知見寺 直樹

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 執行役員|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

「逃げそうな自分との戦い」

こんにちは。ジェイックの知見寺でございます。

 

大分秋めいてきましたね。季節の変わり目ですので、体調には

充分ご留意ください。

 

さて、今回は、9月13~14日の二日間に渡って行われました

研修について、ご紹介をさせていただきます。

 

この研修は弊社が主催で行っております、お一人からでもご参加いただける

ような研修(通常、オープン型研修と言われます)ではなく、ある特定の企業様

1社のご要請に沿って、研修内容を設計して、実施しました

(個別企業研修とも、クローズド型研修とも言われます)。

 

ご要請をいただきましたN社様は、システム開発を主たる事業に

されていらっしゃいます。

 

顧客は大手企業が多く、また、技術力にこだわった経営をしてこられ

ましたので、ここ数年、業績を順調に拡大してこられました。

 

ところが、この2点の強みが弱みとなるのでしょうか、

N社の社長様からみますと、

 

「うちの営業は、全く営業になっていない。単なる御用聞きだ。」

とのことでした。

 

「これから、先行き不透明なので、既存顧客の深耕と新規顧客の開拓

に力を入れないといけない」

 

「そのためには、営業が今までのあり方を振り返り、新しい動きに対して

前向きに取り組むようになって欲しい」

 

と、営業職20名の方々向けの研修のご要請をいただきました。

 

弊社からは、3パターンの研修をご提案させていただきました。

 

その中で、ご選択されましたのは、「お茶の飛び込み販売」を中心

にした『甘ったれた営業マンに喝!特訓合宿』をベースにした研修でした。

 

紙面の都合もありますので、研修の内容を詳細にご説明はいたしませんが、

初日、2日目と2回(それぞれ、2時間~3時間ほど)1,000円と1,500円の

茶葉を見ず知らずの方に、飛び込みで販売をします。

 

研修の最後に、この研修に参加した感想と、自己宣言をしていただいた

のですが、私は、その場に同席をしていました。

 

20名の方、全員の発表をお聴きしましたが、皆さん、深い気付きを得て

いらっしゃると感じました。

 

その中で、Kさんの発表が印象に残りました。

 

Kさんは、初日に売れず、初日の成果発表の際にも、講師の先生から

いろいろ指摘をされ、2日目はその点を意識して活動し、見事、お茶を

1つ販売しました。

 

「44件目でお洒落なアパートの部屋の前まで来て、ピンポンを押そうと

思うんだけど、やっぱり一度、逃げてしまって・・・。」

 

「でも、これじゃいけない、ここで逃げれば、昨日先生に言われたままだ。

行こう!と決心しました。」

 

「そして、ピンポンを押したら、寝起きの若いお姉さんが出てきて、お茶の

説明をしたら買ってくれたんです。」

 

「あそこで逃げてしまえば、買ってもらう機会はありませんでした。」

 

「他のところでも何度も何度も、逃げてしまいそうな自分との戦いでした。

本当に何度も何度も逃げたいって思いました。」

 

「でも、逃げたらだめだ、ここで行かなければ、と思って、行ったんです。

そうできたから、売れたんだと思います。」

 

その発表を聴いたとき、本当に感動しました。

 

人が変わる瞬間に立ち会えた感激。また、Kさんの結果と発表は、この

研修の参加者全員にも、大きな影響を与えました。

 

私自身も、自分が変わり続けること、成長し続けること、によって、周りに

良い影響を与えていきたいと強く決心させられました。

 

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