年上部下を持つリーダーの悩みとは?
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年上部下の叱り方を考える前に、まずは年上部下を持つリーダーや上司が増えている背景と年上部下に対して抱えがちな悩みを確認しておきましょう。
年上部下を持つ上司が増えている
日本でも多くの企業が終身雇用に対する見直しを進めており、さらに雇用の流動化にともない、中途採用も当たり前となっています。
外部環境が大きく変化するなか、企業は従来の年功序列の制度を維持できない状況となっており、年功序列の制度を廃止する動きはこの数十年加速しています。
よって、数十年前には想像もできなかったほど多くの「年上の部下を持つ管理職やリーダー」「30代の部下を持つ20代の若手社員」などが生まれています。
成果主義や雇用の流動化がさらに進み、フリーランスなどの自由な働き方も容認されていくなか、年上の部下やパートナーをマネジメントする管理職、リーダーは、ますます増加する可能性が高いでしょう。
年上部下を持つ年下上司の悩み
年上部下を持つ人に多い悩みを順番に見ていきましょう。
・年上部下との接し方がわからない
成果主義のもとでは、今まで先輩として慕っていた相手が部下になる、親ほどに歳が離れた相手が部下になる、といった事態も十分起こり得ます。
「年上だが部下」という複雑な状況においては、どのように接するのが正しいのか悩んでしまうのも無理はありません。自分は上司だから上から目線の話し方でもいいのか、やはり敬語を使うべきか、年下部下と同じ扱いでも問題ないかといった点に悩んでしまうことが多いようです。
・自分より社歴や業界経験が長い相手にどう接すればいいか?
先輩社員の場合、自分よりも社歴や業界経験は長いこともあります。職種が異なれば上司である自分よりもスキルや知識が豊富な場合も多々あるでしょう。
年齢だけでなく、社歴も長く、経験まで相手のほうが上だったりすると、ますます注意や指摘しにくくなります。
・行動を是正してもらう方法がわからない
先述の社歴や業界経験にも関係するポイントですが、「成果を上げるために行動を是正してもらいたいが、方法がわからない」という悩みもよく聞かれます。
自分よりも知識や経験が豊富な相手に対して、どのように指示すれば良いか分からず、手をこまねいているうちに、さらに成果が落ちていってしまう場合もあります。
・指示したことへの反発がある
指示をしたあとに、年上部下から反論や反発があることに悩んでいる人もいます。反抗的なタイプの年上部下は、年下の上司にとっては頭の痛い存在です。
反発を恐れて指示ができない、皆の前で反論されても言い返せないということでは、他メンバーへのリーダーシップにも支障が出てしまいます。
・報連相が少ない
年上部下からの報連相が少ないことに悩む若きリーダーも多いようです。特に、豊富な知識や経験がある年上部下は、問題が生じたときにも、報連相をせずに自分の判断で作業を進めてしまいがちです。
主体的に仕事を進めてミスまで処理してくれるのは頼もしい限りですが、リーダーとしては、上司への報告やケアのためにも、各部下の進捗状況やチーム内のトラブルなどは把握しておきたいでしょう。進捗状況がわからないと、いざというときの支援や指示も遅れてしまいます。






