「コミュニケーションにイノベーションを生む考え方」【知見メール150号】

2012/05/09

コミュニケーションにイノベーションを生む考え方

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

先週の5月4日、昨年11月に亡くなった

義理の祖父の納骨がありました。

妻の実家は、雪深い新潟県の魚沼なのですが、

納骨は雪がなくなる春に行なうのです。

 

5月3日に東京から車で移動しましたが、

前が見えないくらいの大雨でした。

5月4日の朝も土砂降りでどうなることかと思っていましたら、

自宅で読経が始まる11時頃には小雨となり、納骨をするために

お墓に行ったときには、すっかり雨が上がっていました。

 

その後、御斎(おとき 仏事のあとに行なう食事会です)が

ありましたが、その途中からまた雨が降り出しました。

すると、参列していたある方が、「鶴屋(祖父の屋号)は、

行いが良かったから、納骨のときだけ雨が上がったんだね」と

お話しをされると、同席をされていた皆さんが、口々に

祖父のことを褒めていました。

 

私が担当している、「7つの習慣(R)」研修の中に、

自分の葬儀において大切な方々にどんな言葉を投げかけて

もらいたいのかを考えるワークがあります。

上述の場面に遭遇して、研修の中ではその場をもちろん想像して

書き出すのですが、このワークをリアルに感じました。

 

私も死んだあとに、祖父のように言われるような

生き方をしたいと思いました。

 

 

 

さて、この連休中に、再度DVDを観ました。

 

4年前は、ここまで深く『7つの習慣(R)』に入り込むと

思っておりませんでしたが、先日も少しだけご紹介いたしました、

コヴィー博士の講演DVDです。

 

良書は読むたびに新たな気づきがあると言いますが、

良い講演も同様に、聴くたびにハッとする部分が異なり、

驚くものです。

 

今回は、全神経を集中して『観る』、というよりは、

少しリラックスして、自分の仕事や会社の未来に思いを馳せながら、

『眺めていた』という感じではありました。

 

眺めながら、いくつか気づきがありましたが、

そのうちの一つをご紹介します。

 

「相乗効果を発揮して、第三案を導く」というパートを見て、

気づいたことです。

 

「第三案」とは、私の案、相手の案、いずれの案よりもより大きな

相互利益をもたらす案のことです。

 

 

コヴィー博士は、このような話をしています。

 

「多くの人は、自分の意見や主張に凝り固まっていて、

それに対する反対意見を受け入れようとしません。

自分の敵に対して、恐怖心を持っているので、

競争に勝つことに注意を向けてしまうのです。

それは、Win-Loseの態度を生み出してしまいます。

 

Win-Winを目指すのであれば、顧客を最優先事項とする

文化を重要とし、そして、それが終わった後に問題を解決する

議論を始めるべきです。

このような考え方=豊かさマインドを持てば、競争相手に

恐怖心を感じる必要がありません。」

 

「相手の立場に立って話を聴き、心の底にある本音に

耳を傾けることは、問題が複雑になればなるほど、難しくなります。

重要な問題だと妥協に走ってしまうのです。

第三案を出すよりも、妥協の方が簡単ですから」

 

ジェイックは、採用・教育のサービスを提供しているために、

2月~4月の第一四半期は繁忙期となります。

今年は、全社員が例年以上に多忙となりました。

 

その中で、忙しさが視野を狭くし、

『お客様にとって良いことをしているのは自分たちで、

他チームのやっていることは迷惑をかけている、あるいは無意味だ。

余計なことはするな』

と、お互いが自分の主張を通そうと対立したことがありました。

 

上手くやれば、どちらもお客様の役に立つ行動なのに、

感情的になり、結局一方のチームの施策を打ち切りました。

 

 

「第三案」という考え方が現場レベルまで、完全に浸透している

わけではないと、目の当たりにした出来事でした。

 

互いの信頼を増す過程を省略し、

やるべきこと、目標を増していった私たちのマネジメントと、

メンバーへの教育不足に気づかされました。

 

この出来事も一つの要因となり、もう一度、社員全員に

「7つの習慣(R)」を学んでもらうことにしています。

 

 

それにしても、決して答えを話しているわけではないのに、

課題を明確にし、解決の糸口を示してくれる、

コヴィー博士の言葉には、いつも驚かされます。

 

 

5月以降も、新しいトライを数多く考えているため、

おそらく大忙しになる予定です。

 

コヴィー博士の話を聴きながら、これから高いハードルに

組織全体で取り組むのだから、 見落としてはならないと

思った部分に留意しながら、顧客にとって価値のある活動を

していこうと思いを強くしました。

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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