カジュアル面談の担当者は、相手が知りたい情報を持つメンバーをアサインするのが基本です。特にエンジニアやデザイナーなどの専門職の場合、業務を詳しく語れる必要があるため、現場社員による面談をおすすめします。
人事による職務説明程度では不十分で、選考離脱の要因にもなりうるため注意が必要です。担当者が決まれば、当日の進め方には特に決まったルールはありませんが、次のような手順で行なうのが一般的です。
アイスブレイクも兼ねて自己紹介する
まずはアイスブレイクを兼ねて、自己紹介からスタートしましょう。基本的に面談に来る側、特に相手が新卒学生だったりする場合はかなり緊張しています。最初の10分で緊張をほぐして和やかな雰囲気を醸し出せるかどうかが、その後の面談の質を左右します。
自己紹介をきっかけに、リラックスした状態で双方向のコミュニケーションをとることが、本音や素のパーソナリティを知ることにもつながります。
相手の状態やニーズを確認する
相手に選考へ進んでもらう意欲を高める必要がある場合には、現在の就職/転職活動の意欲や状況、なぜ転職を考えているか、どのような軸で就職を考えているかなどを確認して、それに合わせて効果的な魅力づけを行なっていく必要があります。
「なぜカジュアル面談に参加しようと思ってくれたのか」「自社にどのようなイメージを持っているか」などの質問もしながら、相手の企業理解や意欲を確かめ、伝えるべき情報を整理していきましょう。
相手のニーズに応じて企業紹介を行なう
前項の質問を通して相手が特に知りたいことが何か(事業展開?仕事内容?働き方?理念?企業風土?キャリアパス?福利厚生?etc.)を把握したうえで、相手の反応を見ながら柔軟に話を展開しましょう。
事実と異なることを盛って伝えるのは絶対にNGですが、求職者が魅力に感じるであろうポイントを把握して、重点的にアピールすることが大切です。また、自社が実際に「どのような人材を必要としており、その理由はなぜか」ということを明確に伝えることも大切です。
相手からの質問に答える
企業の説明が一通り終わった段階で、気になったことや不安に感じることなどはないかを尋ねましょう。それらに対してきちんと回答することで、少しでも相手の興味付けやモチベーションアップに結びつけることが大切です。
次ステップとなる選考の案内を行なう
面談を通して自社に合いそうだと感じたら、必ずその場で次のステップとなる選考の案内をしましょう。相手から見て志望度が低かった企業でも、カジュアル面談の印象が良く、加えてレスポンスが早くて次のステップへの段取りもスムーズであれば、企業イメージが変わって志望度が上がるかも知れません。
異なる方法でもOK
より気軽に参加してもらうため、“ランチミーティング”的な方法を取ったり、複数人が参加する“ピザパーティー”形式で行なうなど、別のスタイルのなかにカジュアル面談の要素を取り入れる方法もあります。