在宅勤務はこのまま拡大していくでしょうか?【人を残すvol.34】

2020/06/11

経営者向けメールマガジン「人を残す」fromJAIC

在宅勤務はこのまま拡大していくでしょうか?

ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

全国で、緊急事態宣言が解除され、学校も再開し、徐々に

日常生活に戻りつつあります。

 

一方で、ワクチンが開発されていない現状では、ある一定数の人が

感染し抗体を持つまでは、感染者が出続けることになります。

 

ということは、いわゆる第2波、第3波が起きるだろうと想定されます。

 

よって、御社の社員や社員の家族が感染した場合の対応策を事前に

準備し、社員に周知しておく必要があります。

 

あまり広報されていませんが、社内で感染した場合、社内の消毒は

自社で手配し、その費用を負担することになります。

事前に、消毒してもらえる企業リストの作成をお薦めします。

 

さて、緊急事態宣言が解除されても東京では、在宅勤務が推奨されて

います。

 

また、今回の新型コロナ感染が収束しても、在宅勤務をそのまま

継続すると発表する企業もでています。

 

一方で、以前、在宅勤務を実施しようとしていたグーグルなどがある

シリコンバレーのIT企業では、うまくいきませんでした。

シリコンバレーでは車通勤なのですが、渋滞がひどいため

在宅勤務の導入を進めました。

 

アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズは、在宅勤務の反対論者でした。

「創造性は、オフィスにおける自然発生的な会合やランダムな議論から

引き出される」と主張していました。

 

また、グーグルの人員分析部の元責任者の調査によれば、在宅勤務の理想的な

日数は、「1週間に1.5日」とされています。

 

5分程度の短い雑談が数多くされる組織の生産性が

高くなることも知られています。

 

緊急避難的な対処が必要な現状は異なりますが、感染が収束した後に

在宅勤務を進めるかどうかは、その方が会社にとって

「生産性が高まるかどうか」がポイントになります。

もしくは、オフィスワークよりも在宅勤務の方が生産性を高くするためには

どうするかを、検討して実践する必要があります。

 

現時点で、私が気付いていることは以下の2点です。

 

  • 仕事をする物理的環境

在宅勤務を実施して、社員から上がってきた声に、小さい子供が家にいるので

集中して仕事がしにくい、あるいは、社外の方とZoomなどのテレビ会議がしにくい

ということがありました。

従って、在宅勤務ではなく、大きくリモートワークとしてとらえ

自宅から外に出て、コワーキングスペースのような自宅以外の場所で

仕事をすることが考えられます。

個室であり、防音がしっかりしているカラオケボックスなどは、リモートワークに

適している場所かもしれません。

 

  • ちょっとした会話(雑談)ができる環境

人と人とのコミュニケーションで、新たな価値を生み出す創発型の業務や

新人などの育成が必要なタイミングでは、ちょっとした会話が重要になります。

そこで、気軽に声をかけたり、質問できるSlackのようなコミュニケーションツールの

導入をお薦めします。

Slackであれば、無料プランから試してみることが可能です。

 

また、人材育成においては、時間を決めてZoomなどのテレビ会議を

繋いだままにしておくやり方もあります。

例えば、会社で仕事をしていれば、電話で話している敬語がおかしいと

思えば、すぐにその場で指導してあげることができます。

リモートワークですと、こういうことができなくなります。

そこで、指導される側が、電話をかけることがメインの時間帯に

30分と決めて指導役との二人だけで、Zoomを繋いでおきます。

指導役は、自分の仕事をしながら、音声を聞いておきます。

指導役は、気づいたことがあれば、その場でフィードバックします。

映像は、切っておいた方がお互いにやりやすいかもしれません。

 

繰り返しになりますが、ポイントは「生産性」です。

 

在宅勤務で生産性が高まる取り組みがありましたら

共有いただければ幸いです。

 

 

お薦めのお店は、茅ヶ崎にあるダイニングバー「カナリヤ」

何を食べても美味しいです。今は、日替わりのテイクアウトがいつも魅力的。

https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140406/14070866/

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

関連記事

企業の採用・教育に役立つノウハウ

採用・教育にお困りでしたら
ご相談ください

一人でも多くの人生を輝かせ、一社でも多くの企業を元気にする。
そのために、私たちジェイックは存在します。

pagetop