「画期的なアイディアを出す方法とは」【知見メール126号】

2011/05/11

「画期的なアイディアを出す方法とは」

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

最近、気功に通い始めました。

江東区のスポーツセンターが開催している講座ですので、

3ヶ月で6,000円と格安です。

 

毎週日曜日の午前中に、1時間半、行なっています。

 

気功は、呼吸を意識するように指導を受けます。

無理に伸ばす必要はない、程よい回数でやめておく、

など今までのトレーニングとは全く異なるアドバイスをもらいます。

そもそも、気功はトレーニングとは違うのかもしれませんが。

 

気功に通い出してから最初の1、2回は、翌日、体がだるく感じました。

(気功を始めた当初は、そうなることが多いそうです。)

 

しかし、最近では、翌日の体調がすこぶる良いです。

月曜日の朝がスッキリと目覚められるのは、

1週間のスタートとして嬉しいです。

 

 

さて、今回は、GW中にみたテレビ番組をご紹介します。

 

そのテレビ番組とは、NHK教育にて、

5月1日18時から1時間放送されたものです。

 

 

番組のタイトルは、

 

「スタンフォード白熱教室

第一回『ブレーンストーミングで可能性を探る』」

 

講師は、スタンフォード大学ティナ・シーリング教授です。

 

 

以前、このメルマガにてこの講師の著書を紹介したことがあります。

 

「20歳のときに知っておきたかったこと

スタンフォード大学集中講義」

ティナ・シーリング著 阪急コミュニケーション刊

 

http://www.amazon.co.jp/dp/4484101017/

良い本だと思います。

 

 

 

白熱教室というと、

マイケル・サンデル教授の「正義」についての授業が有名ですが、

海外では、大学の授業そのものが、コンテンツになっているようです。

 

 

話をもとに戻します。

 

ブレーンストーミングとは、

良いアイディアを生み出すための会議手法のひとつです。

 

その番組では、画期的なアイディアを出す

ブレーンストーミングのやり方について、

学生との課題を織り交ぜながら解説していました。

 

番組の中で紹介されていたポイントを、以下に整理します。

 

 

1) 適切なサイズのテーマを選ぶ

テーマが大きすぎると議論が広がりすぎるし、

狭すぎるとアイディアがでにくい

 

 

2) 視点の異なる参加者を選ぶ

視点が異なるからこそ、いろいろな意見がでる

 

 

3) 参加者はピザ2枚分まで

4~6人ほどでしょうか

 

 

4) 元気が残っている間に終わらせる

10~45分くらいが適切

 

 

5) 立って行なう

座って行なうよりも立って行なう方が、

画期的なアイディアがでるとの研究結果あり

立って行なうと、その内歩き回って考えるようになる

 

 

6) 全員がペンを持っている

ペンやポストイットなどを持っていないと、

思いついたことを書き忘れてしまう

 

 

7) 全部書き残す

ホワイトボードやポストイットに全部書き残しておく

 

 

8) 検討する場所は、広く、天井が高いところが良い 屋外もあり

歩き回るためには、それなりの広さが必要

また、天井が高い方が、奇抜なアイディアがでやすい

 

 

9) 発想を刺激するものに囲まれる

例えば、筆記用具について検討するなら、

いろんな種類の数多くの筆記用具を用意しておく

 

 

10) とにかく、数多くのアイディアをだす

どんなアイディアも批評しない

 

 

11) 突拍子もないアイディアも歓迎する

不可能に思えるアイディアが画期的なアイディアのきっかけになる

 

 

12) 付け加えていく = Yes,Andの発言と姿勢

まず数多くのアイディアを出す

そして、それを繋げていく

それを繰り返すと、突出したアイディアが生まれる

 

 

13) マインドマップを使って、議論をすると効果的

 

 

 

 

特に、「Yes,And」が参考になりました。

日本語にすると、

「その案良いですね。更に付け加えて、・・・・・」と発言を繋げます。

 

実際の会議では、「Yes,But」=「その案良いと思います。でも、・・・・・」

と発言をしていることが多くないでしょうか?

 

 

また、

「ブレーンストーミングは、発想しアイディアを出す場なので、

どの案を実施するのか、意思決定してもらう必要はない。」

と、明快に仰っています。

 

ブレーンストーミングの最後には、

参加者に複数のカテゴリーについて、

ふさわしいと思うアイディアに複数の投票をしてもらいます。

 

例えば、

「すぐにできるもの」

「効果が高いもの」

「奇想天外なもの」

のようなカテゴリー分けです。

 

 

意思決定をせずに、

どのアイディアを採用するのかを検討することは、

別途時間をとることが好ましいようです。

 

そのため、書かれたものは全部残しておく。

また、写真に撮っておくことも役立つ。

 

 

私は、ブレーンストーミング的に会議をしているときにも、

最後は結論を出そうとしていました。

そもそも、この考え方自体が、固定概念を外したアイディアを

生み出すことを邪魔していたのかもしれません。

 

 

ミネベアの元社長でいらっしゃった高橋高見氏は、

「頭を使って知恵を出せ。

知恵を出さない者は汗を出せ。

知恵も汗も出せない者は、静かに去れ!」

と仰っていたそうです。

 

 

また、あるブログには、

「売上は汗を出せば伸ばせる。

しかし、利益は、知恵を出さないと増やせない。」

というフレーズがありました。

 

 

今の時代、社長やある特定の社員だけがアイディアを出し、

それを現場が実践するスタイルでは、

世の中の変化や多様性に適応できないのではと感じます。

 

顧客に接している、あるいは、商品・サービスに携わっている

現場の皆さんの知恵を結集する仕掛けが、

企業の成長力と収益力を左右するのではないでしょうか。

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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