「佐々木常夫氏の講演会」
皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。
先日、東京駅八重洲北口にある
丸善(大きな本屋さんです)で本を買いました。
いつもは、会社の近くにある三省堂で
書籍は購入するのですが、たまたま移動の途中で立ち寄りました。
本を3冊手に持って、レジに並びました。
そして、会計をしてもらい、
本を紺色のビニール袋に入れてもらいました。
そのときに、店員さんが、テープの片方の端をちょっと折って、
テープとテープを重ねてから、
本を入れた袋の手を入れる部分にテープを貼りました。
そのときには、すぐに何の意味があるのかわかりませんでしたが、
受け取ってわかりました。
テープを重ねた部分が、袋に貼り付いていないので、
テープを剥しやすいんですよね。
本を買って、このようにしてもらったのは初めてでしたので、
さすがだな~あと感じました。
ちょっとした気遣いですが、お客様の評価は高まると思います。
さて、今回は、新しいセミナー開催のご案内があります。
東レ経営研究所元社長で、
現在は同社の特別顧問をされている佐々木常夫氏に、
ご講演いただくことになりました。
佐々木氏は、何冊もベストセラーを出されています。
「そうか、君は課長になったのか」
⇒http://www.amazon.co.jp/dp/4872904494
「これからのリーダーに贈る17の言葉」
⇒http://www.amazon.co.jp/dp/4872905393
「ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない」
⇒http://www.amazon.co.jp/dp/4872902653
「働く君に贈る25の言葉」
⇒http://www.amazon.co.jp/dp/4872902653
などのタイトルを一度は目にされたことが
あるのではないでしょうか?
実は、佐々木氏にご講演いただくきっかけになりましたのは、
お客様からの電話でした。
そのお客様は、弊社のセミナーによくご参加をいただいている、
大手企業の部長職の方です。
昨年12月上旬のある日、自分の机に戻ると、
そのT部長様から電話が欲しいとのメモがありました。
何だろうなと思いながら、折り返しお電話をすると、
「知見寺さん、元東レにいらっしゃった佐々木さんってご存知ですか?
佐々木さんが書かれた『働く君に贈る25の言葉』
という本があるんですが、素晴らしい内容なので
部下全員に配って、読んでもらっているんです。
是非、講演を聴いてみたいので、
ジェイックさんで企画してもらえませんか。」
というものでした。
私も佐々木氏の書籍は何冊か読んでいました。
息子さんが自閉症、奥様が肝炎からうつ病になられるという、
大変な状況の中で、25にものぼる事業の再建を実現され、
東レの取締役、そして子会社の社長に就任されたという方です。
文章は大変読みやすいですし、仕事力・人間力に関して、
ご自身の経験に基づいた具体的なことが書かれています。
書籍を読んで、私が参考になったこと、
私なりに理解したことを、
少しだけ書かせていただきます。
佐々木氏は、部門の管理職として配属された際、
想定される任期、2~3年の間に
『何を実現するのか?』を決めるとおっしゃっています。
そのために、まず、その部門の“現実”を
押さえるようにしているそうです。
再生するために一番重要なことは何か?
事業としてもっと伸ばすために何がかけているのか?
など、具体的な問題・課題を
押さえるようにしているとおっしゃっています。
そして、徹底した重点管理でその課題を解決していくのです。
何年も同じ部門を束ねることが多い、中小企業の管理職ですと、
この 『何を実現するのか?』 が、ぼやけてしまうことがあります。
私自身の自戒もこめて、
佐々木氏のような状況にはないのですが、
もっともっと必死に取り組まなくては!
と思いました。
T部長とお話したのは、
丁度、来期の講演会の計画を検討しているタイミングでした。
ですので、佐々木氏のご講演を、インターネットで調べてみました。
あちらこちらで講演をされていましたし、講演録もアップされていました。
それらを確認した結果、佐々木氏のお話を聴いていただくことは、
弊社のお客様に、必ずお役に立つと確信をしまして、
佐々木氏のHPから、講演依頼のメールを送りました。
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弊社は、株式会社ジェイックと申します。
http://www.jaic-g.com/
「企業のホームドクター、人材のメンターとなり、
人と組織の限りない可能性に貢献し続ける」
というミッションのもと、
首都圏を中心とした全国の中堅中小企業、
約4万社にご活用いただいている、
社員教育と人材紹介業を行っておる会社です。
これまで、
吉越浩一郎氏、
遠藤功氏、
新将命氏、
藤原和博氏、
中井政嗣氏
などにご講演いただいております。
この度、ぜひ佐々木様にもご講演をお願いしたく、
ご連絡をさせていただきました。
ご講演にあたってのご説明のお時間を
いただけませんでしょうか?
ご多用の中かと存じますが、
ご回答いただければ幸いに存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
すると、すぐにシンプルなメールが返ってきました。
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私はあまり時間がないため講演の事前説明は
なるべくメールにしていただいています
どうしてもということでしたら
1月5日9時半~16時
6日9時半~11時半、15時~16時半
12日9時半~11時半
のなかで30分でお願いします
なお講演の時期ですが
1月はスケジュールが一杯で難しいです
2月は日によりますがかなり難しいです
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面談のお願いをしまして、
1月12日9:30からお会いをしてきました。
30分と指定を受けていましたので、
事前に資料をメールでお送りし、
面談時もアイスブレークもなしに、すぐに本題に入りました。
弊社の説明を5分くらいで手短いに行い、
その後はどんなお話しをして欲しいのかについて、
ディスカッションをしました。
その結果、25の事業を再建した時に
どんな手立てを打ってきたのかを中心に、
経営者・管理者に向けた仕事力アップに繋がる
講演内容にしようと、まとまりました。
気付くと面談時間は1時間を越えていました。
メールでの印象とは異なり、にこやかで大変柔和な方でした。
この講演会を開くきっかけをいただきました
T部長様には、大感謝です。
お電話をいただかなければ、
佐々木氏の講演会は開催していないでしょう。
皆様も、是非、講演を聴いてみたいと
思っている方がいらっしゃいましたら、お教えください。
また、これまで聴いた講演の中で
抜群の方がいらっしゃいましたら、
こちらもお教えいただけると大変嬉しいです。
宜しくお願い致します。