アファメーションを習慣にすると、以下のような効果・メリットが得られます。
ポジティブ思考が身につく
冒頭でも触れたとおり、人の感情は移り変わるものです。私たちは、目標を決めたときの熱い気持ちを常に維持できるわけではありません。目標達成に向けてトレーニングしたり取り組んだりするなかでは、気持ちが沈んだり不安になったりすることも当たり前に生じます。
こうしたときに、たとえば、「自分は絶対に資格試験に合格している!」や「600個の商品を売り切り、メンバーとお祝いをする!」などのアファメーションをつぶやくことで、ネガティブ ⇒ ポジティブへの感情切り替えがうまくなります。
能力を最大限に引き出せる
たとえば、営業活動がうまくいかず売上が伸び悩む、ミスをして上司に怒られる……といった問題が起きると、人は憂鬱な気持ちになり、結果的に集中力やパフォーマンスの低下が起こりやすくなります。
アファメーションの実践によって、ネガティブ ⇒ ポジティブの切り替えがうまくなると、外的要因に左右されることなく、よい精神状態で目の前のことに取り組めるようになります。
人は、常に自分の能力を最大限に発揮できるわけではありません。精神状態によってパフォーマンスは上下動してしまいます。ただ、アファメーションによって自分の精神状態を良好な状態に保てるようになると、安定して良いパフォーマンスをできるようになるでしょう。
自信がつく
安定して自分の力を発揮できるようになると、日々の仕事などでも良い成果が出やすくなり、結果として「私もできる!」などの自信、自己効力感も高まっていきます。
自分の理想やポジティブな未来を頻繁に意識するようになると、達成に必要な「毎朝の勉強」や「テレアポを毎日10件」といった地道な取り組みにも「意味」を見出しやすくなり、習慣化しやすくなるでしょう。
そして、「毎朝の勉強を100日続けられた!○○の知識が明らかに高まった」などは“根拠ある成功体験”となり、さらに外的要因に依存せずに安定したパフォーマンスを発揮できるようになっていきます。
行動的になる
アファメーションの習慣がつくと、自分の理想やポジティブな未来にたどり着くために、「何をすればいいか?」「理想や未来に近づけるか?」を考える習慣がつきます。「何をすればいいか?というのは、自分の理想や目標達成に足りないことに向き合う、また、ギャップの埋め方を考えるということです。
たとえば、ある営業マンが「今年度の個人成績でトップになり、ハワイでの研修旅行を楽しんでいる!」という未来を設定したと仮定します。そうすると、日常のなかでも“描いた未来にたどり着くために必要な要素”へのアンテナが立つようになり、さらに思いついたこと、知ったことを実践してみようという意欲も生まれてくるでしょう。
たとえば、下記のようなものかもしれません。
- 「テレアポの件数を増やす」
⇒ 「毎朝30分早く出社して、テレアポをやってから営業に出てみよう」 - 「ラポール形成力が低い」
⇒ 「ラポール形成のセミナーに参加してみよう」 - 「提案力が低い」
⇒ 「わかりやすい独自資料を作成してみよう」 など
周囲に好影響を与える
アファメーションを実践する人のポジティブさや自信、安定した精神状態やパフォーマンス、良い習慣を身に付けた姿勢は、周囲のメンバーにも良い影響を与えます。アファメーションの実践によって成果が出てくれば、周囲のメンバーも変化に気付き、良い習慣づくりやアファメーションに関心を持つようになるでしょう。
アファメーションの実践によって「チーム全体の営業成績が上がる」「効率的な営業方法を実践できるようになる」などの良い影響をもたらせるようになれば、周囲のメンバーを味方につけたり、リーダーシップも発揮したりしやすくなるでしょう。