株式会社Goods-N|少数精鋭ならではの「優秀な人材を活かす組織づくり」とは

更新:2026/05/14

作成:2026/05/12

株式会社Goods-N

採用戦略・コンサルティング、採用オペレーション・アウトソーシング、面接官・リクルーター支援、選考データ分析・改善提案などを行い、企業ごとの状況や目標に応じて最適なノウハウとリソースを提供し、採用の成功を支援する株式会社Goods-N。

 

Great Place to Work® Institute Japan「働きがいのある会社」ランキングにおいて、小規模部門でベストカンパニーに選出されています。高品質なサービスを提供するため、社員を意欲的に成長させ、いかに少数精鋭の強固な組織づくりに取り組んでいるかを代表取締役 堀田 幸宏様に伺いました。

 

会社情報

会社名:株式会社Goods-N
設立:2021年4月
従業員:34名(2026年4月時点)
採用コンサルティング/RPO、人材紹介、キャリアコーチングを事業の柱として展開。採用戦略の設計から実行、改善まで、必要な部分をカスタマイズしながら、持続的な採用力の強化を実現し、企業のもつ千差万別なHR課題を解決する。

 

<目次>

Q.創業の背景と、事業内容について教えてください

堀田氏_インタビュー中

 

堀田様:当社は2021年4月に設立されました。採用コンサルティング/RPO事業を主軸としており、顧客は、業界最大手の大企業から、採用に積極的なベンチャー企業まで多岐にわたります。特にコンサルティング・IT・Web領域に強みを持っていますが、業界・職種を問わず、クライアントの事業や組織に寄り添ったご支援を行っています。

 

また、今後は法人向けの採用コンサルティング・RPO事業にとどまらず、人材紹介事業やキャリアコーチング事業といったtoC向けのサービスへも事業を拡大し、広く価値を提供していく予定です。

 

Q.ミッション「日本のHRを強くする」を掲げた背景についてお聞かせください

堀田様:採用支援業界は、この数年で大きく成長しました。求人媒体や選考経路が多様化し、サービスも充実しています。ただ、業界の成長がそのまま「採用の質の向上」につながっていたかというと、必ずしもそうではありませんでした。

 

仲介会社が決定数を追うあまり、大量推薦・スピード優先の進め方が広がっていきました。「候補者と丁寧に向き合う時間が削られている」「企業の採用課題に深く入り込む余裕がない」などの声を、現場で耳にすることが増えていきました。

 

私自身、国内最大手の人材会社でこの業界ならではの傾向を誰よりも肌で感じてきた一人です。「採用戦略の設計から実行まで、質にこだわって伴走できる会社が、この業界には少ない」という中、その課題を解決すべく2021年にGoods-Nを創業しました。

 

採用支援の質を上げることは、企業の競争力を高めることに直結します。そして採用力の強い企業が増えれば、日本の産業全体が底上げされていく。私たちはそう信じています。だからこそ「日本のHRを強くする」というミッションを掲げました。

 

単に採用枠を埋めることではなく、採用した人材が活躍し、定着し、企業の成長に貢献できるかを自分たちの責任範囲と捉えています。戦略を描くだけでなく、実行フェーズまで泥臭く伴走する。それが創業期から変わらない私たちのスタンスです。

 

Q.採用コンサルティング・RPO事業を担うメンバーとして、どのような人材を求めていますか?

堀田様:採用業務を外部に委託される際、「自社の社風や価値観を本当に理解してもらえるのか」と不安を抱くお客様は少なくありません。もちろん当社には高いレベルの採用知見を持つ人材が揃っていますが、そのノウハウを机上の空論で終わらせず、現場でお客様の懐に入り込んで体現していくためには、最終的に「人」の力が何より重要だと考えています。

 

だからこそ、当社の採用において最も重視しているのが「IQとEQを兼ね備えている人材を採用すること」です。

 

IQとは、採用の専門知識を熟知し、理路整然とコミュニケーションをとる力です。これはプロとして成果を出すための大前提になります。

 

一方でEQは、お客様の懐にスッと入り込める「人間力」です。いくら正論を並べても、人として信頼され、好かれなければ、本当の悩みは打ち明けてもらえません。良い意味で「人たらし」と言えるような、素直で相手に寄り添える人間性が非常に大切になります。

 

Goods-Nでは、この「IQ」と「EQ」を掛け合わせたメンバーが支援に入るからこそ、お客様と深い信頼関係を築くことができます。結果として、表面的な業務代行にとどまらず、企業の文化や根深い組織課題にまで深く入り込んだ本質的なご支援が可能になるのです。

 

Q.成果主義の評価制度のもとで、社員といかに良好な関係性を築いているのでしょうか?

堀田様:私たちは「成果主義」をポジティブなものと捉えています。頑張って成し遂げたことが正当に報われる環境をつくる。それがすべての出発点です。

 

ただ、単に数字や結果だけを追う成果主義であれば、息苦しさを感じるメンバーもいるかもしれません。だからこそ当社が大切にしているのは、一人ひとりのミッションを明確に言語化し、自分の仕事の意義をしっかりと実感できる環境を作ることです。

 

評価の柱となるのは「ミッショングレード制度」です。年次や社歴といった属性ではなく、「今、どのようなミッション(役割)を担っているか」を評価の真ん中に置く。基準を今の役割に一点集中させることで、全員が納得できる極めてフェアな仕組みを追求しています。

 

また、目標設定における「ミッションの握り方」にもこだわっています。会社が一方的に目標を割り振るのではなく、「本人が将来どうなりたいか」を軸に、個人の意向と会社のミッションを紐づけていきます。

 

たとえば「今は圧倒的に成長したい」という時期もあれば、「子供が生まれたので、今は家庭とのバランスを重視したい」という時期もあるはずです。そうした個人のライフステージや希望する成長スピードや時間軸まで含めて一緒に考え、目標を設計していきます。

 

このように「本人が目指したい姿」を尊重し、双方向でコミュニケーションを取りながら方向性を決めていきます。それこそが、社員と良好な関係を築く鍵であると考えています。

 

Q.貴社の教育制度についてお聞かせください

堀田様:当社の教育は、プロジェクトでの実務経験がベースになります。もちろん、基礎的な業界・業務知識や優れたノウハウは社内ポータルサイトにすべて集約し、いつでも自由にキャッチアップできる環境を整えています。

 

そのインプットを土台として現場に入っていくのですが、当社は複数名のチームで動くことが大前提です。そのため一人きりで現場に放り出されることはなく、先輩やメンバーと自然に助け合いながら知識を吸収していくことができます。

 

そして何よりリーダー達が意識しているのは、本人が最も成長できる「適切なポジション」を意図的に作ることです。本人にとって少し背伸びしたようなミッションをあえて任せたり、時には関わるプロジェクトの環境をガラッと変えてみたりする。一人ひとりに最適なチャレンジの機会をデザインし続けることこそが、当社の育成の要です。

 

また、組織の要となるマネージャー層の育成にも、私たちは心血を注いでいます。
その育成の軸として、日頃から以下の「マネジメントにおける行動指針」を共有し、マネジメントの思想を深く擦り合わせています。

 

「マネジメントにおける行動指針」

1.従業員と顧客双方の満足を叶える
2.思い切って任せ、主体性を育む
3.メンバーと顧客双方を巻き込み、意思決定を行う
4.らしさと強みを尊重し、活かす

 

この指針は、日々の業務だけでなく評価の場でも徹底しています。たとえばメンバーの目標設定の際は、役員を含めたリーダー陣全員で読み合わせを行います。この指針からブレていないか、評価にズレや不公平が生じていないかを、時間をかけてしっかりと議論しています。

 

さらに最近では、外部の専門家を招き、マネージャー候補向けの育成プログラムにさらなるブラッシュアップを行っています。社内の実践と外部の知見を掛け合わせながら、より強固なマネジメント体制の構築を目指しています。

 

Q.プロジェクト単位での業務、またフルリモートという環境で、組織内のコミュニケーションを促すために、どのような工夫をされていますか?

社内メンバーと

 

堀田様:大前提として、当社の社員の約40%が地方勤務です。北は北海道から南は高知まで全国にメンバーが在籍しており、それぞれ3〜4名構成のプロジェクトに分かれてフルリモートで活動しています。

 

この環境は、各個人の働きがいを高められるというメリットを持つ反面、意識しないと他チームとの関わりがどうしても薄くなってしまいます。そのため、コミュニケーションの機会は「意図的に」デザインするようにしています。

 

まず日常の取り組みとして、週に1回・1時間のペースで、プロジェクトの垣根を越えた「全体共有会」を行っています。他チームの状況共有をはじめ、採用ノウハウの交換、業界の時事ニュースの共有など、チーム同士の交流とスキルの研鑽を兼ねた大切な時間です。

 

さらに月に1回、全社員を対象とした全社ミーティングの機会を設けています。会社全体の動きの共有や、成果を上げたメンバーの表彰を行うのですが、この日は対面での交流を推奨しており、毎回全国から8割ほどの社員が本社に集まっています。

 

物理的な距離の壁はありますが、こうした定期的なオンラインでの知見共有と、月1回のオフラインでの熱量の共有をうまく組み合わせているからこそ、フルリモートでも孤立することなく強い組織力を発揮できているのだと思います。

 

Q.組織づくりの課題、および今後の施策や展望についてお話いただけるでしょうか?

堀田様:ありがたいことに、当社には優秀なメンバーが集まっており、現場での成長スピードが非常に早いです。だからこそ「彼らがさらに飛躍できる次のポジションを、会社としてどう創り出し続けるか」が、良い意味での課題になっています。

 

組織を拡大し続けなければ、新たなミッションやポストは生まれません。そこで今まさに取り組んでいるのが、「事業の拡大」とそれに伴う「次世代への思い切った権限委譲」です。総勢34名の規模となり、経営陣が担ってきた役割を次のリーダーたちへ渡し、我々の次の世代を育てていく重要なフェーズを迎えています。

 

良い人材を採用し、現場で圧倒的に育つ。そのメンバーがお客様の事業成長に伴走し、強い信頼を得ることで、さらに優秀な仲間が惹きつけられていく……このサイクルを回しながら、筋肉質な組織をつくっていきたいと考えています。

 

そのために必要なのは、人が育つ環境への投資です。先ほどお話しした「マネジメント・教育体制の強化」はもちろんですが、今後はGoods-Nの魅力やスタンスを外へ発信する「採用ブランディング」にもさらに力を入れ、日本のHRを共に強くする仲間を集めていきたいですね。

 

堀田氏_全身

 

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