新卒初任給の25万円以上の割合は3割超に
新卒ナビサイトでの平均初任給を見てみると右肩上がりで推移しており、各社で初任給を引き上げている様子がうかがえます。27卒の平均初任給は、26卒から4.12%(9,354円)増加して236,597円となり、23万円台に突入しました。一方、前年比での増加率は昨年からほぼ横ばいとなっています。
続いて、23卒から27卒までの初任給において、高水準となる「25万円以上」と「30万円以上」の求人割合を調査します。
25万円以上は、6.77%から4年で24.38pt上昇し、31.15%と3割を超える結果となりました。特に26卒以降で上昇の勢いは強まっています。30万円以上は4年で0.87%から4.40%まで3.53pt上昇し、特に27卒でその割合は大きく増加しました。
物価の高騰や新卒採用の売り手市場が加速する中で、高い初任給を提示する企業の割合が増え、「初任給30万円時代」に近づいている様子がうかがえます。
さらに、初任給における価格帯ごとの求人数を、26卒から27卒にかけてそれぞれの全体に占める割合がどう増減したかを分析します。増加傾向を見てみると「25万円台」が+2.49ptで最多となり、次いで「26万円台」が+2.06pt、「24万円台」が+1.86ptと続いています。22万円台以下を境に割合は減少しており、「20万円台」が-3.39ptで最大の減少となりました。
25万円以上の求人が3割を超えている状況を踏まえると、相場以上の初任給を提示することが、学生にとって魅力の1つとなりそうです。






