「自分の意思に反して、物事が良くない方向に行ってしまうこと」【知見メール243号】

更新:2023/07/10

作成:2016/10/13

自分の意思に反して、物事が良くない方向に行ってしまうこと

 

 

皆様、今号を担当させていただきますジェイックの近藤です。

 

 

 

木曜日から風邪を引いたようで、なかなか、熱が引きません。

 

金曜日は代休をいただいていたので、

仕事に支障はなかったのですが、

 

『出かけようと思ってたところ、どこにも行けないってどういうこと?

出かけたくないもんだから、わざとやってるでしょ?

器用に熱出すよね。』

 

という恐らく冗談だと思われる(ここはポジティブに!)

嫌味にさらされております。

 

もちろん、私は妻と一緒に出掛けたい!はず。

 

埋め合わせをしなくては…。

 

 

ところで、私の“発熱”ではありませんが、自分の意思に反して、

物事が良くない方向に行ってしまうこと、時々ありませんか?

 

 

最近、来年以降のことも見据えて、事業のいろいろな数字を

分析しているのですが、思いがけない発見がありました。

 

自分の意志に反して、物事が良くない方向に行き、

大学を中退してしまった若者

 

が、就職活動、および、就職後の成長具合において、

高いパフォーマンスを出していたのです。

 

私たちは2006年から10年間で、3,528社の中堅中小企業に、

営業マンとして教育をした20代の若者を9,630人

ご紹介しています。

そして、ご紹介した人材が入社後に活躍しているかどうか、

追いかけています。

 

ちなみに、20代の若者をお客様にご紹介するにあたり、

どんな若者でも無条件で紹介するわけではありません。

私達が「この人を面接しませんか?」とご紹介するのは、

2週間の厳しい研修を修了した若者だけです。

 

 

多くの若者たちが、就職したいから研修に申込みはするのですが、

 

仮申込みする

研修の詳しい内容を知る

実際に研修を受けると決意する

2週間の厳しい研修をやり切る

 

その割合が、大卒者よりも大学中退者のほうが22%も高かったのです。

 

これは予想していませんでした。

 

 

こんな数字を見たこともあって、大学中退者に興味を持っているところで、

先日、クローズアップ現代を見て知ったのですが、

 

大学を中退した若者のうち31%が“経済的な理由”で

 

学校を辞めねばならなかったそうです。

 

さらに厳しいことに、彼らは奨学金を借りて大学に進学し、

大きな借金を抱えている場合が多いというのです。

 

このような厳しい状況が、最後までやり切る力に

つながっているのでしょう。

 

もちろん、就職するまで頑張っているだけでなく、

入社してからも変わらず、ちょっとの苦労にはへこたれず、

活躍している人材が多いのも事実です。

 

 

たとえば、2012年2月に大学を2年目で辞めざるを得ず、

その後一時フリーターをしていた山本さんは、

6月に営業カレッジを知り、2週間の研修をやり切って、

8月、台東区のメーカーに就職しました。

 

営業マンとして入社して、最初はだいぶ苦労したようですが、

 

毎日始業1時間前に出社し続け、愚直に動き続け、

2年目には初のトップセールス、

その後もコンスタントに成果を出し続ける営業マン

 

と活躍し続け、先日は課長に昇進して3人の部下ができた、

と報告しに来てくれました。

 

「悔しい思い、みじめな思いをした分、正社員として

仕事ができる環境に感謝して、何とか恩返しを!それから、

何とか胸を張れる人生を!

と結果が出せない時も一生懸命やれたかな、と思います。

これから、さらに頑張ります!」

 

と良い笑顔で話してくれたのが印象的でした。

 

このようなこともあって、もう少し調べてみると、

大学を中退している若者が毎年8万人もいることがわかりました。

 

山本さんのように経済的事情で中退せざるを得ず、

それによって、日本の標準的な就職のレールから

外れ、埋もれ、もがいている若者にチャンスを与え、

 

同時に、“良い人材”を探している中堅中小企業にお教えしたいと

10月から大学を中退してしまった経験を持つ20代の若者限定の

営業カレッジを始めることにしました。

 

 

もちろん、『大学中退者=良い人材』ではありません。

 

 

ですから、2日間の飛び込み研修を実施し、

欠席/遅刻/居眠り/課題忘れは一発退学の

厳しい2週間の研修を受けた人材だけが御社と会う資格を持ちます。

 

(2週間の研修を受ける決意をする⇒2週間やり切る、

これができるかどうかで、ふるいにかけます)

 

このふるいによって、

 

「飲食店ではホールとキッチン両方を担当、

オープンからラストの深夜3時まで通しで入ることも多く、

それを週6続けるタフさから店長の信頼も厚かった、23歳男性」

 

「秘書検定2級。大手学習塾にて3年半アルバイト経験があり、

保護者対応から経理補助、教室運営など幅広く行っていた、

臨機応変な対応と顧客優先で仕事ができる、26歳女性」

 

「ウォーターサーバーの営業アルバイトでは1か月半の期間の中で

26件契約し1位の成績を残した。トークスプリクトを改善したり、

販促ツールを自分で作ったり試行錯誤しながら行動できる

強みを持つ女性」

 

といった良い人材ばかり、過去にはご紹介できています。

 

もちろん、『大卒、大学院卒という学歴』に絶対のこだわりを

お持ちであれば、無理におすすめするつもりはありません。

 

「大学すら中退したんだから、会社もカンタンに辞めるんじゃないの」

とお考えなら、無理におすすめするつもりはありません。

 

 

「可能性を感じるから会ってみたい」あるいは、

「もう少し詳しく話を聞いてみたい」とお思いになりましたら、

 

『中退者について興味ある』

 

とお書きになってこのメールにご返信いただくか、

こちらのフォームにご入力ください。

 

http://www.jaic-g.com/rd.php?aid=161013chiken01

 

ご連絡いたします。

 

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