「生産性=〇〇÷〇〇」←丸にはどんな言葉が入りますか?【人を残すvol.4】

2019/10/02

経営者向けメールマガジン「人を残す」fromJAIC

「生産性=〇〇÷〇〇」←丸にはどんな言葉が入りますか?

いつも大変お世話になっております。

株式会社ジェイックの梶田です。

 

今回も

 

「マネジメントとは、〇〇力である!」

 

というテーマで、皆様のお仕事のヒントになればとお届けします。

 

ーーーー

 

以下は、最近あった私と部下の会話です。

 

 

私「上半期は残念ながら個人目標を達成できなかったね。

きちんと振り返りをして下期に臨みたいね。

上半期の反省を一言でいうと何かな?」

 

部下「はい…。

一言でいうと営業活動の工数が不十分だったと思います。

事務処理や提案書作成、メンバーの同行に時間を取られました。」

 

私「なるほど。

下期からはそこに加えて、研修を終えた新人がいよいよ配属されるよね。

今以上に手間がかかると思うけど、どうする?」

 

部下「はい。その中でも営業工数をしっかり捻出していきます。」

 

私「具体的には?どうする?」

 

部下「えーと…」

 

私「君、半年前も同じこと言ってたよ。あれから何を変えた?」

 

部下「… …」

 

 

いかがでしょうか?

皆様も、同じようなご経験はございませんか?

 

ーーーー

 

昨今の日本企業の最大の関心事は、ズバリ”働き方改革”と言って

さしつかえないかと思います。

 

誰もが働きやすい環境を整え、多様な働き方と働き手を駆使して、

今以上の経済性を担保すること、すなわち、

 

”労働生産性の向上”こそが政府と企業の命題ですね。

 

「生産性=得られた成果/投入した資源」ですから、

 

少ない資源で効率よく成果を生み出すことが求められます。

 

 

しかし、実際には、いかがでしょうか?

 

残業の抑制や、有給消化の奨励、フレックスタイム制の導入や

テレワークの推進など、確かに働きやすい環境の整備が進んでいる例は、

よく目にし耳にするようになりました。弊社も同様です。

 

しかし、足元では、上述した私と部下のやり取りに表れているように、

求められる成果は上昇する一方で、仕事の進め方プロセスは現状維持…

働き方改革の推進で実働時間は減っているものの…

 

こういった事例は枚挙にいとまがないほど耳にします。

 

ご存じトヨタ自動車では、

 

1951年以来「創意くふう提案制度」という取り組みが続いています。

 

この制度の参加資格は期間従業員にも適用されていて、所定のレポートに、

 

「私はこんな感じで業務改善を行いました!」

 

と、そのノウハウを書いて提出をするだけで500円もらえます!

その方法が採用されると表彰され多くの賞金がでます。

 

これまでの提出レポート件数は、実に4000万件を超えているそうです。

 

トヨタの”カイゼン”は万国共通語になっていますが、

トヨタ生産方式の産みの親、大野耐一さんは生産ラインの不具合があると、

 

工場の床にチョークで円を描いて、

 

”まる書いてちょんだ!原因がわかるまでそこで立っておれ!”と、

 

現場管理者を立たせて、生産工程をじっと見させて考えさせました。

いわゆる”現地現物主義”ですね。

 

大野耐一さんは、”考える”ことをトヨタの文化にしたのです。

 

この思想が、日本経済を牽引するかの企業には脈々と流れています。

 

 

誰しも、今までのやり方、進め方に馴染んでいます。

それで成功体験があれば尚更でしょう。

 

やり方を変えるには多くのストレスを伴うこともありますが、

今までのやり方では、今までの成果しか出ないことが多いものです。

 

変化することが当たり前になっている現代においては、

”考える”ことを習慣にできるかどうかは生産性向上のカギです。

 

働き方改革を推進する制度整備はもちろん大切ですが、

現地現物を見て考える人材を育成することが最も肝要ではないでしょうか?

 

 

大野耐一さんは、こんな訓示を述べられたそうです。

 

”君はコストだ。まずムダを削れ。それなくして能力は展開できない。”

 

形だけの働き方改革では、大野先生に叱られそうですね。

 

 

冒頭の問いかけ、

 

「マネジメントとは、〇〇力である!」、

 

今回は、”考える力”と当てはめて、そこにフォーカスをしてみました。

 

いかがでしたでしょうか。

 

私共ジェイックでは、今後も、働き方改革を推進するたくさんの企業様の

お役に立てるよう鋭意努力してまいります。

 

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社ジェイック

教育事業部ゼネラルマネージャー

梶田 貴俊

 

著者情報

梶田 貴俊

株式会社ジェイック 西日本代表講師

梶田 貴俊

前職、通信機器ベンチャー商社勤務時代にリーマンショックを経験。代表取締役として、事業再生計画を推進し同社のV字回復を実現した。現在はジェイックの講師として西日本の研修事業を牽引している。

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