業務マニュアルを効率的かつわかりやすく作るには、以下のような作成ツールを活用するのがおすすめです。本章では、それぞれの特徴を紹介します。
メモ帳
メモ帳のアプリは、最もシンプルな文書作成ツールです。大半のタブレット端末やスマートフォン、パソコンに初期インストールされています。
Apple製品のメモアプリの場合、比較的新しいバージョンであれば、手書きや描画、画像挿入なども可能です。一方で、Windows標準のメモ帳ソフトは、テキスト入力だけのシンプルなものになります。
基本的にはテキストだけで作ることになりますが、最も簡単にマニュアルを作る方法です。フォーマット等も作りこむ余地がありませんので、逆に更新等もしやすくなります。手間をかけずに業務マニュアルを作るには最適です。
Word
Wordは、Microsoft社が開発・販売する文書作成ソフトです。
目次の挿入機能や差し込み印刷機能があるため、メモ帳よりももう一段しっかりした業務マニュアルを作成可能です。画像を差し込んだり、シンプルな図表なども挿入したりできます。
また、変更履歴の機能を使えば、マニュアルの修正・更新の引き継ぎもスムーズに行なえるでしょう。多くのWindowsパソコンにインストールされていますので、共有や更新なども比較的容易に行うことができるでしょう。
Googleドキュメント
Googleドキュメントは、オンライン上でドキュメント作成・編集ができるGoogleのソフトウェアです。Googleドキュメントは、クラウド上に文書を保存することで、複数人が共同で編集作業を行なえる魅力があります。
使い勝手はWordと同じで履歴の自動保存や画像や図表の挿入も可能です。何より有料のアプリ等が必要なく、ブラウザさえあれば編集や閲覧が可能なことが魅力です。また、URLさえ共有すれば、どの端末からも閲覧できますので、その点でも使いやすいでしょう。
Googleスライド
Googleスライドは、オンライン上で使える無料のプレゼンテーションソフトです。MicrosoftのPowerPointと比べて機能は若干限定されますが、基本的には、同じ感覚で操作できます。
Googleスライドの魅力は、Googleドキュメントと同じくオンライン上で閲覧、複数人での共同編集、履歴の自動保存などができる点です。パワーポイントと同じスライド形式ですので、画像を豊富に使うようなマニュアルに向いています。
マニュアル作成に特化したSaaSサービス
普段からMicrosoftのOffice製品を使い慣れている人であれば、ここまで紹介したWordやGoogleドキュメントなどで十分業務マニュアルを制作できるでしょう。
ただ、個人や組織でさらに業務マニュアルを作りこみたいという場合には、マニュアルの制作に特化したSaaSサービスもありますので、ニーズに合うものがあるか見てみてもよいでしょう。
SaaSサービスには、無料と有料のものがあります。有料のものは機能が豊富で使い勝手も良いですが、対象人数が増えていった場合などにかなり高額になってくる場合もあります。欲しい機能や将来性なども考えたうえで、サービスの比較検討、導入可否を決めるとよいでしょう。