「やろうと思う⇒やる⇒全力でやる⇒成果が出る」【知見メール132号】

「やろうと思う⇒やる⇒全力でやる⇒成果が出る」

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

先日の日曜日8月7日、妻と映画を観に行きました。

会社のすぐそばにある岩波ホールで上映されていた

「おじいさんと草原の小学校」という映画です。

 

ケニアでの実話をベースにしています。

 

ケニアでは、2003年から無償教育をスタートしました。

 

そのとき、84歳の老人マルゲが小学校への入学を希望します。

何キロもの道のりを、杖をついて、

小学校まで行きますが、門前払いされます。

 

それでも、マルゲは諦めないで、毎朝、小学校に通いつめました。

そんなマルゲの情熱に突き動かされた校長先生が、入学を認めます。

 

このあと映画は、マルゲが入学したことによるトラブルや、

ケニア独立の現代史が折り重なって展開していきます。

ご覧になる方もいらっしゃるかもしれませんので、

あらすじのご紹介はこれくらいにさせていただきます。

 

 

この映画を観て、

「教育を受けられる、ありがたさ」

「教育を受ける尊さ・価値」

を強く感じさせられました。

 

 

 

マルゲは、最高齢の小学生として、ギネスブックに載っています。

 

 

 

さて、今回は夏休み前の方も多いと思いますので、

いつもより少し軽いトーンで書かせていただきます。

 

以前、このメルマガでも触れたことがありますが、

今、私は加圧トレーニングに通っています。

4月からスタートして、ほぼ毎週1回行っています。

丁度、通いだしてから4ヶ月です。

 

4月1日の体重は、72.5kg、

体脂肪率は19.3%でした。

 

ちなみに私の身長は174cmですから、

標準体重は67kgくらいになります。

5kgのオーバーウェイトですね。

 

これが、8月1日には、69.6kg、17.9%。

体重が約3kg落ちて、

標準体重までもう一歩のところまできました。

 

ただ、残念なことに、内臓脂肪は、

4月も今も「8」のままで、全く変わりません。

 

 

加圧トレーニングをご存じない方も

いらっしゃるかもしれませんので、ちょっとご説明します。

加圧トレーニングとは、腕の付け根や足の付け根を

専用の器具で圧迫して、血流の流れが悪くなっている状態で、

運動(主に筋トレ)を行います。

 

筋肉に酸素が供給されませんので、

ちょっとした運動でも負荷が大きくなります。

 

例えば、準備運動で、両手を握ったり開いたりするのですが、

これを30回行うだけでしんどくなります。

ですから、大抵の加圧トレーニングは、1回20~30分くらいです。

これで、十分へとへとになります。

 

私が通っているジムは4階にあるのですが、

トレーニングが終わって階段を下りるのが、毎回しんどいです。

 

短時間で済みますので、忙しい方には向いています。

 

 

また、このトレーニングは、マンツーマンで行います。

トレーナーが私一人に、つきっきりで指導してくれます。

ジムには、先生一人、生徒も一人です。

しかも、予約制になっていますので、何とか予約どおりに行こうとします。

(急にキャンセルすると、

トレーナーの時間が空いてしまうことになり迷惑を掛けますので。)

 

 

普通のスポーツクラブですと、行こう行こうと思っていても、

なかなか定期的には通えなかったりしませんか?

 

さらに、トレーニング中も、ずっとトレーナーが

私のことを指導していますので、手を抜くことができません。

時折、「ナイスフォーム」とか、「いけます!」とか、

声を掛けて励ましてくれます。

 

そして、腕立て伏せを20回やって、やっと終わり、

と思っているところに、「あと5回」とか指示が飛んできます。

 

面白いもので、しんどくても、

何とか、あと5回やろうとするんですよね。

 

私の場合には、腕立て伏せで

体が上がらなくなるまで、やらされます。

 

 

加圧トレーニングに通っていて、最近感じることが2つあります。

 

ひとつ目は、このトレーニングはもちろん体に良いのですが、

精神的にもプラスの効果があることです。

 

仕事で「もうこれ以上はできない」、

というくらいやり切った感を持つことはなかなか難しいですよね。

特に、仕事の場合には、振り返ると

「ああすれば良かった、こうすれば良かった」

という反省がうまれることもありますので。

 

運動でも、例えば、自分ひとりでランニングや筋トレをしたときに、

もうこれ以上走れない、できない、というところまで

追い込むことは難しくないですか。

 

ところが、加圧トレーニングですと、

前記のように、もうこれ以上できない!

というところまでやり切ります。

やり切った自分を感じることができるのです。

全力を出し尽くした自分がいます。

 

また、着実にできる回数が伸びますので、

自分が成長している感・できる感を体感します。

筋肉がついてくることもわかりますので、 見た目でも成果を実感します。

 

「やろうと思う」⇒「やる」⇒「全力でやる」⇒「成果がでる」

 

というフローを経験しますから、

「自己効力感」や「自己肯定感」を強めてくれます。

 

 

もうひとつは、

「やろうと思う」「やる」「全力でやる」ということについて、

人のかかわり方が大きく影響を与えるということです。

 

私が、加圧トレーニングをやろうと思ったきっかけは、

以前からお付き合いをさせていただいている、

すごい経営者がお二人、加圧トレーニングをされていて、

お二人とも利便性と効果を絶賛されていたからです。

 

 

元々、体重を落としたい、体を動かしたい、

という願望はもっていましたが、思っているだけでした。

 

サボることなく通っているのは、マンツーマンで予約制だからです。

 

全力でやるのは、前述の通り、私に注目して、

状態にあわせて声を掛けてくれるトレーナーがいるからです。

 

 

このことを部下の育成に当てはめてみると、

「やろうと思う」ためには、部下が尊敬している、

憧れている人の言葉を借りる。

その人が、社内にいるのであれば、直接、話をしてもらう。

 

社外の場合、直接やり取りできる方であれば、

話をしてもらう、もしくはコメントをもらう。

直接やり取りできなければ、その方の言葉を

本や雑誌、インターネットなどから探して、部下に渡す。

 

そして、根本的には、部下が尊敬している、

憧れている人に、自らがなることを目指す。

自分の言葉で、部下が「やらされる」ではなく、「やろう」と思えるか。

 

 

「やる」ためには、部下と一緒に行うことを定期的に決めて実践する。

 

例えば、週1社は必ず部下と同行営業をするとか、

週1回は曜日と時間を決めて、

部下の目標達成に向けての個別指導を行うとか、などです。

 

 

「全力でやる」ためには、常に部下の状態・状況を気にして、

観ているよ、とのメッセージを送る。

そして、承認・応援の声を掛ける。

さらに、いけそうなときは、

もうひと頑張りが必要になる目標に上げてあげる。

 

どれも、できていない自分に気づかされます・・・。

 

 

なお、加圧トレーニングは、おひとりおひとりの

希望や状態に合わせて行いますので、

全員が私のようにへとへとになるまで行っている訳ではありません。

 

事実、私の妻も通っていますが、「そんなにつらくないよ」と言っています。

 

もし、加圧トレーニングを見学してみたいと思われましたら、

このメールの返信にてご連絡ください。

 

私は、原則、毎週水曜日の夜21:30から、

門前仲町のジムで30~40分行っています。

 

事前に言っておきますが、かなり激しいので、引かないでくださいね。

 

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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