候補者への理解度を深めるための「AI面接」
ホリプロデジタルエンターテインメントは、2018年にホリプログループのデジタル特化型企業として設立されました。「世界にエンタメは必要だ」をビジョンに掲げ、タレント事業、マーケティング事業、e-Sports事業、自治体・行政支援事業の4事業を展開しています。
私が入社したのは2022年で、当時は10数名の会社規模でした。2023年6月に組織体制の変更に伴い組織改革のフェーズに入りました。その際に部長から声をかけてもらい、人事として組織改革の役割を担うこととなりました。
当社の採用活動は「応募者との相互理解」を軸に設計しています。その実現のために、AIと人との役割分担によるハイブリッドな面接プロセスを取り入れています。AI面接では、候補者のエピソードからコンピテンシー(行動特性)を客観的に評価しています。
これは単なる効率化やスクリーニングのためではありません。AI面接によって得られるレポートは候補者に対する理解度を深め、面接全体の質を高める役割を担っています。
「AI=冷たい」「人=あたたかい」という単純な構図ではなく、それぞれの特性を活かして補完し合うことで、候補者との納得感のある関係構築を目指しています。ホリプロデジタルエンターテインメントは、採用活動を“企業が評価する場”ではなく、“お互いを理解し、共に未来を考える場”として捉えているのです。
AI面接の導入を検討した背景には「選考基準のあいまいさ」という課題がありました。面接の評価において客観的な基準がなかったため、候補者を公平に判断できているのか疑問がありました。評価基準が統一されていないため「面接官個々の主観で合否が左右されているのではないか?」という懸念があったのです。
ちょうどその頃、先行してAI面接を導入していた株式会社ホリプロからAI面接を教えてもらいました。
当社が導入しているAI面接サービスは、採用改革の一環としてAI面接よりも先に導入していた「構造化面接」をAIに学習させており、私どもが考えていた面接手法をデジタルでも実践できるということで、導入に至りました。
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