パルスサーベイを導入するまでの手順は、以下の6ステップです。
- 1.ツールの情報を収集・比較検討する
- 2.実施目的・ゴールを明確にする
- 3.ツールを選定する
- 4.質問内容を決めて調査を開始する
- 5.調査結果を集計する
- 6.効果検証する
ひとつずつ解説します。
1.ツールの情報を収集・比較検討する
パルスサーベイを実施する際は、ツールを使うことが多いでしょう。そのため、まずツールの比較・検討をしてみると良いでしょう。
現在、多くのパルスサーベイツールは単独またはタレントマネジメントツールなどとセットで、クラウドサービスとして運用されています。
タレントマネジメントツールとは、従業員のスキルや能力などの情報を一元的に管理および共有が可能なツールのことです。
サービスによって特徴や機能、コストが異なるので、何種類か資料を取り寄せて、価格の相場観や機能の違いなどを見てみるとよいでしょう。
2.実施目的・ゴールを明確にする
最適なツールを選ぶためには、パルスサーベイを導入する目的やゴールを明確にすることが必要です。
パルスサーベイを実施する目的やゴールによって、ツールはもちろん、従業員へ質問する内容も変わってきます。
本来はツール情報の収集を始める前に目的・ゴールを設定したほうが良いですが、実際の検討フェーズでは「組織規模が大きくなったので従業員の状態を確認して早期にケアできるようにしたい」と、抽象度の高い状態から導入検討が始まることもあります。
パルスサーベイの主要サービスはそんなに数が多いわけではありませんので、ツールの情報収集をして、金額の相場や機能の違いなどを知ったうえで、目的やゴールを言語化してもよいでしょう。
3.ツールを選定する
設定した目的・ゴールを達成するために、最適なツールを導入しましょう。ツールを導入する時点で、効果検証のタイミングやゴールも検討しておくとよいでしょう。
クラウドサービスは初期費用や月額は安いですが、全従業員の1年分となると、それなりの費用になってきます。
また、年間契約になっていることが多いので、次年度に継続するかを検討するタイミングを決めておくことが大切です。
4.質問内容を決めて調査を開始する
ツール選定が決まれば、いよいよ導入して対象となる従業員に実施していくことになります。
多くのパルスサーベイツールはツール毎で設定されている基本質問に加えて、自社独自の質問を加えられます。そのため、目的やゴールに応じて、独自の質問を追加してもよいでしょう。
ただし、追加質問数が多いと従業員の負担が大きくなり、回答率が下がる恐れがあります。
まずはツールで設定されているデフォルト状態から始め、必要に応じて質問を追加していくことがおすすめです。
5.調査結果を集計する
回答が集まったら集計し、分析や対応を行います。
多くのパルスサーベイツールで、調査結果はツールが自動集計してくれ、個人別、部署別の一覧、個人や部署の回答結果の推移などを見ることが出来ます。
また、ツールによってはCSVファイルへエクスポートできるので、必要に応じて活用してみてください。
調査結果に基づいて見えた課題の改善に努めたり、引き続き調査を継続したりして、より働きやすい職場環境を目指しましょう。
6.効果検証する
パルスサーベイツールによって職場環境がよくなったかどうかの効果検証も、忘れてはいけない工程です。
前述の通り、多くのパルスサーベイツールは1年契約で、従業員数に応じて利用料が発生します。そのため、契約期間が満了を迎える前に継続するか否かを決断する必要があります。