「『今日は○○の日』を設定して、、、1兆円の売上」【知見メール211号】

2014/11/13

『今日は○○の日』を設定して、、、1兆円の売上

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

一昨日、11月11日は、中国で、何の日かご存知でしょうか?

 

日本ですと、「ポッキーの日」と答える方が多いでしょうか。

 

中国では、「1」が独身を表すので「独身の日」とされています。

(中国語では、「光棍節」と言います。)

 

独身であることを楽しむという意味と、独身に別れを告げる

という2つの意味があるそうです。

 

後者の意味で、ここ数年、通常の日の10倍以上のカップルが

11月11日に婚姻登録をするそうです。

 

また、前者の意味では、小売店舗やネットショップが

大キャンペーンを行います。

今年、アリババは11月11日に、過去最高となる、571億元

(約1兆円)の取引がありました。

1日で、1兆円ですよ!

 

しかし、このキャンペーンも始まったのは、つい最近のことです。

ネットで調べると、1990年代に南京市の学生から始まったそうです。

 

意味合いを作ると、新たな消費が生まれます。

 

皆さんのビジネスでは、日付を使って何か意味合いをつくることはできないでしょうか?

 

 

さて、今回は、私が顧客を訪問して教えていただいたことをご紹介します。

 

弊社は、上海で、1回2時間のセミナーを毎月25テーマ以上開催しています。

中国人一般職向け、中国人初級管理者向け、中国人上級管理者向け、

日本人総経理・駐在員向けの階層別研修と、マーケティング、営業、

経理・財務、人事・労務、貿易・物流、生産管理などの職種別研修から

構成されていて、現在は、全部で66テーマのラインナップがあります。

 

このセミナーサービスは、年間契約の会員制なんですが、

来年のセミナーラインナップを検討するにあたり、会員企業を訪問して、

ヒアリングをしています。

 

U総経理は、教育に力を入れる方針をお持ちで、その具体的な指標として、

労働時間の3%を毎月、教育研修にあてるよう目標設定させています。

1日7時間×22日×3%=4.6時間

 

毎月この目標値を達成しているかどうかは、本人の人事評価に影響しますし、

上司の評価にも影響するように、設計しています。

 

研修の質・内容ももちろん大事ですが、まずは定量的に管理できるところ

から手を付けているとのこと。確かに、目標管理しやすいですし、

毎月確実に5時間弱の教育研修を続けていれば、教育効果は期待できますよね。

 

また、S総経理は、弊社のセミナーを受けた後にISOで定められている

レポートを提出させています。そのレポートには最初から、

上司がコメントを書く欄があり、上司は、部下に対してコメントを

書くことを義務づけられています。このレポートは、データで

保存するだけでなく、プリントアウトして、ファイルされています。

そして、このファイルは誰もが見られる場所におかれ、

S総経理が時折、ぺらぺらとめくって内容を確認します。

総経理自らが、レポートをみていることを全社員が知りますので、

研修を受けた本人も、コメントを書く上司も手が抜けなくなるのだそうです。

 

Y総経理は、レポートは研修を受けてすぐに出させるのではなく、

研修を受けた3ヶ月後に提出させています。

「研修で学んだことを実践して、どんな成果があったのか」について

レポートを書かせます。確かに、集合研修は受けた直後の刺激は強く

残っていますが、時間とともに薄れていきます。

研修で学んだことをどう実践するのか、そしてその効果について、

意識させる期間が長いほど、研修効果は生まれやすくなります。

 

 

また、前述のU総経理になぜ弊社の研修サービスを利用しているのか

質問しました。U総経理から、上司が部下を指導するOJTのみだと、

中国人上司によって教えることがバラバラなので、会社の中が

バラバラになっていく。

もっと言うと、全く教えない、指導しない上司もいる。

繰り返し仰っていたのが、「ベースを揃えたい。」

 

顧客を訪問すると、いろんなノウハウ・ヒント・情報を

教えてもらえます。

 

一方、ドラッカーは、顧客の声と非顧客の声を

聞くことを訴えています。

今後、非顧客、すなわち弊社の教育サービスを

導入していない総経理のお話しを伺ってみます。

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業。新卒で大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。専門は組織開発、戦略人事、教育体系の構築等

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