“目標設定のチカラ”【人を残すvol.140】

経営者向けメールマガジン「人を残す」fromJAIC

“目標設定のチカラ”

いつも大変お世話になっております。
株式会社ジェイック梶田です。

 

先日シルバーウィークはいかお過ごしでしたでしょうか。
台風連続して、交通機関乱れるなどあいにく天候でした。

 

最中、9月19日は敬老日でした。

 

内閣府発表によると、65歳以上高齢者は3621万となり、
割合としては、世界最高28.9%とことです。
また、4ひと働いておられるという調査結果でした。

 

とっても元気に働けるということは、幸福なことだと思いますし、
自分もそうありたいとも思います。

 

「バイスティック7原則」という言葉は
お聞きになったことはおありですか?

 

アメリカ社会福祉学者フェリックス・バイスティック氏提唱した、
ケースワーカー行動規範、相談援助基本的態度です。

 

今から50年以上も前に発表された理論です、現代においても
福祉介護サービスに従事するたち「バイブル」だそうです。

 

以下に、そ概要記載します。
現代企業組織経営や材育成にも非常に有効であると思います

みな様組織ではいかでしょうか?

 

1) 個別化原則
クライアント抱える問題や困難は、ひとひとり固有であり、
支援者経験で決めつけたり(ラベリング)、同様問題として、
分類や類型化(カテゴライズ)行ってはならないということ。

 

2) 受容原則
クライアント考え方頭から否定せず
「どうしてそう考えるか?」から考えること。
原則は、同時に、支援者からクライアントへ
直接的命令や感情否定禁じることになる。

 

3) 意図的な感情表現原則
クライアント感情表現自由認めること。
特に抑圧されやすいネガティブな感情意図的に吐き出させること
取り払い、クライアント自身自分抱える問題俯瞰的、
客観的に捉えられるよう働きかけること。

 

4) 統制された情緒関与原則
支援者自身クライアント感情に呑み込まれないようにすること
また、支援者からクライアントへ過度な感情移入抑制し、
自ら感情コントロールして接すること。

 

5) 非審判的態度原則

クライアント思考や行動「善悪で判じない」とする考え方。
あくまでも支援者は補佐役であり、最終的にはクライアント自身
自ら課題解決していくもであり、善悪判断も同様。

 

6) 自己決定原則

あくまでも自分行動決定するはクライアント自身である
という考え方であり、今後起こりうる課題へ対処も
クライアント自身で解決すること目指すも
これにより、支援者からクライアントへ「命令的指示」は否定される。

 

7) 秘密保持原則

クライアント情報・プライバシーは
決して他者にもらしてはならないという原則。(個情報保護)

 

“エンパワーメント”という言葉あります

介護福祉においては、障害持った方或いはそ家族より内発的な力持ち、
自ら生活や環境自らコントロールできるように支援すること、
または、自立する力授けること、と解されます。

 

ケアマネージャー(介護支援専門員)として働いている友に聞いた話です。

 

ある高齢女性に、介護保険活用したケアプラン説明する際に、
女性は、嘆息交じりに、こう言ったそうです。

 

「もう早く逝きたい。コロッと逝きたい。
何回も病院にかかって無駄に長生きしたくない…」

 

ケアマネは、それ聞いて、こう訊ねました。

 

「コロッと逝きたいってことは、
できるだけ他に迷惑かけずに安らかに最期迎えたい、
そういうことでしょう?」

 

は、そうだと頷いたそうです。

 

「だったら、それ目標にしようよ。
●●さんこれから目標は、“コロッと逝くこと”
ボケたり、身体不自由になって誰かに迷惑かけずにね」

 

は、うんと頷いたそうです。

 

「よし、そうと決まったら、
うちに悪そうなところ治して、生活も気付けなきゃ」

 

後、何日かして、そ娘さんから、
(ケアマネージャー)に連絡あったそうです。

 

「母は、あれだけ嫌ってた通院も行くようになりました。
ヘルパーさんと一緒にご飯作ったり楽しそうなんです。
何に対しても無気力で、荒んでいた生活だったに…
一体どんな魔法使われたんですか?

久しぶりに、母笑った顔見ることできました。
本当に、本当にありとうございました。」

 

私は、友プロフェッショナルな姿に感心しました。

 

一般論や固定観念にとらわれず、
やる気引き出すため最適な目標設定し自立に向かわせる、
まさに、エンパワーメント。

 

財育成根幹教えてもらったように思いました。

 

今回執筆者:「梶田貴俊」
(株式会社ジェイック 西日本代表講師)

著者情報

梶田 貴俊

元株式会社ジェイック シニアマネージャー(現ジェイック契約パートナー)

梶田 貴俊

前職、通信機器ベンチャー商社勤務時代にリーマンショックを経験。代表取締役として、事業再生計画を推進し同社のV字回復を実現した。現在はジェイックの講師として研修事業を牽引している。

著書、登壇セミナー

『会社を潰さないためのSunday Management List ―中小企業のリーダーがやるべき日曜日のマネジメントリスト』

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