「ドラッカー・マネジメントを2時間で説明すると」【知見メール123号】

2011/03/23

「ドラッカー・マネジメントを2時間で説明すると」

 

ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

東北関東大震災にて、被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。

また、一日も早く復興できるよう共にできることに

精一杯取り組んでいければと思います。

 

 

3月11日に地震があったとき、弊社はセミナーの真最中でした。

 

私は、弊社ビルの7Fで打ち合わせをしていたのですが、

揺れの大きさにすぐに6Fのセミナー会場に駆け込みました。

 

セミナー会場に入ってからも、長い時間揺れていたように思います。

 

「このビルは、免震構造なので大きく揺れます。安心してください。」

「窓際の方は、中央に寄ってください。」

 

と声を掛けました。

 

本震が収まった後、セミナーを再開したのですが、

再度大きな余震があり、セミナーを中止し参加者の皆さんには

点呼の後、お帰りいただきました。

 

ところが、この日は深夜まで地下鉄が動かず、

JRに至っては翌日の朝まで動きませんでした。

 

ご不便をお掛けした方が多くいらっしゃったのではないかと、反省をしています。

 

 

 

午後のセミナー参加者の皆さんをお帰ししたあとは、

夜18時からのセミナーについて、

どうするのかをすぐに意思決定し、対応に動くことでした。

 

交通機関が混乱していたので、セミナーは基本的に中止としましたが、

既に神保町にいらっしゃる方で参加希望の方には、

講師が18時までに到着すれば、開催しますと案内をしました。

 

(午後のセミナー参加者で、夜のセミナーも参加される方が複数おられました。

結局、3名の方が参加されたのですが、横浜、藤沢、越谷在住の

方々でしたので、朝まで弊社のセミナールームにて過ごしていただきました。

結果的には、夜のセミナーにご参加いただいて良かったようです。)

 

 

次に、講師が18時までに弊社に来社できるのかを確認しました。

 

ところが、携帯は、全く繋がらない。

 

そこで、電子メールを送るとともに、

丁度2日前にfacebookにて講師と友達になっていましたので、

facebookでも連絡をしてみました。

 

 

すると、すぐにfacebookで連絡がつき、

16時過ぎの時点で、千石にいらっしゃることが確認できました。

 

非常時の連絡手段として、facebookの優位さを実感した次第です。

 

まだ、全くの初心者で上手く使いこなせないので、

facebookについてアドバイスをいただけると幸いです。

 

私のページは、以下のURLか、もしくは「知見寺直樹」で検索ください。

友達申請をしていただけると嬉しいです。

https://www.facebook.com/naoki.chikenji

 

 

さて、今回は、3月16日(水)に行なった

弊社のセミナーをご紹介いたします。

 

地震のあった翌週でしたので、開催をどうしようか迷っていたのですが、

講師の小茂田先生から、こんなときだからこそ、セミナーをやりましょう!

とのご意見をいただき開催をいたしました。

 

 

セミナーのテーマは、

「社長のためのドラッカー理論、使い方と活かし方」です。

 

「もしドラ」の大ヒット以来、空前のドラッカーブームとなっています。

 

ただ、興味をもってドラッカーの著書を読み出したが

難しいですとか、実際の経営にどう反映させれば良いのか、

いま一つ分からない、という声をお聞きします。

 

弊社代表の佐藤は、昔から大のドラッカー信者でして、

以前は経営者向けに、年間のドラッカー講座を開催していました。

 

また、弊社では、ドラッカーの5つの質問と8つの目標に沿って、

幹部陣が半年かけてアウトプットを作成したり、

マネージャー陣に対してドラッカー本の勉強会を行なっています。

 

そんな背景から、ドラッカー・マネジメントに造詣が深く、

実際に自分の会社経営にもドラッカー・マネジメントを

活かしていらっしゃる小茂田先生にご講演をいただきました。

 

その講演にて、私が書いたメモを以下に抜粋させていただきます。

 

 

------------------------

 

「基本と原則に反するものは例外なく破綻する」

 

「転換期にあって重要なことは、変わらざるもの、

すなわち基本と原則を確認することである」

 

・ドラッカー理論は人の幸せを追求する経営学である。

人がおかれる環境でどうしたら幸せになれるのか?

人がおかれる環境とは、社会、会社が大きな存在なので、

その社会、会社を研究した。

 

「成果を上げることは習得できる。そして、習得しなければならない。」

 

「組織とは、共通の目的(=使命)を持つ人たちが集まって、

役割分担をしている。」

 

・なぜ個人ではなく組織が必要なのか?

「組織の目的とは、凡人をして非凡なことをなさしめること」

 

・ドラッカー・マネジメントとは、1954年に出版された

「現代の経営」において提唱された「目標による管理」

ただ、間違った捉え方を多くされていた。

ドラッカーが言っていたのは、

「Management By Objectives And Self-Control」

直訳すると、自己統制と目標による管理

判断・選択・決定を自らが行い、その上、責任を負う

自己決定感に基づくマネジメントがドラッカー・マネジメントの考え方

判断・選択・決定を他者が行い、その責任を自分が負うのでは、

やらされ感になってしまう

 

・マネジメントの役割は3つ

1)成果をあげること、2)人を生かすこと、3)社会に貢献すること

 

・成果とは、売上でもなければ、利益でもない

「成果とは、われわれの仕事の結果として、顧客に現れた

好ましい変化のことである」

「だから、成果はすべて組織の外に現れる」

「利益は、目的ではない」

 

・人こそ最大の資産

「人を育てるな、仕事ぶりを育てよ」

「弱みに目を向けるな、強みだけに焦点を合わせよ」

「弱みがないことを評価するな、優秀な者ほど間違いは多い」

 

・「第一に、われわれの仕事そのものの貢献度を高め続けること」

「第二に、われわれの仕事によって意図せずに生じてしまう

悪影響を処理し続けること」

 

「事業の目的として有効な定義はただ一つである。

それは、顧客の創造である。」

 

「だから、あらゆる組織がもつ(もつべき)2つの基本的機能は、

マーケティングとイノベーションである。」

 

「マーケティングとは、顧客を知るためのあらゆる活動」

顧客は常に満たされていない

 

「イノベーションとは、顧客の新しい満足を生み出す活動」

 

「リーダーシップとは、人間の視点を高め、成果の基準をあげさせ、

人間の人格をして通常の制約を超えさせるものである」

 

「リーダーにカリスマ性はいらない。

むしろ、持っているほうが有害ですらある」

 

・リーダーの4つの要件

1)組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立すること

2)リーダーシップを、地位や特権ではなく責任と見ること

3)周囲からの信頼が得られること

4)そして、リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。

 

 

「リーダーとして絶対に欠如していてはならないものが、『真摯さ』」

「成果をあげる手法は修得することができる。

しかし、真摯さだけは修得することができない。最初からもっていなければならない。」

 

・真摯さを欠如する者

1)他人の強みよりも弱みに目を向ける者

2)何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者

3)誠実よりも、頭の良さを重視する者

4)有能な部下を恐れる者

5)自らの仕事に高い基準を設定しない者

 

 

------------------------

 

最後の「真摯さを欠如する者」は、

何度も読み、耳にしていることですが、

そのたびに胸が痛くなります。

 

 

尚、この3月のセミナーは参加することができなかった方が多かったため、

5月に再度行なうことを決めました。

 

詳細が決まりましたら、このメルマガでもご案内をさせていただきます。

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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