リフレクションとは?
リフレクションとは、「業務から離れてデータや事実に基づいて自分の経験を振り返る」ことです。リフレクションを実践する目的は、自らの経験を客観的に振り返って、経験をスキルやマインドの成長につなげることです。
リフレクション(reflection)という単語は、直訳すれば「反射」という意味です。例えば、水面に風景が反射したり、鏡に光景が反射したりするように、自分の経験をありのまま、客観的に振り返ることがリフレクションの大切なポイントです。
リフレクションと反省、日誌や日報との違い
「リフレクション」の特徴は、同じように過去を振り返る「反省」、「業務的な日誌や日報」と比べるとよりイメージしやすいでしょう。
まず、「反省」とは、「自身の失敗を認めて改めるための振り返り」を指します。一般的に使われる場合には「責任を感じる」といったニュアンスを含むかもしれません。
一方で、リフレクションの対象は失敗だけに限りません。成功したことも失敗したことも、同じようにリフレクションの対象です。成功したことであれば再現性を持たせるため、失敗したことであれば改善するためにリフレクションを行ないます。また、リフレクションの場合、客観的に振り返ることがポイントです。したがって、“責任”といった概念からは少し距離をおいて振り返るイメージです。
通常の「業務的な日誌や日報」は、良かったことも悪かったことも事実を書き連ねる、という点ではリフレクションの対象と客観性に近い点があるかもしれません。ただし、通常の業務日誌や日報は“記録”や“報告”の意味合いが強くなります。
リフレクションは、経験を成長につなげるためのものであり、目的が異なります。リフレクションでは個人の成長につなげるため、“事実”に関しては“外部で起こった事実”はもちろん、“自分の内側で起こった事実:感情や思考”まで踏み込んで振り返ります。この点が、通常の業務日誌や日報とは大きく異なります。
なお、リフレクションは、上司や外部がファシリテートしながら行なうこともありますが、基本的には当事者が自ら主体的に行なうものです。主体性の発揮という点で、上司や先輩が主体となって行なう「フィードバック」とも大きく異なる概念です。








