アルバイトの面接時の一般的な流れ
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面接には、大きく分けて2つの目的があります。
- 面接の目的① 自社に合う人材かどうかを見極める
- 面接の目的② 求職者に「この企業で働きたい」と思ってもらう
アルバイト採用の場合、面接は1回だけになることが多いでしょう。
そのため、アルバイト面接では、初対面かつ少ない時間のなかで、上記2つの目的を効率よく達成していく必要があります。
では、具体的にどのように面接を進めれば、上記の目的を達成できるでしょうか。
この章では、目的達成をするために必要なアルバイト面接での流れをご紹介します。
1.挨拶・自己紹介
まずは面接官から以下の流れで挨拶と自己紹介をします。
「はじめまして。人事の◯◯です。アルバイトさんの採用と研修全般の仕事をしています。今回は弊社の○○にご応募いただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。」
新店舗のオープニングスタッフ募集などで、大きな母集団を集めて、一次面接⇒二次面接……と複数回の選考を実施するような場合は、選考全体の流れや今回の面接の位置づけなども最初に伝えておきましょう。
2.応募者の緊張をほぐす
アイスブレイクを入れて、応募者の緊張をほぐしてから本題に入っていきます。たとえば、以下のような天気や場所に関する質問などは定番です。
- 「午前中はすごいゲリラ豪雨が降ったのですが、Aさんの面接前に止んで良かったです。道路もそんなに濡れてなかったですよね?」
- 「このビルは少し入り組んだ路地にありますが、すぐに見つけられましたか?」など
面接官から自己開示をしたり、履歴書などの情報から応募者が話しやすいテーマをアイスブレイクとして振ったりすることが有効です。
応募者との共通項などがあれば、そういった話題もよいでしょう。応募者があまり考えずに答えられるテーマにすることが大切です。
ただし、“選考”だと勘違いされるような質問、また、応募者のプライベートにいきなり踏み込むようなテーマは選ばないほうがよいでしょう。
3.業務内容・勤務条件の確認
アルバイトの場合、以下のような軽いスタンスで応募をしてくる求職者も多いものです。
- 「店頭のアルバイト募集ポスターが気になって……」
- 「求人を見て、面白そうな仕事だと思ったので………」
採用後のトラブルや早期離職を防ぐには、職場環境や仕事内容、労働条件などを面接の冒頭で丁寧に確認しておいたほうが安全です。
- 契約期間
- 就業場所
- 仕事内容
- 始業・終業時刻
- 希望する勤務量
- 時給と支払い方法
- 休日 など
労働基準法の第15条第1項と労働基準法施行規則第5条では、労働者を採用する事業主に対して、労働条件を明示することを義務付けています。
面接段階でも情報をきちんと伝えることで、応募者に安心してもらえるようにしましょう。
4.採用側からの質問
アルバイト面接で質問をする目的は、大きく分けて以下の2つです。
- 提示条件で働けるかの確認
- 採用要件を満たしているかの見極め
具体的な質問例は、あとで詳しくご紹介します。
5.業務におけるやりがいのPR
アルバイト採用の場合、面接~初出勤までの間に応募後辞退(内定辞退)が起こりやすい傾向にあります。
ディップ総合研究所の調査結果によると、応募~初出勤までに「辞退経験あり」と回答した人は43.5%にのぼります。
出典:アルバイト・パートの応募後の辞退を防止するためには? 辞退発生箇所と理由を明らかに!~面接率向上編(前編)~
自社の要件に合う人の応募後辞退を防ぎ、入社してもらうためには、業務のやりがいやメリットを伝え、魅了付けをする必要があります。
<やりがいの伝え方 事例>
- お客様の悩みを解決して「ありがとう!」と言われると、モチベーションが上がりますね。
- 週末は家族連れも多いので、子ども好きの◯◯さんには楽しめる仕事だと思います。
- うちで働くと、話題の人気スイーツを社員割引で食べられるんですよ。 など
6.応募者との質疑応答
面接官ばかりが一方的に話すのではなく、応募者に質問する時間を与えましょう。以下のような不安や不明点を解消することも、魅了付けにつながります。
よくある質問などは、「こういう部分を質問もらうことが多いのですが……」といった形で面接官側から切り出すとよいでしょう。
- 「子どもが急病になったら休めますか?」
- 「昇給はしますか?ずっと時給1,000円のままですか?」
- 「調理の仕事はしたことがないのですが?」 など
7.今後の流れの説明
最後に面接結果の連絡や二次選考の詳細について説明します。その場で採用決定の場合は、本人の意思を確認したうえで、入社までの流れを伝えましょう。
- 「面接結果は、明後日の◯日までに電話でご連絡します」
- 「二次面接は、来週の△日に実施予定です。その際には、□□もお持ちください。面接は私が担当します。」
- 「これで採用決定とさせていただきます。お仕事は来月1日のスタートとなりますが、その前に制服合わせと入社の手続きを行ないましょう。◯日にこの事務所に来ていただけますか。その際には、筆記用具と印鑑を持ってきてください。」 など






