「サンタクロースのミッション」【知見メール162号】

2012/12/14

サンタクロースのミッション

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

先月10月20日(土)に、長年お取引いただいている

N社さんの事業計画発表会に、参加させていただきました。

長野駅から歩いていける綺麗な会場で開催されました。

(N社さんでは、この会を出発式と呼んでいらっしゃいます。)

 

 

N社さんの発表会の後、善光寺に

N社の社員のみなさんと祈願に行きました。

 

長野市には何度も来ていたのですが、

善光寺には足を運んだことがありませんでした。

本堂に向かう参道は、宿坊が立ち並び、

落ち着いた良い雰囲気です。

 

 

国宝である本堂にて、祈祷を受けた後に、

「お戒壇めぐり」をしました。

 

お戒壇めぐりとは、御本尊が安置されている真下に

真っ暗な回廊があり、その中ほどにあるご本尊と

繋がる極楽の錠前を探りあてることです。

その錠前を触ると御利益があるのだそうです。

 

本当に真っ暗で何も見えません。

壁を触りながら、進んでいきます。

回廊から上がってきた人は、みんな晴れやかで、

にこやかな顔つきになっています。

不思議です。

 

(詳しくは、善光寺の公式HPにてご確認ください。

http://www.zenkoji.jp/hondou/kaisetsu/11.html)

 

 

 

以前、がんばれ社長というメルマガを書かれている武沢社長に、

次のことをお聞きしました。

 

「経営計画をきちんと作って、その発表会を

全社員に対して行っている中小企業は、だいたい10%くらい。

 

その発表会をしている会社と、していない会社を比較すると、

黒字経営をしている割合は、前者のほうが

3倍くらい多くなるとのことでした。」

 

 

経営計画の発表会自体に、黒字経営のツボがあるわけではなく、

黒字経営を実現できる要素を掛け合わせると、

経営計画の発表会という結果になるのではないかと思います。

 

 

御社では、経営計画の発表会を行っていらっしゃいますか?

 

 

 

さて、今回も、11月8日(木)に参加した、

ダイヤモンド社主催の「ドラッカー塾 エグゼクティブコース 第2回目」で、

聞いたことをお伝えさせていただきます。

(私なりに意訳しています。)

 

2回目のテーマは、「われわれの使命(事業)は、何か?」です。

 

――――――――――――――――――――――

 

使命がなくとも経営はできるかもしれません。

では、なぜ使命が必要なのでしょうか?

重要なのでしょうか?

 

それらを、理解しやすくなるサンタクロースの例え話があります。

 

来月になると、クリスマスがきますね。

クリスマスといえば、サンタクロースですが、

サンタクロースがやっていることを具体的に考えてみる

とどうなりますか。

 

みんなが寝ている間に、煙突から入っていって、

枕元にプレゼントをおいて、また煙突から出ていて、

次の家に行って、また煙突から入る。

 

時には寒波が襲ってきたり、吹雪の日もあるでしょう。

そんな日にも、プレゼントを1個1個、

1軒1軒届けて廻るのは、大変な仕事です。

 

ここで、ミッションのあるサンタクロースのチームと

ミッションのないサンタクロースの

チームの違いを考えてみましょう。

 

サンタクロースのミッションとは何でしょうか?

ミッションを持っているサンタクロースのチームは、

自分たちのミッションを

「子供たちに笑顔を創りだすこと」と定義しています。

 

ミッションを心の中に持ち合わせていないサンタクロースにとっては、

この仕事は、日々の糧を得るためのものですから、

「こんな寒い日に配達しなければならないなら、

割増の手当てをもらわないと、やってられないよ」とか

「吹雪いているから、今夜でなくても、

明日の午前中に配送すれば良いんじゃない」

と思うかもしれません。

 

しかし、ミッションを大事にし、

「子供たちに笑顔を創りだそう」と

本気で思っているサンタクロースは違います。

 

「子供たちの喜ぶ顔が見たいから、何としても

夜が明ける前に、プレゼントを届けよう」とか

「綺麗な包装紙が雪で濡れないように、注意しよう」と

ミッションの実現に集中することでしょう。

 

 

ミッションがあるかないかは、プレゼントを届けた後、

つまり「仕事の後」にも、顕著に現れます。

プレゼントを届けた後の、両チームの雑談が聞こえてきました。

 

ミッションのあるチームでは、

「子供たちは喜んでいるだろうか?明日、あの家に見に行こうか。」

「来年はもっと多くの家を廻れるように、早めに準備しよう。」

こんな会話が交わされています。

疲れてはいますが、心地よい疲れです。

 

一方、ミッションのないチームでは、

「疲れた、疲れた。今年はとんでもない天気だったな。」

「一晩に100軒も廻れなんて、人使いが荒いよな。」

このように仕事の愚痴が多くなり、

そういう仕事をしていると人は疲れてしまいます。

仕事を続けるのに、我慢が必要になります。

 

 

やっていることは同じことのようでも、

やっている人たちの心境ややりがいは大きく違います。

 

また、相手(子供やその周囲の大人たち)の喜び方も大きく

異なるでしょう。その違いは、きっと年々大きくなるはずです。

 

 

ミッションは、仕事の価値、エネルギーを

私たちに与えてくれるものなのです。

 

ほとんどの会社には、

使命ともいうべき、経営理念、社是、社訓があります。

 

では、本当に使命を持って取り組んでいるでしょうか?

わが社の使命を考えたときに自分がわくわくできますか?

是非、実現したいと感じられていますか?

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

講師を務められている国永さんは、ある経営者に、

「使命なんかなくたって、

売れる商品さえあれば経営はできるんだよ!」

と言われたそうです。

 

確かに、売れる商品があれば、経営は成り立つかもしれません。

しかし、商品にはライフサイクルがあります。

どうすれば、売れる商品を生み出し続けることができるのでしょうか?

それには、使命が必要なのではないでしょうか。

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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