「会社の哲学が現場で実践されていますか?」【知見メール248号】

2017/02/09

会社の哲学が現場で実践されていますか?

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

前号にて、弊社の社内イベント「ベストプラクティス(略称べスプラ)」を

ご紹介しましたところ、何件かのお問合せをいただきました。

 

そのひとつに、イベントの企画・進め方の留意点について質問がありました。

私は、イベントの場作りを大切にすること、特に、イベントのスタートを

重視していますと、お答えしました。

 

今回のべスプラでは、冒頭で以下の動画を流して、雰囲気を盛り上げ

場作りを行いました。

制作したのは、弊社の新卒入社2年目の社員です。

 

3分48秒の動画です。

興味がありましたら、ご覧になってください。

(尚、Youtubeを活用していますので、中国からアクセスされる方は

VPNが必要となります。)

 

https://youtu.be/REcGg0KFw1E

 

 

さて、今回も弊社のイベントからです。

 

弊社は、毎年2月の第1土曜日に、全社員が参加し、事業方針の発表を

行っています。弊社では、キックオフと呼んでいます。

(弊社の決算は、1月末です。)

 

今回は、終日の企画で、午前に講演会、午後が方針発表、夜は懇親会

という構成でした。

 

午前の講演会では、元ザ・リッツ・カールトン日本支社長で

いらっしゃった、高野登さんに講演をしていただきました。

 

 

その講演からのご紹介です。

 

日本で、第一号となるリッツ・カールトンは大阪にできました。

その立上げの総責任者として高野さんは奮闘されます。

 

その結果、ホテルオープンから3年で、ホテル日本NO.1の称号を受けます。

また、世界にある全てのリッツ・カールトンに宿泊したことのある、日本人女性は

リッツ・カールトン大阪が一番と評価をしました。

 

特に、リッツ・カールトンは、ホスピタリティーの高さで有名です。

こんなホテルに育て上げたのが、高野さんです。

 

ですから、高野さんは、よくもらう質問があったそうです。

 

「1年に何回、研修をやっているんですか?」

 

その答えは、

 

「リッツでは、少なくとも365回やっています。」

 

 

そんな高野さんが、

 

「リッツが負けた」

 

と思ったホテルがあるそうです。

 

それは、東北のあるホテル。

そのホテルであった、エピソードです。

 

ある真夏の午後、家族連れが、ホテルの喫茶店やってきました。

おじいちゃん、娘さんご夫婦とお孫さんの4人です。

 

娘さんご夫婦はアイスコーヒー、お孫さんはアイスクリーム、

おじいちゃんは麦茶をオーダーしました。

飲み物を待っている間に、お孫さんがおじいちゃんの異変に気づきました。

夏の暑さと疲れでおじいちゃんが失禁してしまったのです。

家族は、慌てだします。

 

27歳だったウェイトレスは、このテーブルのざわつきから、

いち早く異変に気付き、状況を理解しました。

 

このことは、まだ、周りのお客さんは誰も気付いていません。

 

彼女は、注文の品を持ってくるとアイスコーヒーをだし、アイスクリームをおき

最後に、おじいちゃんの前に麦茶を置くときに手を滑らせました。

麦茶は正確におじいちゃんの股間に向かって、こぼれました。

そして、周りのお客さんに聞こえるような大きな声で

 

「大変申し訳ありません。何か着替えるものがないか探しますので

ご一緒に来ていただけません?」

 

と言っておじいちゃんとご家族を、お店から大浴場へ連れ出します。

周りのお客様は、あ~あという視線をウェイトレスに投げかけ

あの若いウェイトレスは大丈夫か?という声まであがります。

 

ただ、きっと、このおじいちゃんのご家族は、ウェイトレスに

心の中で手を合わせていただろうと思います。

 

このウェイトレスは、状況を理解したときに、即座に2つのことを

頭に浮かべました。

ひとつは、お客さまに恥をかかせないということと、

ふたつめは、その恥は自分が負えばよいことです。

そして、その行動をすぐにおこしたのです。

 

このような対応ができた女性は本当に素晴らしいです。

 

この話しを聞いて高野さんは即座にここには間違いなく、

素晴らしいリーダーがいると確信しました。

 

突発的にこんな行動が取れるわけがないので、

日常的にいろんなケースについて話し合っている。

そして、そのベースになる、会社の哲学についても語り合って

いるに違いない。

 

会社の哲学、いわゆる経営理念、社訓、ミッション、クレドなどと

呼ばれているものでしょうか。

 

高野さんは、哲学が現場で実践されていなのは、

次の4つの理由からだと説きます。

 

哲学がない

哲学が語られていない

哲学に魅力がない

哲学を語る人に魅力がない

 

毎日、毎日、自社の哲学について語り合う。

 

御社では如何でしょうか?

 

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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