女性採用に取り組む5つのメリット
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企業が女性採用を積極的に行なうと、職場に以下5つの効果やメリットが生まれます。
採用ターゲットが倍になる
男女雇用機会均等法があることは前提として、いまだに“男性のみを採用したい”という企業も一定数いるのは否めない事実です。
ただ、採用対象に女性も加えれば「男性だけを獲得したい!」と動くよりも採用ターゲットは倍になるわけです。
日本において少子高齢化が進み、労働人口が減少していることは周知のとおりです。
しかし、じつはこれまで、大卒新卒の採用は、大学進学率の上昇に隠されて少子化の影響を受けてきませんでした。
しかし、大学進学率がある程度上限に達したことで、いよいよ少子化の影響が一気に出始めます。
こうしたなかで、優秀な人材を獲得するには、女性を採用対象に加えることが有効です。
優秀人材を採用しやすくなる
採用ターゲットを拡げたほうが、優秀な人材を獲得しやすくなります。
また、入社1~3年目程度の早期戦力化は、男性よりも女性のほうが早いという声は多くの企業で聞かれるものです。
「採用選考の評価順に取っていくと、女性ばかりになってしまう」という声も、新卒採用をしている企業から毎年のように聞きます。
そのため、優秀な人材に早く活躍してほしいと考えるなら、女性採用に力を入れることをおすすめします。
女性ならではの感性や発想を活かせる
女性メンバーが増えれば、「若手女性の視点」や「働くママの悩み」などの視点を新規事業や新製品に活かせるようになります。
もちろん視点や価値観は、性別だけでまとめられるようなものではありません。しかし、ライフスタイルや置かれた立場の違いで生じる違いは確実にあります。
企業や組織に多様な属性の意見・視点が集まるのは、新たなイノベーションを生み出すうえで非常に良いことです。
業績向上につながる
統計データとして、正社員の女性比率や管理職の女性比率は、企業の利益率と関係しています。
理由として考えられるのは、上述のような女性ならではの感性や発想、男性的な視点や強みとの相乗効果などです。
データでは正社員の女性比率が3割~4割の場合、利益率が顕著に高くなっていますし、30代の正社員の女性比率が高い企業ほど利益率が高い傾向もあります。
全米の売上上位500社である“フォーチュン500”のなかでも、女性役員が多い企業と少ない企業を比較した場合に、以下のことがわかっています。
- 女性役員が多い企業のほうがROI(株主資本利益率)で13.9%と9.1%で4.8pt高い
- 売上高粗利率も13.7%と9.7%で4pt高い
- ROICS(投下資本利益率)でも7.7%と4.7%で3pt高い
こうしたデータから考えても、自社の業績を向上させていくには、正社員や管理職の女性比率を意識した採用活動が大切になるでしょう。
出典:上場企業における女性活用状況と企業業績との関係-企業パネルデータを用いた検証-( 慶應義塾大学 山本勲)
出典:女性活躍推進の経営効果について(参考1:経済産業省作成資料)
職場環境の改善につながる
たとえば、男性正社員だけの職場では、「みんながフルタイム勤務で、急な残業にも対応できること」などが暗黙のルールになっているような場合もあります。
一方で、女性メンバーの積極採用を始めると、女性のライフステージ変化や育休復帰の短時間勤務などに対応できる働きやすい環境整備が促進されます。
これは、結果として、介護などの事情を抱えた男性社員、また遠隔人材の雇用や複業人材の採用など、多様な人材が無理なく活躍できる職場になっていきます。
- 産休・育休が取得しやすい環境
- 家庭の事情による有給休暇が取得しやすい環境
- 必要に応じて、テレワークや時短勤務に切り替えられる体制・環境
- 急な欠勤等にも対応できる相互サポートの体制
- 各業務における属人化の解消 など






