「No.2に必要なものは・・・」【知見メール98号】

「No.2に必要なものは・・・」

 

 

皆様、ジェイックの知見寺でございます。

 

以前、このメルマガにてご紹介をさせていただいた、

株式公開企業のNo.2であるNさんに、先月の25日に講演をいただきました。

 

Nさんが入社したときから、上場、そして現在までと、

期毎にどんな業績だったのか、どんな方針を社長からもらい、

自身でどのような展開をしたのかという、構成でお話をいただきました。

 

生々しい具体的なお話でしたので、

参加した方全員が引き込まれて話を聴いていました。

 

最後のまとめとして、Nさんがお話されたのは、「No.2の役割」です。

 

5つ挙げられていました。

 

1)TOPの方向性を常に肯定し、戦略を議論する。

2)TOPの抽象的な表現を具体化する。

3)具体化して、アクションプランに落とし、社員に納得させる。

4)評価を公正になるべく透明化する。

5)社員の個々のビジョンを把握する。

 

私も、No.2という立場を拝命していますが、「う~ん」と唸ってしまいます。

文章にすると、シンプルな当たり前のことに思いますが、

実践するとなると、いろいろな意味で難しいですね。

 

この最後のお話の後、質疑応答を40分間行いました。

 

予定時間ぎりぎり一杯、質問を受けたのですが、

それでもまだまだ質問されたい方がおられ、

アンケートに「もっと質疑応答の時間を長くして欲しい」との要望を

多数の方からいただきました。

 

その質疑応答で、印象に残ったやり取りをご紹介します。

 

 

 

Q1;No.2として必要な素養は何ですか?

 

A1;

忍耐力と実行力です。

トップからは、相当高い目標や

時には無理難題と思うことも指示されることがあります。

そのハイプレッシャーを受け止めるだけの忍耐力が必要だと思います。

また、高い目標を達成するために、Noといわずに実践しないといけません。

イメージでいうと、猛スピードで車を走らせながら、ブレーキを踏まずに

ハンドル操作だけで、前の車や対向車を交わしていくのです。

一緒に乗っている、社員は猛スピードで怖がっていますので、

時折、後ろを振り向いて、大丈夫だよ!とメッセージを送らないといけません。

それだけのハンドル捌きができる実行力が必要だと思います。

 

 

 

Q2;TOPに必要な素養は何だと思いますか?

 

A2;

まずは、前を向いて走れる人だと思います。

イメージで言うと、アクセルをベタ踏みする人です。

後ろを顧みず、普通では想像しないところまで

行こうとするくらいの人が良いと思います。

あとは、少し先の見通しを考えておくことだと思います。

TOPに決裁を仰ぐものは、論理的に考えて判断がつきにくいものになります。

相談を受けたときに、その時点から考え出すのではなく、

近い将来に起こりそうな懸案については既に考えていて欲しいですね。

 

 

 

 

入社してたった2年で、株式公開を実現した

実務家のNさんの言葉でしたので、重みがありました。

 

先の「No.2の5つの役割」は、

私自身、忘れないようにするため、常に役割を全うするため、

手帳に書き出し、移動中などに常に見るようにしています。

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 執行役員|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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