
内製化と外部委託の判断は慎重に行う必要があります。代表的な判断ポイントをご紹介しましょう。
コストの面から考えてみる
内製化をすれば外注費用はかからなくなりますが、専門的な業務をこなせる人材に対する人件費がかかります。したがって、そのバランスを考えることが重要です。
内製化を検討する際は、自社でこれまで外注化してきた業務の中身とコストの関係に注目しましょう。人件費よりも外注費の方が高い場合は、内製化を進めても良いかもしれません。
その業務をどれだけ継続するのか
業務には、そのときだけの単発の業務と今後も継続的に続く業務があります。単発業務であれば、外注の方が内製化よりもコストを抑えられます。
また、突発的な業務の場合はスキルの蓄積なども行われにくいため、無理をして内製化する必要はなさそうです。
逆に長期継続業務であれば、内製化よりも外注の方が費用は高くなりやすいでしょう。
コスト面だけでなくノウハウの蓄積という面で考えても、長期案件であれば自社内での社員能力向上が見込めることはもちろん、費用対効果の観点からもメリットがあります。
適任となる人材はいるか?集められるか?
内製化をするためには、自社内にスキルを持つ人材が必要です。そのような人材を育成するのであれば時間・費用ともにかかるでしょう。
新たに雇うのであれば、人件費が増大します。業務の内容的に「どれくらいの専門性が必要なのか」も考えておいた方が良いでしょう。
専門性の高いスキルを身に付けた人材は、育成しようとしても膨大な時間がかかったり、募集しても集まらなかったりする可能性があります。
内製化と外部委託のバランスを考える
ここまで述べてきたように、内製化・外部委託の判断は業務や必要スキル、コスト、期間などのバランスで決めることが大切です。
こうしたバランスを見極め、「これは外注しよう」「これは自社でやろう」と範囲を決めると、コストの削減ないし適正化が行えるでしょう。
内製化を行う場合は、試験的・段階的に行ってみるのも1つの方法です。