「経営者が誕生日を隠す理由」【知見メール213号】

経営者が誕生日を隠す理由

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

12月9日に、ハウス食品の中国での総責任者、

野村董事長様に、上海ジェイックマイツにて講演をしていただきました。

満席のお申し込みをいただき、アンケートの満足度も

大変高いセミナーとなりました。

 

カレーライスという商品がない中国に、カレー文化を

広めるために、戦略を立て、実践を積み重ねていらっしゃいます。

(うちの中国人社員3人に質問しましたが、

実家でカレーライスがでることはないそうです。)

 

野村董事長のお話しで印象に残ったことは、

 

「今ではなく、将来をみる」

 

というフレーズです。

 

確かに中国には、様々なリスクがありますが、

今後10年間でアジアに生まれる中間層11億人の内、

約60%が中国人です。

中間層は、食べるものが変わる。具体的には、洋風化してくる。

 

日々の仕事に追いまくられていると、どうしても

視野が狭くなりますので、時間軸を長くとって

自分が取り組んでいること、取り組むべきことを、

今週末に考えようと思いました。

 

一方、講演会の後、野村董事長と食事をしている際に、

中国のこと、中国人のことを本当に知っていると感じました。

 

同席していた中国人が、

 

「どうしてそんなことを知っているんですか?

中国人でも知らない人が多いです。」

 

とびっくりしていました。

 

その要因をお聞きすると、野村董事長自ら、

中国各地に足を運び、中国人の方と直接話しを

されていらっしゃいます。

 

文書やインターネットだけではなく、

 

「自らの目で見る」

 

ということを強調されていました。

 

「将来をみる」ためにも、今の事実を自分でどれだけ

掴んでいるのかも大切だと実感しました。

 

私は、もっと中国人の人達と話す量を増やさないと

いけないと思わされました。

 

以上、中国のことに関してですが、

普遍的なことかもしれません。

 

皆さんは、自らのビジネスの将来をみていらっしゃいます?

自らの目で見ていらっしゃいますか?

 

さて、今回は、先週の土曜日、12月6日に

上海で参加した研修をご紹介したいと思います。

 

研修のタイトルは、「STR(素質適応理論)

コミュニケーションスキル養成講座 基礎1級」です。

 

STRとは、2500年前の中国・春秋戦国時代から伝わる

陰陽五行説を現代風にシンプルに活用しやすくした、

ビジネス・コミュニケーションメソッドです。

 

陰陽五行説は、佐藤栄作氏から中曽根康弘氏まで、

総理大臣の指南役だった安岡正篤氏が、活用していたことで有名です。

 

陰陽五行説は、生年月日がベースとなります。

生年月日から、生まれつき備わっている変わらない性質、

先天的要素=素質を導き出します。

もちろん、後天的要素が加味されますので、生年月日が同じであれば、

同じ性格になると言っているわけではありません。

 

陰陽五行説は、戦乱の時代に、生き残るためのノウハウ、

相手を滅ぼすためのノウハウとして、集積していったものです。

 

ですから、中国人経営者は、生年月日を明かしていない人が多いですし、

オープンにしている場合には、うその生年月日のことも多いのだそうです。

 

さて、ベースとしての陰陽五行説についてはこれくらいにして、

この日学んだことは、人は大きく3タイプに分けることができる。

(あくまで大きくです。この先、このSTRを学んでいくと、

12万分類くらいになるそうです。)

 

その3タイプを、○、□、△と図形で表します。

 

基本的なスタンスは、

○タイプ・・・ケンカしたくない

□タイプ・・・ペースを乱されたくない

△タイプ・・・ワクにはめられてたくない

 

考え方の違いは、

○タイプ・・・一所懸命頑張ったんだからいいんじゃない(プロセス重視)

□タイプ・・・いくら頑張っても結果がすべてだ(結果重視)

△タイプ・・・ごちゃごちゃ言わずにさっさとやれば!(感覚重視)

 

研修では、○タイプのみ、□タイプのみ、△タイプのみで集まり、

ワークを行います。

具体的なワークの解説をしますと、この研修のネタバレになりますので

割愛させていただきますが、面白いくらい、タイプごとに特徴がでます。

 

ですから、この研修に参加していると、確かに○とか、□とか、△とか、

それぞれに特徴がありそうだと、実感します。納得感が高いです。

 

コミュニケーション系の研修でもよくタイプ分けをして、人それぞれ、

好ましいと感じるコミュニケーションがあることを学びます。

タイプがあること、タイプの違いにより感じ方が違うことを、

データとして頭で理解させるだけではなく、感じさせるので、

より活用しようという気持ちにさせます。

 

モチベーションの上げ方は、

○タイプ・・・詳しく理念、ポリシーを訴えて、「あなたしかいない!」

□タイプ・・・少し上のライバルをみつけて、

「あいつが勝負といっているぞ!」

△タイプ・・・ほめて、おだてて、任す 「あなたに任せた!」

 

商品の説明の仕方は、

○タイプ・・・具体的に、こういう理由で、こうなって、こうなります・・・と、

すべての説明が必要

(なんで?どうして?)安全性、品質、本物かどうかがポイント

□タイプ・・・活用することによるメリットの説明、他社との比較が必要

もとが取れるか、他社より安いか、得になるかがポイント

△タイプ・・・長い話は厳禁

要点だけをまとめて話す どこが使っているのかがポイント

 

私の理解は、○、□、△がどれだけ適合した結果になっているかよりも、

違いがあることを納得して、相手にあわせたコミュニケーションが

できるようになることが、価値あると思っています。

 

また、タイプ分けを図形で行っていることも、目で理解できるし、

わかりやすく、共通言語化しやすい、面白いと感じました。

 

事実、この研修を受けた後、参加した懇親会では、

ずっと、○、□、△の話しでした。

研修後の懇親会で、ここまで研修の内容で

盛り上がることはないと思います。

 

STRに、ご関心を持たれましたら、以下のURLをご覧ください。

http://www.jaic-g.com/rd.php?aid=141210chi01

 

私は、更にSTRを勉強するつもりですので、もっと深い話しが

書けるようになりましたら、再度ご紹介させていただきます。

(STRを教えることができるようになるためには、

11日間の研修を受ける必要があります。)

 

 

ちなみに私のSTRの診断は、

 

義〇2木△2〇4H39

 

です。

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業。新卒で大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。専門は組織開発、戦略人事、教育体系の構築等

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