共感力のあるアメリカ大統領【人を残すvol.57】

2020/12/09

経営者向けメールマガジン「人を残す」fromJAIC

共感力のあるアメリカ大統領

お世話になっております。

HRドクターを運営する
株式会社ジェイックの高橋滉智と申します。

 

アメリカの大統領には
ジョー・バイデン氏が当選確実となりましたね。

 

アメリカは「世界のリーダー」と
言われることもありますが

 

それ故に、そのアメリカを束ねる大統領には
“強さ”を求められている側面があると感じます。

 

そう考えた時、
候補者2人の内、どちらが強いリーダー像にふさわしいか
と見てみると、トランプ氏の名前が挙げられることが
多いのではないでしょうか。

 

恰幅のある見た目から発せられる強い口調と
「アメリカファースト」というキーワード。

 

それらに“強さ”を感じる人も
少なくないと思います。

 

もちろん、トランプ氏の持つ“強さ”は
傍目に見ていても感じさせられるものがあります。

 

ですが一方で、私はバイデン氏にも
別の種類の“強さ”があると感じています。

 

新聞やニュースを見ていると
バイデン氏の強みは“共感力”だと
解説されている記事をよく見かけます。

 

バイデン氏は、
最初の妻ネイリア・ハンターさんとの間に、
男の子2人、女の子1人の計3人の子供がおり

 

自身は

 

「将来は大統領になる」

 

という夢を追いかけながら
順風満帆に過ごしていました。

 

ですが、1972年。

「大統領になる」という夢への足掛かりとなる上院議員に
当時29歳という若さで初当選を果たしたバイデン氏は

その1か月後、不幸なことに、クリスマスツリーを買いに出かけた
当時の妻ネイリアさんと、1歳の娘を交通事故で亡くされています。

 

バイデン氏は当時を振り返って

「絶望で自殺を選択する人の気持ちが分かった」

と明かしています。

 

ですが、残された2人の息子たちのことを考えて

 

「生きるために戦うことにした」

 

と、自らを奮い立たせた
当時の心境について語っています。

 

それから43年が経った2015年。

大統領になるという夢を追いかけ続けて
遂に大統領選挙に立候補するか否かと検討している最中

今度は長男が脳腫瘍となってしまい、46歳という若さで亡くなりました。

 

生前、長男はバイデン氏が
大統領選挙に立候補することを望んでいたものの
バイデン氏は立候補しないことを表明。

 

「息子の期待に応えようと勇気を出したかったが
家族を失った悲しみを経験しているだけに
大統領選挙を戦う気力があるかどうか分からなかった」

 

と語っています。

 

そして、息子の死から4年が経った2019年4月。

亡くなった息子の思いなどが後押しとなり
再びバイデン氏は立ち上がり、
念願の大統領選挙へと立候補をします

 

そして、今回こうして
78歳を迎えるタイミングで
夢を掴むところまでやってきたのです。

 

私はこの、何度も立ち上がる姿に
バイデン氏が持つ“強さ”を感じます。

 

この“強さ”は
どこから生み出されているのでしょうか。

 

家族への想いかもしれませんし
夢への挑戦心かもしれません。

 

もっと幼少期の時に培われたものかもしれませんし
上記のような経験の中で得たものかもしれません。

 

一時期、「レジリエンス」という言葉が流行しましたが
それに近しいものも感じます。

 

刺激に対して、硬直した壁となって跳ね返すのではなく
刺激を受け入れた上で、自身は折れないしなやかな強さ。

 

この“強さ”の秘訣は
強い組織づくりや、社員育成などにも活かせそうなので
個人的にもう少し研究していきたいと思います。

 

そして、“共感力”という武器を持った新しいリーダー像。

 

社会においても、ビジネスの場においても
これから注目のテーマになるのではないでしょうか。

 

今週は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします

 

今回の執筆者:「高橋滉智」
(マーケティング開発事業部 教育事業管轄 リーダー)

著者情報

高橋 滉智

株式会社ジェイック マーケティング開発部 教育事業管轄 リーダー

高橋 滉智

元日本マイクロソフト執行役員の越川慎司氏やソフトバンク元社長室室長 嶋聡氏の講演を主催。教材事業・セミナー事業の責任者を経て、現在は、教育・研修事業のマーケティング責任者として企画やプロモーションまでを担当。

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