のサイン入り」

小切手として扱われるからです。

 

 

そのため、小切手を受け取った店主は

その小切手を銀行に持ち込んで

換金することはまずなく

 

多くの店主は、その小切手を

大切に保管しておくことになります。

 

将来オークションに出せば

小切手に書かれている

数百円の値段どころではない

高値になる可能性を秘めています。

 

店に置いておくだけで

その小切手見たさに

お客さんが訪れることも期待できます。

 

そうして、店主が小切手を換金しなければ

ピカソの口座からも、現金を引き出されることもなく

結果として、実質タダで買い物をすることができたのです。

 

 

 

 

こういったピカソのエピソードを見ていると

ピカソがいかに“価値”というものを

理解していたかが分かります。

 

 

私たちは、どのような業界・業種であれ

ビジネスをしているのであれば

お客様に“価値”を届けていることになります。

 

 

改めて、私たちは

お客様が求める“価値”を届けられているのか。

考えさせられるお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

今週はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。 認定産業カウンセラー​ /生涯学習開発財団認定コーチ/7つの習慣®インストラクター​/原田メソッドパートナー​/ドリームマネージメント認定ファシリテーター/ Gallup認定ストレングスコーチ​

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