外部研修を利用する場合、成功の鍵を握るのは適切な研修会社の選択です。ここでは、外部研修を選ぶ際に意識しておきたいポイントをいくつかご紹介します。
研修内容を確認する
当たり前の話ですが、「他社もやっていて人気があるから取り入れる」のではなく、自社が抱える課題にあっているか、想定参加者のレベルなどが自社とあっているかをきちんと確認することが大切です。
外部研修の場合は、社内研修と違って、コンセプトやレベルをカスタマイズしてもらうことができません。従って、打ち合わせで研修資料を確認させてもらうなどして、内容やレベルを確認することが大切です。
講師の経歴や実績などを確認する
研修内容と同じくらい大切なのが講師の「質」です。指導する講師によって研修効果は大きく左右されますので、講師をしっかりと見極める必要があります。
経歴がどれ程すばらしくても、自社の講師として最適とは限りません。講師の「質」を判断するには、打ち合わせに参加してもらったり、サンプル動画を確認させてもらったりすることが有効です。
なお、大手研修会社の場合、社員ではなく契約している外部スタッフが講師をしており、研修品質にばらつきがある場合もありますので注意しましょう。
実践的かどうかを吟味する
外部研修は、「いい話だったな」で終わってしまうこともあります。もちろんそうした経験が社員のメンタルに良い影響を与えることもあるでしょう。
しかし、企業が外部研修を取り入れるのは、自社の課題を解決し成果をあげるためです。重要なことは、研修を受けた後に社員の行動がどう変わるかです(知識をインプットするために研修する場合は別です)。
従って、研修プログラムを通じてどんな行動変容が起きるのか、行動変容を起こすためにどんな仕掛けがあるのかなどを確認しておきましょう。
研修先の評判や信頼性を調べる
研修先の評判や信頼性を調べることも重要です。品質改善のPDCAを回すためには一定の規模や開催実績も大切です。
研修ビジネスには初期資本が要らないため、個人で実施している人や小さな会社も多数あります。もちろん個人や小規模な研修会社でも良質なものはたくさんあります。ただしその場合は、講師の実績や能力をきちんと確認することが大切です。
また、研修講師が社員かどうか、社員の場合もそうでない場合も、どのように講師の選抜や認定を実施しているかなども確認するとよいでしょう。