中途採用の基本
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中途採用は、新卒採用と異なる特徴があります。中途採用のメリットや中途採用で獲得できる人材の種類、中途採用の時期といった、基本的な事項をまずは確認しておきましょう。
中途採用のメリット
中途採用のメリットは下記のような点です。
一斉入社の新卒採用とは異なり、中途採用は企業側のタイミングで人材を確保できます。人手が不足した際に、特定の採用時期を待つことなく人材を獲得できるのは、中途採用ならではのメリットです。また、一般的に中途採用は選考のスパンも新卒採用より短いため、スピード感を持って人材を獲得できます。
候補者の年齢が幅広いことも中途採用の特徴です。既存社員の年齢構成に偏りがある場合、中途採用を活用して調整できます。
また、中途採用は一定のスキルを備えた人材やマネージャー層等、すぐに活躍できる人材を採用できるのが最大の魅力です。自社の事業展開、成長計画を実現するうえで、不足するスキルを持った人材、必要な人材がいないポジションを充足できます。
このように、中途採用には新卒採用にはないさまざまなメリットがあり、成長企業にとって、中途採用はきわめて有効な手段の一つです。
中途人材の種類
一口に中途採用といっても多様な種類があります。大まかな中途採用の分類を知っておくことで、自社でのニーズに応じて、適切な採用手法を取れるでしょう。ここでは中途採用を大きく4タイプに分けて、概要や特徴を解説します。
学校を卒業した後に、正社員としての職歴がない若手人材です。就職後に海外留学していた人、アルバイトをやり過ぎて就職しなかった人、資格試験等からの転向、プロスポーツや芸能の世界からの転身、大学中退者等が含まれます。
新卒採用と同じのポテンシャル採用の対象です。すぐに入社してくれる、かつ、社会人経験がないため自社に馴染みやすい、理念や仕事の仕方を教えやすいという点が魅力です。
新卒で正社員として就職した後、1~3年程度で離職した人材です。新卒や既卒と比較すると一定のビジネススキルがあるので、入社後の教育期間を短縮できるのが魅力です。
もう少し年齢が上の層と比べると、企業の色に染まり過ぎていない部分はありますが、とはいえ、「前職との比較」が生じてきます。また、転職理由等によっては、退職のハードルが低くなっていることもありますので、採用時には注意を払いましょう。
なお、派遣社員として働いていた方や、専門学校卒でサービス業やパティシエ、美容師等で数年働いていた層も、既卒と第二新卒のカテゴリに含まれるでしょう。
20代後半以上の年代で、ある程度のキャリアを積んできた人材です。現場の第一線やチームリーダークラスの即戦力として活躍してくれることが期待されます。
他社でしっかりと経験を積んでいる分、自社の組織風土や文化に馴染むかが非常に重要なポイントになります。もちろん、受け入れ側でオンボーディング等の仕組みを整えることも重要ですが、選考時にも注意が必要です。
また、本当に前職で活躍している人は、その会社で高く評価されていますので、転職市場に出てくるケースは少ないです。とくに業界内で転職するケースは非常に稀です。職務経歴書や面接で語られる実績が、どれだけ事実(その人の実力で成し遂げた成果)かの見極め、また転職理由をしっかりとヒアリングしましょう。
主に40~50代の人材です。豊富なビジネス経験、マネージャークラスのスキルを持った人材が多いでしょう。タイプ3の即戦力層以上に、採用難易度は高くなります。やはりこのクラスでも、自社に適した人材かどうかをしっかりと見極めることが重要になります。
とくにタイプ3、タイプ4の即戦力層は、最近では、フリーランスやプロ派遣のような働き方も増えており、ますますフルタイムの正規雇用で、優秀な経験者層が市場に出てくるケースは減ってきました。採用する際は、即戦力としての期待値を高く持ち過ぎない、また、面接での見極めをしっかりとおこなっていきましょう。
中途採用の時期
中途採用は欠員が生じた際や人員が必要なタイミングでおこなわれるのが一般的です。ただし、転職市場には時期によっても人材状況に若干の変動があるため、ある程度時間的な余裕を持って採用活動がおこなえる場合には、時期を見て採用活動をおこなうことで、効率よく採用活動ができるケースもあります。
転職市場が活性化する時期は、1~2月、5~6月、10月頃等です。4月や10月の期首に合わせて採用したい、また夏のボーナスをもらって退職する人が多いこと等が活性化の理由です。
転職市場が活性化する時期には、転職活動をおこなう人材が増えるため、母集団形成がおこないやすくなります。ただし、競合他社との取り合いも増えますので、スピーディーに選考を進め、しっかりと口説いていくことが大切です。






