「新入社員を伸ばす秘訣はフィードバック」【知見メール154号】

2012/07/11

新入社員を伸ばす秘訣はフィードバック

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

今、このメールを読んでいただいているとき、

私は、羽田から香港に向かう飛行機の中だと思います。

以前から、多くの方にアドバイスをいただいていた、

中国視察にやっと行くことになりました。

 

中国にはプライベートでも行ったことがありませんでしたので、

中国に関する書籍を数冊購入して読んでみました。

 

その中で、面白かった2冊をご紹介します。

 

1冊は、「中国で繁盛店をつくるシンプルな方法

―成功のコツはすべて日本にある 」です。

突然の社命で、中国に外食店舗を出す責任者になった関氏の実録です。

ビジネス小説を読むような面白さがあるのと同時に、中国でビジネスを

行なうときの留意点、中国人と仕事をするときの肝が学べる本です。

(詳細は、こちらから。⇒http://www.amazon.co.jp/dp/4822233448/

 

もう1冊は、「ニュースではわからない仮面の下の中国」です。

著者が、広東地区で工場を立ち上げ、雲南で留学生活を送った経験を

元に書いています。

中国生活体験記と工場立ち上げ記と二編の構成となっており、

中国に長期出張される方あるいは駐在される方には、

具体的で参考になると思います。

(詳細は、こちらから。⇒http://www.amazon.co.jp/dp/4774126608/

 

2冊とも、ちょっと前の出版になりますので、

最新の中国事情を知りたい方には適しませんが、

中国と中国人のことを理解したい方にはお薦めです。

 

 

さて、今回は、今月弊社で行なっている新入社員向けの

フォローアップ研修での出来事をご紹介したいと思います。

 

今年4月に、弊社で開催しているオープン型の新入社員研修

「仕事の基礎の基礎」には、269名の新入社員に

受講していただきました。

この「仕事の基礎の基礎」には、入社後3ヶ月たったタイミングで行なう、

1日のフォローアップ研修を、最初から組み込んでいます。

 

このフォローアップ研修の中に、研修参加者本人とその上司の方から

事前に回答いただいたアンケートを分析するという演習があります。

 

研修参加者に書いていただいた事前のアンケート項目は、

1)現状の業務内容

2)うまくいっていること

3)うまくいっていないこと

です。

 

上司の方には、

1)今から来年の3月までに「こうなって欲しい」という姿

2)現状できていること

3)改善して欲しいこと

4)研修参加者への激励・励ましの言葉

を書いていただきました。

 

演習では、この2つのアンケートを渡して、

1)上司のアンケートを読んで感じたことは何か?

2)自分のアンケートと読み比べてどう感じたか?

3)上司の激励・励ましの言葉を読んでどう感じたか?

について、フォーマットに記入してもらいました。

 

実際のフォーマットから、記入されていたことをいくつか抜粋します。

 

・細かいところまでみてもらっている。

・普段の自分の姿勢を上司がみてくれていることがわかって、

励みになった。

・まだまだ、足りていないことが多いと改めて実感した。

・自分ができるようになってきていると思っていることは、

仕事上では最低限のことでしかなかった。

・自分が足りていないと思っていることと上司の指摘が一緒だったので、

自分のこれからの課題は明確だと思います。

・自分ができると思っていたことが、実際はできていない。

・自分個人に向けての上司のことばで、びっくりしたが、

嬉しかった。

・上司の期待に応えたい気持ちになりました。

・普段、接することが少ないのに、丁寧なたくさんのコメントを

いただけたのが嬉しかったです。

・実際にここまで細かい内容を聞いたことがなかったので、

知ることができてよかった。

・上司の期待を超えるためにも、もっと成長したいと思います。

 

また、フォローアップ研修の最後にアンケートを取っていますが、

参考になった講義・演習での第1位が、この演習でした。

 

上司からのフィードバックは、新入社員の認識を修正することにも

役立ちますし、何よりもモチベーションをあげるようです。

 

一方で、普段は上司からのフィードバック、特に「成長」という視点での

フィードバックが不足がちなのではないだろうか、と感じました。

 

以前、このメルマガでもご紹介しました組織診断のQ12には、

 

Q6)仕事上で、自分の成長を励ましてくれる人がいる

Q11)この半年の間に、職場の誰かが自分の進歩について、

自分に話してくれた

 

の2つの質問があります。

 

 

部下の方々に、半年に1度は「成長」という視点で、

フィードバックの面談をされては如何でしょうか。

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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