内定者懇談会は、以下のようなコンテンツが基本となります。
自己紹介
最近の学生はPPTなどにも慣れていますので、プレゼンテーションさせることも有効です。
なお、自己紹介は、企業側で多少のトピックを決めてあげると行ないやすくなります。自己紹介の項目に承諾を決めた理由や志望動機、入社後の目標などを入れると、辞退防止にも繋がります。
交流を生むうえでは出身や趣味などのプライベートの側面を入れることが有効です。普通に自己紹介するだけでは面白みに欠ける場合は、自分の出身地や意外な一面などをクイズ形式で答えてもらうゲームなどもおススメです。
ゲーム感覚の自己紹介には、アイスブレイクとしての側面もあり、新人の緊張をほぐし雰囲気を和ませる利点もあります。
グループワーク
グループワークの目的は「交流」と「志望度UP」になることが多いでしょう。前述のように、HRドクターを運営するジェイックでは、ストレングスファインダーを使ったワークを行なっています。
ストレングスファインダーに限らず、コミュニケーションスタイルなどの診断を使ったワークは、共通言語をつくると同時に、共通点を見出したうえでお互いの違いを受け入れやすくするのに効果的です。また、志望度UPに繋げる場合は、組織のビジョンや仕事のやりがい、自己成長など、内定承諾の理由に紐付くようなテーマで行なうことが有効です。
既存社員、経営陣との座談会
人事だけでなく、内定者のロールモデルとなるような若手社員との交流機会をつくるのも内定者懇談会の定番コンテンツです。内定承諾にミッションやビジョンなどの役割が大きいようであれば、経営陣との座談会・質問会を実施するのも有効となるでしょう。
社内イベントへの参加
社内イベントへの参加には、手間もかからず、社員との良い交流機会になるメリットがあります。
ただし、社内イベントを活用する際には、社内イベントの内容が内定承諾者にとって適切かどうか、参加者が内定承諾者にとって適切かどうか(志望度を下げるような内容や人がないか)といった視点でのチェックは必須です。
食事会や飲み会
内定者懇談会では、食事会や飲み会をセッティングして終わりではなく、自己紹介やグループワークと同じように、運営する人事側で意図を持って進行することがおススメです。
グループワークほど厳密に進行する必要はありませんが、内定者が話す相手を調整したり、場が盛り上がるように話題を提供したり、幅広い交流を生むために席替えしたりすることは大切です。
オフィスツアー
入社意欲を高める意味では、実際に仕事を行なう社内や施設をまわるオフィスツアーもおススメです。企業のリモートワークが増えるコロナ禍では、オンライン上で行なうバーチャルツアーも多くの企業で実施されるようになりました。
オフィスツアーを通して社内の雰囲気などを目にすると、「どのような場所で働くのか?」といった不安が解消できます。既存社員との座談会などと併せて実施すると良いでしょう。