「【動画有】部下を心底やる気にさせた上司の手紙」【知見メール136号】

「【動画有】部下を心底やる気にさせた上司の手紙」

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

以前、江東区のスポーツセンターに行きましたら、

「江東区シーサイドマラソン」のパンフレットがありました。

弊社では、マラソンを趣味にしている

メンバーが多いので(その筆頭が社長です)、

私もちょっと走ってみようかという気分になり、

ハーフマラソンに軽い気持ちで申込みました。

 

 

すると、先月の下旬、当選したとのメールが届きました。

応募したことを忘れていましたので、そのメールをみて、焦りました。

高校を卒業してからまともに走ったことがないからです。

 

練習しなくては!と思い、近所の木場公園を走り出しました。

木場公園には、3.5キロのジョギングコースがあります。

10月1日は3.5キロ、

10月2日は、7キロ

10月8日は、8キロ

10月9日は、10キロ

と、着実に距離を伸ばして走ることができました。

 

何とか、なりそうかなと自信がでてきました。

 

 

これまで全く走っていなかったのに、

こんなに走ることができたのは、日頃からお付き合いしている

K取締役に相談をして、その通りに実践したからです。

(K取締役は、フルマラソンを何度も走っている方です。)

 

「兎に角、最初は本当にゆっくりで良いので、

長く距離を走る練習をすると良いですよ」

 

そのアドバイスに従って、1キロ8分という、

小走り程度のゆっくりとしたペースで走っています。

 

 

やはり、何かはじめるときには、

その道のプロに相談することが大切だと思いました。

 

 

私は歩くことは好きなのですが、走ることは好きではありません。

それでも、これだけ、休日ごとに走っています。

それは、「11月27日のハーフマラソン完走」、

という明確な目標があるからです。

 

納期が決まった、明確な目標は、人をやる気にさせますね。

 

 

 

さて、今回は8月と9月に実施した弊社内の研修をご紹介します。

 

この研修は、弊社のパートナーコンサルタントである、

アッシュマネジメントコンサルティングの小川先生にお願いしました。

 

小川先生には、若手社員向けの研修を数多く担当いただいています。

人気もあり、評価の高い先生です。

 

 

研修の対象者は、入社して4年目の社員8名と

3年目の社員3名の計11名です。

 

 

社会人になって3、4年経つと、仕事のこと、会社のこと、

世の中のことをわかったつもりになりやすい時期です。

中だるみや伸び悩みがおこり始めます。

 

そこで、この研修は、自分自身を見つめ直して、

もう一段成長する意欲を高めることと、

具体的な行動を促すことを目的としています。

 

8月の前期日程では、自分のこれまでの人生を振り返り、

自分の価値観を整理したり、

自分の言動について上司・同僚・後輩のアンケート結果をもらい、

自分の問題行動を浮かびあがらせます。

その上で、原因・背景を導き出して、改善行動を決めます。

 

そして、9月の後期日程までの1ヶ月間に、決めた改善行動を実践します。

 

9月の後期日程では、この改善活動の実践結果から、

再度、自己内観を行い、発展課題を見出します。

 

 

後期日程は、1泊2日で行ないますが、

ハイライトは、最後に行なう発表会です。

 

この場には、上司も参加します。

上司に対して書いた手紙を、直接上司に向かって読み上げます。

 

この手紙を読み上げるときには、ほとんどの人が泣きながら読み上げます。

それを聴いている上司も、目を真っ赤にして聴いています。

 

実は「上司への手紙」を書く前に(2日目の午後に書きました)、

より気付きを深める仕掛けとして、前日の夜に、「上司からの手紙」を渡します。

 

その手紙には、

・ 日頃、懸命に仕事に取り組んでくれていることへの感謝

・ 自己革新に取り組んだことへの労い

・ 上司として期待していること、克服してほしい課題

などを書いています。

 

今回は、特別、その手紙をスライドショーにして、

研修参加者全員に観てもらいました。

 

このスライドショーを観だしたのは、初日の深夜2時から。

観おわったのが、午前3時半過ぎ。

全員、泣いていたそうです。

 

最後の発表で、私が、えりちんから、もらった手紙の書き出しです。

 

「ボス、本日は私たち6期生、7期生のために、

お忙しい中お越しいただきありがとうございます。

 

ボス、研修を終えて、今、私はとてもワクワクしています。

ジェイックがこれからもっと成長していくことに対して、

変化していくことに対して、

そしてジェイックのイノベーションの土台となる

人材採用、人材育成に携わっているということに対して、

あと、自分自身が変わっていくこと、成長していくことに対して、

とてもワクワクしています。

 

研修では、問題を直視し、そこから目をそらさず向かっていくことで、

自分を変える課題を見つけることができました。(以下、省略)」

 

(ボスというのは、私のニックネームです。)

 

 

こんな深い気付きと、強いやる気を生み出す

研修をしていただいた小川先生に感謝です。

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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