新卒紹介サービスとは?特徴や成果報酬の相場、活用のポイントを紹介!

更新:2023/02/09

作成:2022/10/19

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

新卒紹介サービスとは?特徴や成果報酬の相場、活用のポイントを紹介!

近年、新卒採用において人材紹介サービス(新卒紹介サービス)を使う企業も増えるようになりました。

新卒紹介を使えば、採用力(母集団形成力や採用ノウハウ)が低い中堅・中小企業や不人気な業種、ベンチャー企業などでも、必要な人材を確保できます。

また、新卒紹介は、特定属性(理系など)に絞った採用でも効果を発揮します。

記事では、新卒紹介サービスの概要、料金・成果報酬の相場、新卒紹介サービスを利用するメリット・デメリットを解説します。

また、後半では新卒紹介を効果的に使う方法と、成果報酬型の新卒紹介サービス「新卒カレッジ」を紹介します。

<目次>

新卒紹介サービスの基礎知識

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まずは、新卒紹介サービスの概要と料金体系などの基礎知識を確認しましょう。

新卒紹介とは?

新卒紹介とは、中途採用における人材紹介会社/転職エージェントの新卒バージョンです。

採用活動中の企業は、新卒紹介会社と紹介契約を締結し、採用したい人材の要件を伝えます。

新卒紹介会社は、自社の登録データベースの中から企業の要件に合う学生を探し、学生本人から応募意思を獲得したうえで、求人企業側に推薦するという流れです

新卒紹介の場合、中途採用での人材紹介と違って、書類選考から面接設定するのではなく、説明会に動員するといった形になることも多いです。

ただし、面接日程の調整、内定承諾までコーディネートしてくれるところは、新卒紹介サービスも中途の人材紹介と同じです。

新卒紹介の料金と成果報酬の相場

新卒紹介サービスの料金は、初期費用が発生しない完全成果報酬型が一般的です。

中途採用の人材紹介の場合「年収の30~35%」という年収連動型になっていることが多いですが、新卒紹介の場合には、固定額になっているケースが多い傾向にあります。

 新卒紹介における成果報酬の相場は、60~120万円程度です。

たとえば、エンジニアなどの理系人材、プログラミング経験者など、獲得競争が激しい属性になると、学生1人あたりの成功報酬が100万円を超えることもあります。

費用と支払いは、内定承諾のタイミングで発生します。ただ、入社までに内定辞退が生じた場合には、全額返金となるのが一般的です。

また、中途の人材紹介と同様に、新卒紹介を通じて入社した学生が、入社後すぐに離職した場合、企業が支払った紹介手数料が返金される制度も多くの場合用意されています。

返金の相場は、以下のとおりです。

  • 入社後1ヵ月以内:紹介手数料の100%
  • 入社後2ヵ月~3ヵ月程度:紹介手数料の25~50%

新卒紹介サービスを利用するメリット

新卒紹介サービスを利用すると、以下のような効果やメリットによって、中堅・中小企業の問題が解消しやすくなります。

採用活動の工数を抑えられる

新卒紹介サービスを使うと、応募意思の獲得から面接調整、内定承諾の獲得までを代行してもらえます。その結果、企業側の採用工数を大幅に抑えることが可能です。

新卒紹介の活用によって採用活動の工数や負担が軽減すれば、人事担当者は、面接準備や内定者フォローなどに力を入れやすくなるでしょう。

基本的なスクリーニングをして推薦してくれる

新卒紹介のエージェントは、企業が求める人材要件に合わせて、データベースの中からおすすめの学生をスクリーニングしてくれます。

新卒の場合、ポテンシャル採用になるため、中途よりもスクリーニングが難しいですが、基本的な採用要件(ターゲット)と著しく乖離した学生からの応募は防ぐことができるでしょう。

魅力付けをアドバイスしてくれる

新卒紹介のエージェントは、学生の志望度アップの観点からも、企業の強い味方になります。

まず、企業に推薦する前段階では、学生に対して「この地域のIT企業では最も成長していて、◯◯さんのスキルも活かせそうですが、応募の意思はありますか?」といった説明を自社の代わりにやってくれます。

また、推薦後も内定承諾の獲得まで伴走してくれる点も大きな特徴でしょう。

面接でどのように自社の魅了付けをすれば良いかわからない場合も、客観的かつ的確なアドバイスをもらえます。

就活状況や本音の志望度をフィードバックしてくれる

学生の就活状況や自社への志望度は、多くの企業が気になる情報である一方で、面と向かって聞き出しにくい内容です。

新卒紹介サービスを利用すれば、企業と学生の間に入ったエージェントが、就活状況や志望度などの本音を聞き出し、企業側にフィードバックしてくれます。

「A社とB社で悩んでいる」「雰囲気は良さそうだが、将来的なキャリア面がまだ見えていない」といった本音がわかれば、面接でどのように口説けば良いかの戦略も立てやすくなるでしょう。

初期費用がかからない

採用媒体や採用イベントの場合、求人広告を掲載したりイベントに参加したりした時点で、成果に関わらず費用が発生します。

しかし、新卒紹介サービスは殆が完全成果報酬型であり、初期費用はかかりません。

内定承諾に至らなければ費用は発生しませんし、内定辞退されてしまった場合も、全額返金されます。

入社した学生が一定期間定着しなかった場合も、定着期間に応じて一定額が返金される仕組みです。

そのため、新卒紹介サービスは、「費用を払ったのに成果が出ない状況」を回避したい場合にもおすすめです。

新卒紹介サービスを利用するデメリット

新卒紹介サービスには、中堅・中小企業にとってメリットが豊富な一方で、以下のようなデメリットや注意点もあります。

採用単価を落とせない

求人サイトなどの採用媒体であれば、1回の掲載で複数名採用できれば採用単価はどんどん下がっていきます。

一方で、新卒紹介の場合は、複数名の採用で採用単価が下がるようなことはありません。

新卒紹介サービスで人材を獲得すれば、1名ごとに決まった費用が発生します。

自社にノウハウが溜まりづらい

新卒紹介サービスを利用した場合、内定承諾までエージェントのコーディネートや伴走があるため、たとえば、採用の失敗を通じた気付きや、試行錯誤による採用ノウハウの蓄積がされにくいです。

そのため、新卒紹介サービスばかりに依存していると、採用ノウハウの改善が難しくなるかもしれません。

中長期的に採用コストを抑えていきたい場合にも、ノウハウが溜まらない・採用担当者の育成が進まないなどの理由から難航しがちです。

新卒紹介サービスの効果を最大限に引き出す方法

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新卒紹介の効果を最大限に引き出し、自社が求める人材の獲得につなげるには、以下のポイントを重視することが大切です。

欲しい人材や自社の魅力を具体的に伝える

新卒紹介サービスによる採用精度を高めるには、欲しい人材の特徴や自社の魅力をエージェント側に具体的に伝える必要があります。

ただし、人材要件があまりにも細かすぎると、紹介自体が難しくなります。

要件が多い場合は優先順位をつけて伝えたり、必須(MUST)と希望(WANT)をしっかり区別して伝えたりすることがおすすめです。

担当者と密にやり取りする

新卒紹介サービスを利用するときには、学生の動員~内定承諾までのフォローをしてくれる担当者やキャリアアドバイザーに、自社の魅力や採用ターゲットなどを知ってもらうとともに、ファンになってもらうことが大切です。

ファンになってもらうためには、自社の採用状況、また面接の合否や求職者への印象、ポジティブ面・ネガティブ面などをしっかり共有していくことが大切になります。

また、密なコミュニケーションを図るために、良好な関係を築くことも大切でしょう。

自社の採用力や採用ターゲットに合った会社を選ぶ

新卒紹介サービスにも、さまざまな種類があります。

各社、得意とする領域がありますし、絞り込みが甘い一方で推薦数が強みのところ、逆に厳選して紹介してくれるところなど、タイプや特色も異なります。

そのため、新卒紹介サービスを活用して成果を出すには、まず、自社の求める人材像に合った学生が多く登録している紹介会社を利用する必要があります。

また、自社の採用力を考慮したサービス選定も欠かせません。

たとえば、学生を口説く力に自信がなければ、内定承諾までの手厚いフォローが備わった新卒紹介サービスがおすすめです。

一方で、学生を推薦さえしてもらえば自社で魅了付け・動機付けなどもできる場合は、その部分のフォローを削ってもらうことで価格交渉ができるかもしれませんし、数を送ってくれる新卒紹介サービスが向いているでしょう。

成果報酬型の新卒紹介サービス「新卒カレッジ」

新卒紹介サービスを探している方には、HRドクターの運営会社である株式会社ジェイックが提供する「新卒カレッジ」もおすすめです。

新卒カレッジは、中期~後期の新卒採用、中堅中小企業の新卒採用に最適な、大学連携型の人材紹介サービスです。

 関東、中京、関西で100以上の大学と連携しているため、中期から後期にも採用成功に必要な面接数をいつでも実現できます。

求人票の作成から企業紹介、面接調整、クロージングまでを代行するため、極端にいえば「面接して合否を決める」だけで良くなります。

参加費は無料、成功報酬型となっているため、採用コストを抑えたい企業にもおすすめです。

まとめ

新卒紹介は、企業が新卒紹介会社と紹介契約を締結し、自社に合う学生をデータベースから探してもらい、内定承諾までコーディネートしてもらえるサービスの総称です。

成功報酬型が一般的となっており、相場は60~120万円程度になります。

新卒紹介サービスの利用には、以下のメリットがあります。

  • 採用活動の工数を抑えられる
  • 基本的なスクリーニングをして推薦してくれる
  • 学生への魅力付けのアドバイスをしてくれる
  • 就活状況や本音の志望度をフィードバックしてくれる
  • 初期費用がかからない

中堅中小企業には、HRドクターを運営する株式会社ジェイックが実施するイベント型の新卒紹介サービス「新卒カレッジ」もおすすめです。

「新卒カレッジ」に参加すれば、研修と企業研究を終えた学生と総当たり面接を行なえます。興味のある方は、以下のページ・資料を参考にしてみてください。

著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。専門は新卒および中途採用、マーケティング、学習理論

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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