「2008年4月の新入社員研修」【知見メール40号】

「2008年4月の新入社員研修」

こんにちは。ジェイックの知見寺でございます。

 

最近、驚いていることがあります。

 

 

来年4月の新入社員研修の依頼や問い合わせが、

既に10社以上からありました。

 

そのうちの、3社は正式に新入社員研修のご依頼をいただきました。

 

(1社は、4月2日~6日の5日間。

あとの2社は、3日~4日の2日間研修です。)

 

 

昨年までは、一番早い会社でも

お問い合わせをいただくのが12月ごろでした。

ほとんどは、年があけた1月か2月にお問い合わせをいただいていました。

 

3ヶ月から4ヶ月以上、早く動かれていることになります。

 

 

ご依頼をいただいて、

実際に講師の手配や研修会場手配に動いてみると、

弊社だけの傾向ではなく、世の傾向のようです。

 

研修会場は、4月の第一週の予約が既に取りにくくなっています。

 

どうも次のようなロジックで

新入社員研修の動きが早くなっているようです。

 

 

これからますます、新卒・若手社員の採用が難しくなる

折角、採用した社員は、できる限り定着し、戦力となってもらいたい

そのためには、

入社してすぐのイニシャルトレーニング(新卒の場合は、新入社員研修)

が非常に重要になる

新入社員研修は、多くの会社が同時期に開催する

良い講師、良い会場を押さえるには、早く動かないといけない

 

 

08新卒を採用した企業様は、

新入社員研修の手配を早めに動かれたほうが良いかと思います。

 

 

 

尚、ちょっと気の早い話になりますが、

新入社員研修で盛り込むことを

お勧めしているカリキュラムがあります。

 

1. 挨拶など、社会人として正しい礼儀・マナーを教わったが、

実際社内にいくと先輩社員がやっていないとき

 

2. 連日の残業が続いた後、自宅に帰ったら、

母親から会社を辞めたほうがいいんじゃないのかと意見されたとき

 

3. 先輩社員と飲みに行ったら、

上司の悪口になり、自分にも意見を求められたとき

 

4. どうも上司と折り合いが悪く、もう辞めたいと思ったとき

 

 

などなど、

実際に社会人となって1年目に、いやだと感じること、

退職のきっかけになり得ることのケースをいくつかピックアップします。

 

それを提示して、このようなときにはどうすればいいのか

グループディスカッションをさせます。

その上で、会社として好ましい言動を教えます。

 

 

このカリキュラムを行うと、実際に起こりうることを、

事前にどう理解すればいいのか、どう対処すればいいのか、

教えてありますので、早期退職防止にはずいぶん役立ちます。

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 執行役員|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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