
ソーシャルリクルーティングで自社が求める人材を採用するには、以下のポイントが重要です。
位置づけを決める
ソーシャルリクルーティングを成功させるには、まず、自社の採用活動におけるSNSの位置づけ(目的)を考える必要があります。
なお、一般的なソーシャルリクルーティングの目的は、大きく分けると以下の2つです。
- 接点を持った求職者にSNSを案内して継続接点を持つ、深く知ってもらう
- SNSで集客する
どちらかだけに限定する必要はありません。ただ、前者であれば、しっかりと採用選考フローのなかで案内するプロセスをつくる、また、その前提でコンテンツを設計しましょう。
また、後者の場合、そもそもターゲットに認知してもらうための運用が必要になるといった形です。
「求職者のニーズ×自社の魅力」の視点でコンテンツを考える
ソーシャルリクルーティングで作成するコンテンツは、自社が伝えたいことの押し付け・求職者のニーズ、どちらかに偏りすぎてはいけません。
なお、ソーシャルリクルーティングの位置づけによっても、コンテンツは大きく変わってきます。
たとえば、接点を持った求職者にSNSを案内して継続接点を持つ、深く知ってもらうことを意図するのであれば、以下のようなコンテンツになるでしょう。
- 女性でも活躍できるか知りたい×多様な働き方を導入 → テレワークで働くママ管理職の一日を紹介するYouTube動画
- 肉体労働に不安がある×筋肉質で健康な社員が多い → エクササイズと仕事内容を組み合わせたYouTube動画
- ◯◯業界に真面目で暗いイメージがある×個性が強くおもしろい若手社員が多い → ユーモラスな文章を書ける若手をSNSの「中の人」にする など
一方で、「SNSで集客する」ことを意図する場合には、上記のような採用情報の延長線上にあるような情報だけを発信しても多くの人に見てもらうことは出来ません。
SNSでの集客に力を入れる場合、媒体の特性や特徴に応じて拡散される、フォロワーが増えていくコンテンツを考えていく必要があるでしょう。
ソーシャルならではの双方向性を活かす
企業が一方的にコンテンツを投稿するだけでなく、動画や記事を通じて求職者とのコメントやいいね!のやり取りができるところも、ソーシャルリクルーティングの大きな魅力です。
たとえば、「女性の管理職はどのくらいいるんですか?」と質問コメントが入った場合、その場で「今は4人です!」と即答するほかに、以下のように、次につながる返答の工夫もできるでしょう。
- 来週、女性管理職の紹介動画をアップします!ぜひ視聴してくださいね!
- 8月のオンラインセミナーは、女性管理職のAさんが担当します!お時間ありましたら、ぜひエントリーしてみてください! など
上記は露骨な採用への誘導になりますが、これ以外にも、SNSの運用ではフォローやコメントしてくれた人との交流を楽しむような姿勢が重要となります。
明確に求人を発信する
SNSを運用していると、コミュニケーションやフォロワーの拡大などに意識がいきがちです。しかし、定期的に求人情報などを発信して、採用に誘導することも大切になります。
なお、使う媒体にもよりますが、SNSで詳細な求人情報を発信するのは、あまり妥当ではありません。
そのため、受け皿となるような求人詳細を記載した自社ページ、応募を受け付けられるフォームなどをきちんと準備しておくことが大切になります。
継続する
ソーシャルリクルーティングでは、定期的な更新を続けながら、コンテンツとフォロワーを増やすことが大切です。
続けるなかで、いいね!・シェア・コメント内容、インプレッションなどのアクセスデータから、次第にターゲットのニーズもわかってきます。
ソーシャルリクルーティングを成功させるには、運用を続けながら、コンテンツの質や運用方法のPDCAを回すことが大切です。