徹底することで突き抜ける
皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。
3月のメルマガにて、抽選に漏れたとお伝えしました
2019年ラグビーワールドカップのチケットですが
今度は、開催都市住民の先行販売に応募しました。
その結果が、4月26日にメールできました。
何と、エントリーした試合、全部に当選しました!!
横浜国際競技場で行われる
決勝戦、準決勝2試合、
グループリーグのニュージーランドvs南アフリカ
イングランドvsフランスの4試合です。
逆に当たり過ぎて、チケット代が相当な額になりました。
支払期限は、5月5日で、それを超えると当選が無効に
なります。
決勝と準決勝は外せないし、グループリーグの好カード2試合も
観ない訳にはいきません。
悩んだ末、結局、全試合分支払いました。
1年以上先のことですが、今から楽しみです!
さて、今回は、4月12日に茅ヶ崎の
コワーキングスペース・チガラボさんで
開催された企画から、ご紹介します。
その企画のタイトルは、
「実はいまが旬!広島×三陸×神奈川の牡蠣を食べ比べながら、
海との関係を考える会」です。
そこで、宮城県石巻市から来られた、牡蠣生産者の伊藤さんが
30分ほどお話しされました。
伊藤さんは、雄勝湾で牡蠣をメインに養殖されています。
養殖するだけではなく、自ら飲食店やネットを通じて一般消費者に
直接販売もしています。
更には、直営のオイスターバーを
東北一の繁華街・仙台市国分町に開いています。
いわゆる「6次産業化」を実現している方です。
牡蠣は、育っている海域によって味が決まるそうです。
世界中、ほとんどのところで牡蠣がとれます。
とれないのは、北極海くらい。
雄勝湾には、流れ込む川がありません。
雄勝は硯の産地としても有名ですが、その硯に使う玄昌石で
濾過された真水が雄勝湾の海底から湧出していて、
水はいつも冷たく清浄。
夏はどうしても雑菌が増える海が多いなかで、
雄勝湾は通年で生食用の牡蠣が養殖できる
全国でも数少ない漁場とのことです。
瀬戸内海の牡蠣はとても成長が早いそうです。
それは、生活排水や工業排水が流れ込み、ある意味栄養豊富だから。
その分、汚染されるリスクも高くなります。
牡蠣にあたる一番の原因はノロウィルスです。
そこで、伊藤さんの会社では、週3回、自社独自で専門機関に
ノロウィルスの検査をしてもらっています。
従業員も、毎日、検便検査をして菌を保有していないかチェック。
元々、牡蠣がノロウィルスをもっているわけではないそうです。
ノロウィルスは、人間の体内にいるのだそうです。
ですから、ノロウィルスの汚染源は必ず、
人間に行き当たります。
また、牡蠣を処理する場所として、屋根・壁のある立派な
工場を作りそこで作業をしています。
他の漁場の作業場は、屋根があるだけで壁がないところも
たくさんあります。
壁がなければ、風にのって何が混入するかわかりません。
伊藤さんは、安全性確保のためにできうる限りのことに
取り組んでいます。
もちこん、これらのことは全てコストが高くなることですが
安全性を高めることについて、他の養殖業者と比較にならない程
徹底しています。
だからこそ、多くの飲食店から注文が入り、
一般消費者も増えていく。
同時に、自ら直販するので、コストアップしても十分な値付けを
することができます。
突き抜けるほど徹底することが、そのマーケットで
人気を集め、高付加価値にできる要素なんだと実感しました。
御社が突き抜けるほど、徹底していることには
何がありますか?
伊藤さんが経営されている(株)海遊のHPは以下です。
また、これから雄勝の牡蠣が美味しいシーズンです。
購入を検討される方は、以下のサイトから。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/1123/
私も、6月のバーベキューに向けて、カンカン焼きを注文しました。


