中途採用における適性検査の目的と重要性
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社会人経験があり、職務経歴書で経歴や実績も分かる中途採用でなぜ適性検査が必要になるのでしょうか。はじめに中途採用で適性検査を使う目的や重要性を確認しておきましょう。
面接と適性検査の組み合わせで選考精度を高める
中途採用で適性検査を行なう目的は、面接だけでは不足しがちな選考の精度や妥当性を高めることです。日本の採用では「面接」が重視されがちですが、じつは面接は、面接の形式や面接官のレベルによって精度が変わってしまうという課題があります。
とくに「構造化」されていないフリートーク形式の面接(設計された決まった質問を聞いていくのではなく、応募者毎に話の流れで違う質問をしていくような面接)は、さまざまな選考手法の中でも入社後のパフォーマンスを予測できる精度が低いことが研究成果として実証されています。
もちろん面接精度も上げることも有効ですが、面接では見抜きづらい部分を適性検査で補うことで選考の精度を上げることもおすすめです。適性検査は、評価者によるばらつきが生じませんので、採用基準の振り返りや退職分析/活躍分析等をするうえでも有効です。
入社後のミスマッチを防ぐ
適性検査は、求職者の適性が職場にマッチするか?といった判断を客観的にすることで、入社後のミスマッチを防ぐ目的もあります。中途採用の求職者は、経験があるからこそ、仕事に対する価値観や進め方等、いわば“仕事における常識”が固まっており、新卒ほど柔軟に変化を受け入れることが難しい側面があります。
従って、求職者の考え方と企業の社風や仕事の進め方が合わなかった場合、活躍しないまま滞留したり、早期離職したりするリスクは高くなります。また、能力面のマッチングとは別に、適性検査を活用して、面接では見抜きづらい内面(価値観や特性等)のマッチングを確認することがおすすめです。
面接で語られる実績と実力の乖離を防ぐ
適性検査には、求職者の能力を明確にする意味もあります。
中途採用では、職務経歴書等で実績が書かれています。だからこそ、実力等を推し量りやすい部分もありますが、一方で、職務経歴書に書かれた実績が、本当に応募者の実力によるものとは限りません。例えば、営業でいえば、タイミング、担当顧客、大口受注等、本人の実力ではない要素でも売上は左右されます。また、プロジェクト等に関しても、応募者が主導的に進めたものか、じつはリーダーの指示に従っていただけなのかは書類では分かりません。
能力面に関しては、面接で比較的見抜きやすい部分ではありますが、適性検査を用いて、仕事で必要な特性と本人の特性、また地頭が必要な仕事であれば地頭のチェック等は確認しておくと良いでしょう。能力面については、社内で活躍している既存社員の特性やスコアを使って基準をつくることがおすすめです。






