成果の出る社内環境
皆様、今号を担当させていただきますジェイックの近藤です。
先週末は原田研究所の研修に参加してきました。
職場デザイナーという、理想の職場づくりを指導する
講師向けの研修プログラムです。
ちょっとわかりづらいと思うので、
もう少し詳しく説明します。
【普通の中学生を7年で13回日本一に導いた】
原田隆史さんのことは、私だけではなく知見寺も
何度かメルマガの中でご紹介しましたので、
ご存知ではないでしょうか。
その原田隆史さん率いる原田研究所が、
【理想の職場をつくる】ために、
心理学に強い大学と共同研究を重ね、
ある組織診断をリリースしました。
『Ideal Company Method(以下ICM)』
という組織診断です。
ICMについて原田研究所の説明を拝借します。
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現代のビジネスパーソンは誰もが、
「イキイキと働きたい」
「自分の能力を最大限に発揮したい」
という思いを持って、
仕事に臨んでいるのではないでしょうか。
一方で、ビジネスパーソンが働く職場環境は、
様々な問題を抱えています。
「メンタルヘルス」「職場内の人間関係」などです。
こういった問題が組織の機能低下を生み、
企業収益に大きな影響を及ぼしています。
「メンタルヘルス」「職場内の人間関係」は、
もはや社会問題にもなっていますが、
経営者としても目を背けることができません。
こういった職場環境の抱える問題を解決し、
社員がイキイキ働ける理想の職場を創り、
安定した業績を上げる組織に貢献したい、
そんな想いから『ICM』は生まれました。
『ICM』は26個の設問にご回答いただくだけで、
職場の状態がわかる組織診断です。
社員の置かれている状態をプロットすることで、
組織の課題を浮き彫りにします。
※プロット(点)は社員の回答結果です。
https://harada-educate.jp/icm/
かかわりが高い職場は、社員一人ひとりが
「周囲(上司・同僚)から認められている」
という実感を持っているということ。
ルールが高い職場は、社員一人ひとりが、
「職場や仕事が楽しい」
という実感を持っているということです。
ICMの研修では、コミュニケーションを通じて、
社員ひとりが自分自身の存在価値を強く認識し、
仕事を楽しめるように働きかけていきます。
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研修中は、自部門のメンバーにICMを受けさせて、
その結果を元に進めていくのですが、
幸い、自部門には左下のメンバーはいませんでした。
ただ、左上、右下には数名メンバーがいました。
お恥ずかしい話ですが、私の力不足です。
普段、部下とは努めてコミュニケーションをしていますが、
メンバーを認め、仕事を楽しんでもらう、という観点では、
意外とコミュニケーションできていません。
研修中に、右上の状態になっていないメンバーに対して、
どうコミュニケーションを取るのか決めたので、
次回の診断結果で改善していることを期待します。
ICMに関しては、内容もおもしろかったですし、
私自身、実践して、効果を実感したこともあって、
今後、ジェイックとしても取扱い、
お客様に提供していこうと考えています。
もし、興味があればご返信ください。
先行でご案内させていただきます。
研修中に原田さんもおっしゃっていましたが、
ストレスの多い現代社会では、
「メンタルヘルスになる社員が弱い」
ではなく、
「何もしないと(全く気を使わないと)
社員はメンタルヘルスになる」
という認識で、
職場環境の改善に望まなければなりません。
上司からビシバシと叩かれて育つのが常だった
私の新入社員時代、20年前から考えると
こんな時代が来るとは想像できませんでした。
ただ、厚生労働省への「精神疾患の届出」が
年々増えているという発表資料もありますし、
そういう時代なのだと思います。
御社は大丈夫だとは思いますが、
もし、不安に思うことがありましたら、
一度ご連絡をいただければ幸いです。
今回、原田研究所の研修に3回参加して、
職場デザイナーの研修を修了したので、
何かアドバイスができるかもしれません。

