今回の調査結果について、18年以上にわたり若年層の就職支援に携わっている、当社執行役員の柳井田は次のように述べています。
「今回の調査では、20代の求職者が理想とする一次面接官は『配属先上司』や『人事担当者』であることがわかりました。その理由として、『仕事内容のリアルな働き方を知りたい』『一緒に働く人と会いたい』という回答が多く、求職者は一次面接を単なる選考のステップではなく、社風や職場環境、雰囲気を理解するための重要な機会と捉えている傾向が見受けられました。逆に、『社長』や『AI面接官』という回答が少ないことから、一次面接では、リアルな働き方などを知るために、現場に近く、温度感が感じられ、話しやすい人物との面接を期待していることもわかりました。
一次面接は単に候補者を評価するだけでなく、自社の魅力を伝え、志望度を高める絶好の機会でもあります。そのため、配属先が決まっている場合は、上司となる予定の方を一次面接官に設定したり、配属先が決まっていない場合でも、採用方針や応募者の適性に応じて、柔軟に面接官を選定したりすることが有効です。特に、労働条件や福利厚生での他社との差別化が難しい場合は、事前に面接で聞きたいことや会いたい人物をヒアリングし、個別対応を強化する選考プロセスを設計することも有効です。さらに内定前後は、自社で活躍する若手社員や中堅社員との対話の場を設けることで、よりリアルな職場イメージを持ってもらうことができ、自社への志望度を高めてもらうことにもつながります。」