「佐々木常夫氏の講演会」【知見メール143号】

「佐々木常夫氏の講演会」

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

先日、東京駅八重洲北口にある

丸善(大きな本屋さんです)で本を買いました。

 

いつもは、会社の近くにある三省堂で

書籍は購入するのですが、たまたま移動の途中で立ち寄りました。

本を3冊手に持って、レジに並びました。

そして、会計をしてもらい、

本を紺色のビニール袋に入れてもらいました。

 

そのときに、店員さんが、テープの片方の端をちょっと折って、

テープとテープを重ねてから、

本を入れた袋の手を入れる部分にテープを貼りました。

 

そのときには、すぐに何の意味があるのかわかりませんでしたが、

受け取ってわかりました。

 

テープを重ねた部分が、袋に貼り付いていないので、

テープを剥しやすいんですよね。

 

本を買って、このようにしてもらったのは初めてでしたので、

さすがだな~あと感じました。

ちょっとした気遣いですが、お客様の評価は高まると思います。

 

 

 

 

さて、今回は、新しいセミナー開催のご案内があります。

東レ経営研究所元社長で、

現在は同社の特別顧問をされている佐々木常夫氏に、

ご講演いただくことになりました。

 

佐々木氏は、何冊もベストセラーを出されています。

 

「そうか、君は課長になったのか」

http://www.amazon.co.jp/dp/4872904494

 

「これからのリーダーに贈る17の言葉」

http://www.amazon.co.jp/dp/4872905393

 

「ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない」

http://www.amazon.co.jp/dp/4872902653

 

「働く君に贈る25の言葉」

http://www.amazon.co.jp/dp/4872902653

 

などのタイトルを一度は目にされたことが

あるのではないでしょうか?

 

 

実は、佐々木氏にご講演いただくきっかけになりましたのは、

お客様からの電話でした。

そのお客様は、弊社のセミナーによくご参加をいただいている、

大手企業の部長職の方です。

 

昨年12月上旬のある日、自分の机に戻ると、

そのT部長様から電話が欲しいとのメモがありました。

何だろうなと思いながら、折り返しお電話をすると、

 

「知見寺さん、元東レにいらっしゃった佐々木さんってご存知ですか?

佐々木さんが書かれた『働く君に贈る25の言葉』

という本があるんですが、素晴らしい内容なので

部下全員に配って、読んでもらっているんです。

是非、講演を聴いてみたいので、

ジェイックさんで企画してもらえませんか。」

 

というものでした。

 

私も佐々木氏の書籍は何冊か読んでいました。

息子さんが自閉症、奥様が肝炎からうつ病になられるという、

大変な状況の中で、25にものぼる事業の再建を実現され、

東レの取締役、そして子会社の社長に就任されたという方です。

 

文章は大変読みやすいですし、仕事力・人間力に関して、

ご自身の経験に基づいた具体的なことが書かれています。

 

書籍を読んで、私が参考になったこと、

私なりに理解したことを、

少しだけ書かせていただきます。

 

 

佐々木氏は、部門の管理職として配属された際、

想定される任期、2~3年の間に

『何を実現するのか?』を決めるとおっしゃっています。

 

そのために、まず、その部門の“現実”を

押さえるようにしているそうです。

 

再生するために一番重要なことは何か?

事業としてもっと伸ばすために何がかけているのか?

 

など、具体的な問題・課題を

押さえるようにしているとおっしゃっています。

 

 

そして、徹底した重点管理でその課題を解決していくのです。

 

何年も同じ部門を束ねることが多い、中小企業の管理職ですと、

この 『何を実現するのか?』 が、ぼやけてしまうことがあります。

 

 

私自身の自戒もこめて、

佐々木氏のような状況にはないのですが、

もっともっと必死に取り組まなくては!

と思いました。

 

 

T部長とお話したのは、

丁度、来期の講演会の計画を検討しているタイミングでした。

 

ですので、佐々木氏のご講演を、インターネットで調べてみました。

あちらこちらで講演をされていましたし、講演録もアップされていました。

 

それらを確認した結果、佐々木氏のお話を聴いていただくことは、

弊社のお客様に、必ずお役に立つと確信をしまして、

佐々木氏のHPから、講演依頼のメールを送りました。

 

 

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

弊社は、株式会社ジェイックと申します。

http://www.jaic-g.com/

 

「企業のホームドクター、人材のメンターとなり、

人と組織の限りない可能性に貢献し続ける」

というミッションのもと、

首都圏を中心とした全国の中堅中小企業、

約4万社にご活用いただいている、

社員教育と人材紹介業を行っておる会社です。

 

これまで、

吉越浩一郎氏、

遠藤功氏、

新将命氏、

藤原和博氏、

中井政嗣氏

などにご講演いただいております。

 

この度、ぜひ佐々木様にもご講演をお願いしたく、

ご連絡をさせていただきました。

 

ご講演にあたってのご説明のお時間を

いただけませんでしょうか?

 

ご多用の中かと存じますが、

ご回答いただければ幸いに存じます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 

すると、すぐにシンプルなメールが返ってきました。

 

 

―――――――――――――――――――――――――

私はあまり時間がないため講演の事前説明は

なるべくメールにしていただいています

 

どうしてもということでしたら

1月5日9時半~16時

6日9時半~11時半、15時~16時半

12日9時半~11時半

のなかで30分でお願いします

 

なお講演の時期ですが

1月はスケジュールが一杯で難しいです

2月は日によりますがかなり難しいです

―――――――――――――――――――――――――

 

面談のお願いをしまして、

1月12日9:30からお会いをしてきました。

 

30分と指定を受けていましたので、

事前に資料をメールでお送りし、

面談時もアイスブレークもなしに、すぐに本題に入りました。

弊社の説明を5分くらいで手短いに行い、

その後はどんなお話しをして欲しいのかについて、

ディスカッションをしました。

 

その結果、25の事業を再建した時に

どんな手立てを打ってきたのかを中心に、

経営者・管理者に向けた仕事力アップに繋がる

講演内容にしようと、まとまりました。

 

気付くと面談時間は1時間を越えていました。

メールでの印象とは異なり、にこやかで大変柔和な方でした。

 

 

 

この講演会を開くきっかけをいただきました

T部長様には、大感謝です。

お電話をいただかなければ、

佐々木氏の講演会は開催していないでしょう。

 

 

皆様も、是非、講演を聴いてみたいと

思っている方がいらっしゃいましたら、お教えください。

 

また、これまで聴いた講演の中で

抜群の方がいらっしゃいましたら、

こちらもお教えいただけると大変嬉しいです。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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