「最後だとわかっていたなら」
皆様、ジェイックの知見寺でございます。
先週の日曜日、7月25日は出社しました。
(久しぶりに自転車で出勤しました。
日曜日で車も人もいなかったので、20分で着きました。)
ビデオ撮影をするためです。
私は撮られる側ではなく、企画者として撮影をチェックする側です。
ですから、気分は楽でした。(Tシャツに短パンの格好です。)
撮影を行ったのは、弊社で行っているセミナー受け放題の
教育サービスにおいて、人気もあり、評価も高い、
「感謝力を鍛え、協力を得られるようになる」というタイトルのセミナーです。
セミナー講師は、弊社での人気講師の一人、
アッシュ・マネジメント・コンサルティングの小川先生です。
近頃よく耳にするフレーズに、
「最近の若手は、恵まれて育っているので、感謝する気持ちが弱い」
ということがあります。
この「感謝」にフォーカスした、若手社員向けのセミナーになります。
このセミナーは、
○感謝すべきことを思い起こすこと、
○またその感謝の気持ちを伝えること
を目的として、演習を織り交ぜながら開催しています。
そのひとつに、お世話になった方への
手紙を書いていただく演習があります。
シチュエーションは、要約すると以下の通りです。
「通勤途中に交通事故に合うも、九死に一生を得た。
もし、このまま死んでいたらお世話になった方に
何にも言えなかったなと、感じました。
そこで、この事故を契機として、
お世話になった方に手紙を書くことにしました。
どんな手紙を書きますか?」
当初の演習では、自分への遺書を書いていただいていたのですが、
セミナー1回にお一人かお二人は必ず、「書けません!」という方が
出てきていました。
そこで、上記のような演習に変えました。
この手紙を書いていただいた後に、
2001年9月11日の同時多発テロの後、
世界に配信された、ひとつの詩を紹介する動画を観て頂きます。
その詩は、
「最後だとわかっていたなら」
作;ノーマ・コーネット・マレック 訳;佐川 睦
出版社;サンクチュアリー出版
⇒ http://www.amazon.co.jp/dp/4861139066
この詩は、ツインタワーに1機目が激突したあと、
救助のために、最初に突入した数百人のレスキュー隊のうちの一人で、
今でも行方不明の消防士(29歳)が、生前書かれたものです。
ユーチューブを活用した動画になります。
(会社によってはセキュリティ・ブロックがかかるかもしれません。)
http://www.youtube.com/watch#!v=CX5iZx7FIok&feature=related
耳からの感受性が高い方はこちらをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=4q_Tihhp7PI
弊社のセミナーでは、小田和正の「たしかなこと」の
オルゴールを乗せたオリジナルの動画を作って、使っています。
自分がお世話になった方へ書いた手紙の内容を、後回しにせず、
今から実践しよう!と思っていただくための仕掛けです。
手紙を書いた後に、動画をみて、涙ぐむ方もたくさんいらっしゃいます。
これから、夏休みを取られる方も多いと思います。
若手社員の方々に、お世話になった方への手紙を書くことと
この動画を観ることを、夏休みに宿題にしてみては、如何でしょうか。


