「努力するとは、時間を使うことである」【知見メール184号】

2013/10/09

努力するとは、時間を使うことである

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

 

先週は、体調不良に悩まされました。

 

先々週の土曜日9月28日に、上海から帰国しました。

土日はちょっと体がだるいくらいだったのですが、

月曜日9月30日の朝から、症状悪化し改善されないので、

水曜日10月2日の朝、近所の病院に行きました。

(食中毒のような、症状でした)

 

血液検査の結果、白血球が全く増えていないので細菌性ではなく、

炎症のデータが少し上がっているので、

ウィルス性だと思います、との診断です。

 

上海最終日に、現地のお店に行ったのですが、

弊社から赴任している3名中、

1名はそのお店からホテルに歩いて帰る途中で体調を崩し、

私を含めた残り2名も翌週月曜日から、

体調を崩しはじめました。

ですから、上海最終日の夕食のお店が一番怪しいです。

 

ところが、このときは5名で食事をしていて、

あとの2名は何ともないとのこと。

1名は上海在住10年、もう一人は上海3年です。

 

「知見寺さんは、まだ上海のバイ菌に慣れていないんですよ。」

とのこと。

 

 

実は、私が観てもらったお医者さんなんですが、

年齢は私と同じくらいで、

対応もソフトで丁寧な良い感じの方でした。

 

ところが、自分の病状をネットで調べるうちに、

この先生の見方がちょっと変わってきました。

 

ネットに、

「検査をしても、結果が出る頃には治っているし、

そもそも処置方法が変わるわけではないので、

検査はしない」

とのコメントがありました。

 

私は、お医者さんの勧めに従って、検査を行いました。

結果が出るのは翌週とのことで、

翌週以降に結果を聞きに来てくださいとのこと。

確かに、その頃には治っていますし、

治った病気の原因菌を確認するために、

わざわざ病院にいきません。

(いつも受付開始の8:30前に行って、

支払いが終わるのが11時頃です。)

 

とすると、私にとっては

あまり意味のない検査をしたことになります。

(担当してくれたお医者さんからすると

何か意味があるかもしれませんが。)

 

診断を受けていたときに、お医者さんからは

 

「念のため、原因を特定するために検査もしておきますか?」

「結果が出るのは、先になりますけど。」

「何が原因かは、検査しないとわからないですね。」

 

と投げかけがありました。

 

今、冷静に考えれば、

先になって結果が出てもなぁ~、と思いますが、

その時は、

 

「はい。お願いします。」

 

と答えていました。

 

考えてみると、権威に依存していたんですね。

お医者さんに任せて、自分で考えようとしていなかった。

反省です。

 

 

 

さて、今回は、上海事業のパートナーである

マイツグループの池田先生から学んだことを

ご紹介したいと思います。

 

池田先生は、大阪にあった税理士法人とコンサル会社を

NO.2の方に任せ、1994年から単身、上海に進出されます。

以来20年が経過し、

上海ではナンバー1の日系企業コンサル会社となっています。

 

そんな池田先生ですが、毎週月曜日の朝礼でお話しされることを、

前日の日曜日に全社員宛てにメールで送信されています。

 

今週の日曜日、10月6日に送られてきたメールが以下になります。

 

 

タイトル;

「朝礼スピーチ:時は積もり行くものである事を自覚せよ!!」

 

皆さんお早う!!

中国は明日までが国慶節の7連休。

中国人スタッフ、日本人駐在員達も

この7連休を楽しんでくれている事と思います。

 

(中略)

 

ところで、皆さんは島根県に世界最大の砂時計が

あるのをご存知でしょうか?

島根県仁摩町(今は大田市です。)には

全国有数の鳴り浜(風は吹いたりすると砂が音を出す。)の

「琴ケ浜」がありますが、

その「鳴り砂」の保全と環境保護を願って

「一年計砂時計」があります。

 

この大砂時計は、「砂暦」と名付けられ、

1トンの砂を一年かけて落とす世界最大の砂時計です。

全長5.2m、直径1mというジャンボ容器に

1トンもの砂がわずか直径0.84mmのノズルから

刻々と落ちて1年経てば全部の砂がその容器内に入ります。

 

この超ビッグ砂時計は、ふるさと創生事業の一つとして作られました。

 

この砂時計に関して、映画俳優の山本富士子さん

(今、82歳ですが、知的で綺麗な方です!!)は

産経新聞「朝の詩」という投稿欄で

書かれた詩をいろいろな方に宣伝しています。

 

「1トンの砂で、時を刻む砂時計があるそうです。

その砂が、音もなく巨大な容器に積もって行く様子を

見ていると時は過ぎるものではなく、

心のうちに、体のうちに積もり行くものと

いう事を実感させられる。

 

時は過ぎ去るものではなく、

心のうちに、体のうちに積もり行くもの。」

 

 

ウシオ電機会長の牛尾治朗さんは

時間を大切にするために次の様に言われています。

 

「1日24時間のうち、食事をしたり、睡眠をとったり、

生活に必要な時間を概ね10時間とすれば、

あとの14時間は自分で意識してコントロールできる時間。

 

1週間で14時間×7日=98時間、

概ね100時間の時間が持てる。

これを1年間に換算すると、

98時間×52週=約5000時間。

一般の方の勤務時間を計算すると、

8時間×22日(月間勤務日数)×12ヶ月

=2112時間(約2000時間)。

 

5000時間-2000時間=3000時間が

自分がフルに使える時間。

この時間を如何に有効に活用するかを考えていないと、

自分に積みあがって行くものは何もない!!」

 

勿論、リラックスする為に旅行に行ったり、

お酒を飲んだり、カラオケに行ったりする時間も大切ですが、

この3000時間を如何に有効に活用するか?

その積み重ねが10年、20年、30年、40年

続いてくると莫大な人間としての差になって現れてきます。

 

皆さんの友達の中にも、

「あいつ、学生時代全然たいしたことない人間だったのに

いつの間にか偉く含蓄のある話をするようになったとか、

久し振りに会ったら偉く成っている!!」

とビックリした事があると思います。

 

逆に、

「あいつ、学生時代ぴか一だったのに、

今会って見たらたいした事がない人物になっているな!!」

と感じた同級生や先輩、後輩がいると思います。

 

偉くなっている人物は自分より年間3000時間の

自分の使い方が上手く、砂時計のように溜まっていく人、

たいした事がない人物になっている方は、

時が過ぎ去って行くだけの人物になってしまったという事です。

 

マイツマンは、時は積もり行くものである事を自覚し、

目的を持って年間3000時間を有効に活用して欲しいものです。

 

 

マイツグループ

CEO 池田 博義

 

 

一年計砂時計のネタは、「致知」から熟読吟味されたそうですが、

このような厚みのあるメールを1997年から16年間、

ずっと送り続けていらっしゃるのだそうです。

800号を超えるのでしょうか。

 

このメルマガが、約7年、今回で184号です。

ちょっと、800号は想像がつかないですね。

 

このことだけでも、びっくりなんですが、

さらに池田先生は、この文章をご自分で中国語に翻訳して、

中国人社員の方々にもメールします。

最初は、添削されて自分の文章が跡形もなくなったそうですが、

今ではもうほとんど添削されることがないそうです。

 

相当な時間が掛かっていることが、容易に想像できます。

 

 

そして、実際の朝礼でも、中国語でお話しをされます。

昨日の朝礼

(中国のお休みの国慶節が10月7日まであり、

休み明けが昨日でした)でも、

池田先生が中国語でお話しをされました。

 

私は、まったく中国語がわかりませんが、

池田先生が一所懸命お話しをされていることは分かりました。

 

このスピーチも、きっと練習に

時間を費やしていらっしゃると思います。

 

このことについて、池田先生にお話しをお伺いすると、

中国に9拠点、日本に4拠点、総勢520名を

超える社員に対して

 

週1回、やる気を鼓舞し

マイツグループの方向性を示し

マイツグループの「経営理念」、「社是」、「社訓」

を浸透し続ける、トップにとって

とても重要な仕事だと考えてやっています、

とのことでした。

 

経営トップでなくとも、リーダーであれば重要なことですよね。

 

皆さんは、メンバーの

やる気を鼓舞し、

方向性を示し

理念の浸透をし続ける

ために何か取り組んでいらっしゃることはありますか?

 

 

 

ある方の定義

「努力するとは、時間を使うことである」

 

イチロー選手

「小さなことを積み重ねることが、

とんでもないところに行くただひとつの道だ」

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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