新入社員研修で効果的な「グループワーク」とは?
グループワークは、テーマ(お題)に対してチームで取り組み、チーム内での議論や検討、意思決定、発表等をおこなっていく研修手法の総称です。グループワークは、個人のトレーニングやパターン発見に繋がるだけでなく、集団の問題発見や効果的な対処に繋がる効果もあります。
グループワークの種類
グループワークには、以下のように多くの種類があります。種類を知っておくと、それだけでも、グループワークを研修に取り入れやすくなるでしょう。
・自由討論型
その名の通り、提示されたお題をチームで自由にディスカッションするタイプです。結論の質よりも、相手の意見を否定せずに活発な議論をすることに重きをおきます。各個人の参画姿勢やコミュニケーションスタイル等が見て取れます。
・課題解決型
与えられたお題に対して、解決方法を考えるタイプです。自由討論型との大きな違いは、課題解決型は明確な結論を求める点です。時間制限がある中で、チームとしての結論を意思決定するためには、論理的思考力や問題解決能力が必要ですし、自由討論型よりもレベルの高いコミュニケーション力やリーダーシップが求められます。
自由討論型よりも、より仕事の現実に即した状況での、個人の参画姿勢が見て取れますし、集団の問題点が分かります。
・チーム対抗のディベート型
賛否のわかれるお題を、チーム同士で議論するグループワークです。例えば、「フレックス制の導入に賛成できるか?」というお題が出た場合、最初に賛成か反対を選んだうえで、ロジカルな主張を通して建設的な議論を進めていきます。
・ケーススタディ型
現実に即した状況設定、また実際に起こったケース等を基にして、対応方法を話し合ったり、意思決定をしていったり、ときにはディベートするようなグループワークです。単なる座学ではなく、現実に近い状況を扱うことで実践的な学びを作れることが特徴です。
例えば、接客業の新人研修でケーススタディをおこなう場合、実際に生じやすいトラブルやクレーム等をお題にすると、配属前に現場の仕事をイメージできます。また、経営幹部層やMBA等における、正解のない意思決定のトレーニングでよく用いられます。
・ゲーム型
紙やカード、すごろく等を使って、以下のようなことを学ぶグループワークです。ゲームを通じて体感することで、
- チームワークの構築
- 営業や経営の疑似体験
- 合意形成
等を学びます。ゲーム型のグループワークは「体感しながら学ぶことで記憶の定着率を高める」「普段の考え方や行動が反映されやすい(振り返ることで学びが得られる)」という特徴があります。







