「19新卒内々定率「60.3%」の実態」【知見メール265号】

19新卒内々定率「60.3%」の実態

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

先日の日曜日、6月10日に南魚沼グルメマラソンに参加して

ハーフマラソンを走ってきました。

 

参加賞は、お茶碗をもらえて、魚沼産コシヒカリが食べ放題です。

そして、お米にあう料理群の屋台がたくさんでています。

 

今年は、2ヶ月前から、運動を増やして準備していたためか

いつも10キロ過ぎくらいから始まる、膝・外側の痛みがでません

でした。

ところが、タイムは昨年より10分くらい遅い!

そもそも、走るペースが遅すぎのようです。

 

次は、来年1月の湘南藤沢市民マラソンにエントリーする予定です。

 

さて、今回は、2019年卒の新卒採用について、感じていることを

お伝えさせていただきます。

 

マイナビさんが5月末時点の内々定率は60.3%。

これは、昨年同時期対比7%上回っていると発表しました。

 

ただ、この数字は、鵜呑みにしないほうが良いと思います。

元データは、Webアンケートに回答してくれた5600名程の学生

なります。内定を持っていない学生は、なかなかWebアンケートに

回答しようとは思わないでしょうから。

 

ただ、昨年度より企業が早く内定を出していることは感じます。

 

ジェイックでは、19卒学生から、16名の内定受諾を受けています。

弊社では、内定に同意してくれる学生にのみ内定をだしています。

 

また、私は、新卒採用活動をコンサルティングしている

会社のため、6月に入り多くの学生と面談しています。

6月だけで24名の学生と会いました。

 

6月1日から面接が解禁となりましたので、6月は学生の行動量は

増えています。

多くの学生は、夏休みに入る7月中旬までに、内定を取りたいと

考えています。

 

更に、学生から人気が集中する上場企業も6月中に、内定出しは

終了するケースが多いです。

 

そういう意味で、19卒採用に関して、中堅中小企業にとっては

今から1ヶ月くらいが、学生に接触する重要な時期となります。

 

ただ、多くの学生と会っての感想は、是非採用したい!と

思える学生が少ないです。

 

一言でいうと、考え方が幼い学生が多い印象です。

もちろん学生ですから、当たり前の部分もありますが、とは言え

成人しているので、法律的には、一人前の大人扱いです。

 

これからのことを考えると、優秀な学生を採用できるように

採用力を高めることはもちろんのこと、若手が一人前に育って

もらう育成力も不可欠だと感じます。

 

 

御社では、若手社員を育成するための施策や仕組みとして

どんなことに取り組んでいらっしゃいますか?

 

 

また、優秀な学生は大学3年生の早期から、

企業と接触しだします。

2020年卒のインターンシップのサイトは、

既に6月からオープンしています。

リクナビさんでは、10,160社がインターンシップ募集として

掲載されています。

 

19卒採用が終了しないうちに、20卒採用がスタートする

採用活動を担当している方にとっては、

息つく暇のない大変な状況です。

 

新卒採用は、お金・時間・知恵の3つを投下しないと

厳しくなっています。以前は、どれかひとつは投下して

くださいとお話ししていたのですが。。。

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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