「4番バッターに、スリーバントスクイズ」【知見メール157号】

4番バッターに、スリーバントスクイズ

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

前号のメルマガにて、

「健太とは、三宅選手のことです。」

と紹介しましたが、間違っていました。

 

三宅選手ではなく、千田選手です。

メルマガ読者の方で、千田選手の高校の先輩にあたる方から

教えていただきました。

 

皆さんと三宅選手、千田選手にお詫びすると共に、

お教えいただいたS部長様に感謝申し上げます。

 

さて、8月9日(木)に妻と、東京ドームへ、

巨人阪神戦のナイターにいきました。

今年、初めてのドームです。

 

試合は、1回表に阪神が1点を先制し、その後膠着状態が続きます。

8回裏に阿部選手の逆転ホームランなどがあり、

巨人が4対1で勝利しました。

巨人の先発・杉内投手を、生でみることができたので、楽しめました。

 

ただ、びっくりする出来事がありました。

(以下の文章は、野球をご存じない方には

わかりにくいことをお詫び致します。)

 

1点リードの7回表、阪神が1アウト2、3塁のチャンスで、

4番バッターの新井良太選手(弟のほうです)です。

1ボール1ストライクから、次の投球をスクイズします。ファールで失敗。

カウント1ボール2ストライクから、何とまたスクイズでした。

しかし、今度もファールで三振です。

 

このとき、球場がどよめきました。

4番バッターに、スリーバントスクイズ。

高校野球であれば当たり前の作戦ですが、プロですからびっくりしました。

 

思わず、

「スリーバントさせるくらいなら、4番打たしちゃダメだよ~お」

と声を出していました。

 

この試合まで阪神は5連敗、阪神の和田監督は、

この試合に何としても勝ちたかったのだと思います。

 

ただ、もしこのスリーバントが成功して、この試合に勝っていたとして、

残りのペナントレースを新井選手はどんな気持ちで戦うことに

なるだろうと想像すると、個人的には疑問に思いました。

(新井選手と私では感じ方が違うと思いますが・・・。)

 

確かに1試合1試合の積み重ねが、1シーズンの結果になります。

しかし、1年間1シーズンの結果がチームの最終的な結果です。

昨年、セリーグで優勝した中日は75勝です。(全144試合)

このデータを使って、裏返して考えると69敗はできるということです。

意味ある1敗、価値ある1敗もあるのではないでしょうか。

 

と、ここまで書きまして、自分の仕事に置き換えてみました。

私が野球チームの監督で、部下のメンバーが選手です。

目の前のひとつひとつの案件の営業成果の積み重ねが、

月間の数字、年間の数字となります。

 

全力で取り組むためと称して、部下に「俺も、一緒に営業にいくよ」と

言っていることはないか?

 

時には、上手くいかないかもしれないと思いつつ、

営業を全て部下に任せてみる。

そんな価値ある1敗を意識しているだろうか?

 

そんな風に考えると、和田監督のこともあまり言えないなと、

思ってしまいます。

 

ただ、またここまで書いて考えてみると、できない1敗もある。

何としても勝たないといけないときもあると気付きました。

この案件は何としても受注したい!あるいは、しないといけない!!

という場合もあります。

 

高校野球がバントを多用するのは、トーナメント戦であることが

大きな要因だと思います。

1敗したらそこでお終いです。

プロもWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の

トーナメントに入るとバントが増えます。

 

「1敗もできない」トーナメント戦という状況と

「1敗してもよい」リーグ戦では、当たり前ですが、

戦い方が異なるということですね。

 

 

ということは、目の前の営業案件やプロジェクト、

あるいは部下からの相談は、

 

「トーナメント戦」なのか、「リーグ戦」なのか、

 

区別して、対応を考えることが良いのかと思いました。

 

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業。新卒で大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。専門は組織開発、戦略人事、教育体系の構築等

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